DUNLOP VEURO VE304  

念願の脱ランフラット化です😁

先日、路面のアスファルト剥がれを起こしたと思われる穴ポコを通過した際に結構な衝撃があったのですが、恐らくそれが原因で標準のランフラットタイヤの側面に亀裂ができてしまいました。
最初は亀裂だけだったのが、後日ちょっと車を移動させた際に空気漏れも発生するようになり、とうとう空気圧が完全にゼロに・・・😱

それでもディーラーまでの約25kmの道のりを、多少ギュムギュム不気味な音を出しながらも、著しい操縦性の悪化もなく持ちこたえて走ってくれました😌
（サイドに裂け目がある場合でも強度が保たれるのか不安でしたが、見かけ上は裂け目の拡大はありませんでした。）

そんなわけで、ランフラットの頼もしさを改めて痛感し、今回脱ランフラット化しました　（ちぐはぐ😂



選んだのはダンロップのVEURO VE304。

前車のCX-8の時に概ね印象が良かったのと、この車種専用とも言える変態サイズで4輪揃えるとなると数えるほどしか選択肢がないというのも理由です。


フロント：245/40/R21
リア：275/35/R21


＜静粛性＞

やはり交換後は明らかに静かに感じます。
新しい事が影響している部分もあると思いますが、パターンノイズも全くなく快適です。
ただ、体感的には荒れた路面では思ったほどの差は感じず・・・寧ろスムーズで状態の良い舗装路面ほど、静かさがより際立ってくるという印象です。
排気音、エンジン音がより明確に聞こえてくるようになって嬉しい！😁


＜乗り心地＞

230kpaが標準ランフラットタイヤの空気圧ですが、現在260kpaで様子見中です。
それでもランフラットと比較して角の取れた優しい当たり心地です。
低扁平なので大きな入力に対してはもちろんそれなりにガツンとは来ますが、ゴムが大きくヨレたりするような感触もなく非常に好印象です。


＜操縦性＞

ダルくなるかな？と思ってましたが、それはほぼ感じません。
ただ、ハンドルの操舵感は少し軽くなります。
CX-8の時はもともとハンドルが軽かったので、VE304を履いて更に軽くなった事で少々不安を感じましたが、LC500は元から重めのステアフィールなので、絶対的な重さの部分では不満はありません。
そして今回、交換して一番有難かったのが直進性の向上。
以前にGS450hに乗ってた時も同じだったのですが、ランフラットタイヤだとワンダリングがかなり気になっていました。
ちょっとした轍で不意にハンドルを持っていかれるので結構気を使っていました。（後に脱ランフラット化で改善）
今回VE304に交換したことで、やはり同様に全くと言っていいほどワンダリングが発生しなくなりました。
もうこれだけで交換した価値があると思っています！😊


＜燃費＞

まだ計測できていませんが、転がり抵抗は少なくなり、タイヤ重量も軽くなっている（1本あたり数キロ？）ので、悪くなるはずはないと思っています。
ただ、LC500はアクセルを抜くと結構積極的に多段ギアを細かく下げてエンブレを効かせるような制御をしているような感じがあり、空走時の転がり抵抗の部分での改善はあまり期待できないような気もします。


＜ウェット性能＞

雨の日には乗らないので無評価です。
性能を全く気にする事なく選びましたが、性能評価は高めなようです😉


＜ちょっと気になる点＞
●タイヤ側面のデザイン（図柄）には拘ったようですが、個人的にはあまり好きではないかも・・・もっと普通がイイ😂（好みの問題）
●サイレントコアがある事でパンク修理キットが上手く働かない可能性がある



＜与太話＞
ちょうど1年前にリアのロアボディブレースのレビュー挙げた際に、【リアの足回りの剛性強化】と【脱ランフラット化】をすれば更にまとまりのある走り味になるんじゃないかと書きましたが、まさにLC500の2024年モデルの走りに関しての改良トピックがリアの足周りの剛性アップと脱ランフラット化（ラジアルタイヤ標準化）でした。
当時、LC500は新車受注不可でそのまま生産終了になるかもと言われていたのですが、その後開発の方がどのような塩梅に仕上げたのかものすごく興味があります。
そもそも試乗車がほとんどないのでそうそう簡単には乗れませんが、2024年モデル、乗ったら乗ったで悶々としてしまいそうです・・・
乗りたいけど、乗りたくない・・・😂


※購入はネットショップ、交換はディーラーにお願いしました。

（費用内訳）
●タイヤ代
187,635円（ディーラー直送料込）
●作業費用（組み換え、バランス取り、廃タイヤ処分費等）
33,000円