今回のテーマは『隅田川』
隅田川については浅草の近くを穏かに流れる川、そして古くから花火大会が開催される会場位の知識しかない。
少し調べてみると、隅田川は東京都北区の新岩淵水門で荒川から分岐し東京湾に注ぐ全長23.5kmの一級河川であり、この川には24の橋が架けられていることがわかった。
新岩淵水門
隅田川に架かる橋の歴史を調べてみると、昭和初期に建設された古い橋が多いことがわかった。
今回は隅田川に架かる橋の歴史を振り返りながら、まずは『浅草周辺に架かる橋』それからこの季節の風物詩『屋形船』更にはそれぞれの橋から見える『スカイツリー』の夜景を紹介していく。
最初に本日のスペシャルライトアップは…⁉️
『なんじゃこれは😱』
シャッタースピードを遅くして撮っていたらこんな写真が撮れました^_^カメラ購入後1カ月の初心者のため御容赦願います。
改めて今日のスペシャルライトアップは
『粋』
薄いブルーの光は隅田川の流れをイメージしたもので、暑い夏の夜には一服の清涼剤のように感じる。
今回訪れたのは浅草近辺の五つの橋。順番に紹介していく。
①白鬚橋
1923年の関東大震災の復興事業として1931年(昭和6年)今の重量感あふれるアーチ橋に架け替えられた。
橋の名前の由来は近くにある白髭神社から付けられている。
関東大震災後は橋に対して『耐震耐火』の基準が設けられたようで、いかにも頑丈そうな橋である。
優美な曲線を描いたデザインは躍動感がある
緑道からスカイツリーを見ることができる。
②桜橋
1985年(昭和60年)に架けられた台東区の隅田公園と墨田区の隅田公園を結ぶX字の形をした特異な橋。
隅田川では唯一歩行者専用の橋である。隅田公園は桜の名所であり、両岸の桜をこの橋を渡り楽しめることから付けらた名前である。
隅田公園内の台東リバーサイドスポーツセンターからすぐで、体育館前にパーキングメーターがあり車でのアクセスも便利である。
夜になると橋のライトアップが行われとてもロマンチックな感じである。
緩やかな曲線はライトアップされてとても美しい。
橋を歩くとスカイツリーがほぼ正面に見える
歩行者専用のシンプルなデザインの橋であるが、川沿いのテラスからの景色は未来的でもあり、スカイツリーとの相性が抜群に良い。
③言問橋
言問橋も関東大震災の復興事業として1928年(昭和3年)に架けられた橋で国道6号を通す。
橋の名前の由来はこの地に今も現存する言問団子にちなみ付けられたようである。
東京大空襲時の黒い焼け跡は今も残されている。戦争は知らない世代に生まれ育っているが、いつ迄も平和な日々が続いて欲しい。
デザインはアーチがないので地味な印象。
ライトアップも無く、屋形船やスカイツリーがそばに居なければあまり見所が無い橋である。
この橋の最大の魅力は唯一橋の真正面にスカイツリーを見ることができること。
歩いても車で走っても、徐々に目前にスカイツリーが迫り来る景色はなかなかの迫力である。
④吾妻橋
吾妻橋の歴史を調べてみると、江戸時代に創架されたことが記録として残っている。
1887年(明治20年)には隅田川最初の鉄橋として、人道橋、鉄道橋(市電)、車道橋の3本が並行して架けられた。
その後関東大震災の復興事業として、旧橋の撤去と新橋の架替工事が行われ、現在の橋となったのは1931年(昭和6年)のこと。
地下鉄銀座線の浅草駅から一番近いのがここ吾妻橋。橋の名前の由来を調べてみると、対岸の向島にある吾妻神社へ通じる道であったことからこの名になったという説がある。
テラスから見るライトアップされた赤い橋はいつ見ても美しい。
やはり浅草ではこの色が良く似合い、勝手に付けた名前だが『浅草寺レッド』に通じるものがある。
橋の上を跨ぐように首都高速(向島線)が走っている。
一番左側のビルは墨田区区役所でスカイツリーの右側はアサヒビールタワー🍻とスーパードライホール🍺
この場所はスカイツリーが建つ前から記念撮影の人気スポットであるが、偶然にもスカイツリーはビルとビルの狭い隙間に見事に収まっている。
橋の中間位まで歩いて来ると、スーパードライホールの金色の巨大なオブジェが目前に迫ってくる。このオブジェのことを口の悪い方々は、金の💩とか💩ビルと名付けているようだが……正体は❓
ビールの泡🍺❓それとも雲☁️❓
調べてみると『聖火台の炎🔥』をモチーフにしたものであった。
そしてアサヒビールタワーの下のテラスに降りると淡い灯りがともり、そこはカップルさん達の溜まり場となっている。
今宵何を語り合っているのだろうか💕
テラスを歩いていると時折涼しい風が吹いてくるが、『洗練されたクリアな辛口』の冷たい飲物が欲しいところ🍺
このロケーションではもちろん飲むのは
『スーパードライ🍻』
台東区側のテラスを歩いていると、ド派手な屋形船が悠然と目の前を横切って行った。
慌ててシャッターを押した。『パシャリ』
もう1枚『パシャリ』
名付けて『レインボー🌈屋形船』GET‼️
⑤駒形橋
駒形橋も関東大震災の復興事業として、1927年(昭和2年)に架けられたアーチ橋である。
橋の名前の由来を調べてみると、『駒川の渡し』や観音様が上陸した『駒形堂』から付けられたとされている。
吾妻橋から撮った写真であるが、吾妻橋からは僅か300m位の距離。
橋の袂からスカイツリーを良く見ることができる。
テラスに佇んでいると今度は遊覧船が通り過ぎて行った。
今回のブログはここまで。
テラスを歩いていると、やはりこの季節の風物詩である華やかな屋形船や遊覧船が次々に通り過ぎて行き風情豊かなひと時であった。
次回は隅田川下流の方を探索してみます。
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2017/07/20 23:15:50