ソース焼きそばグランプリ準々決勝第三戦は京都VS静岡のご当地焼きそばを提供するお店同士のバトル‼️
第三戦
・京都焼きそば専門天(赤坂)
VS
・焼きそバー KINOKOYA(西葛西)
最初のお店は2021年赤坂にオープンした『京都焼きそば専門天』
専門店ではなく『専門天』という店名は関西風のシャレが効いているが、どんな由来があるのだろうか。
京都で2020年よりブームが到来しているのが『焼きそば』のようで、お店のHPの紹介では京都高倉二条にある『鉄板焼・お好み焼き仁』の姉妹店だそうです。
地下鉄赤坂駅に到着したのは1時🕐今日は午前中の仕事が終わってからの来店になってしまった。
赤坂にはTBSの放送センターがあるが📺
駅周辺には映画『ハリー・ポッター』の世界をインスパイアした建物が建ち並んでいる。
赤坂には客先のオフィスがあり以前は週1回程度訪れた街であり、この界隈にもランチを食べに来ていた。
横浜の伊勢佐木町のように狭い一方通行の通り沿いに、多くの飲食店が軒を並べている。
さて目的のお店がなかなか見つからないが、このお店は今年の冬に開催した長崎ちゃんぽんグランプリの時に入った金葉亭🍲
永ちゃんが足繁く通ったお店で、その時食べていた長崎皿うどんを機会があれば食べてみたい。
一歩大通りに出ると日枝神社の鳥居があるので目的のお店はすぐ近くにあるはず。
繁華街の一角に提灯が見えてきたがここが『焼きそば専門天』
外観は小綺麗だがそれ程大きいお店ではなくこじんまりとした感じ。
店頭の張り紙が気になるが早速入店してみます。
店内はカウンター席とテーブル席を合わせて10席程でこじんまりした隠れ家的な雰囲気。
券売機のメニューを見ると焼きそばは4種類で味は『ソース味と塩味』麺は『細麺と太麺』を選べる。
京都の本店は鉄板焼きやお好み焼きが提供されているが、このお店は焼きそばオンリー‼️
焼きそば850円と大盛の300円はかなり割高🆖
カウンター席に座り『ソース焼きそば 細麺』を注文した。
店主との距離も近く鉄板で焼きそばが焼ける音、ソースの香ばしい香りが漂い食欲がわいてきた。
とにかく店主一人で切り盛りしているのでオペレーションが回っていない感じ。
3人組の尾根遺産は入り口で15分以上待たされたあげくやっと入店できた。
店内を見渡すと京都焼きそばの特徴を記したポスターが貼ってあった。
要約すると京都の製麺所の麺、京都メーカーのソース、京都の食材を使用しているのが京都焼きそば。
結局入店して20分後やっと注文のソース焼きそばが運ばれてきた。
本来の京都焼きそばは青々とした九条葱がたっぷり盛られているが、葱は大の苦手なので抜きで作ってもらいました。
まずは具材のチェック☑️
野菜はキャベツがメインで量は多めだった🥬
豚肉は大きめのバラ肉がゴロゴロと転がっていた🐖
それでは頂きま〜す。
麺はシャキッと歯応えがありとんこつラーメンのバリカタのような食感だった🆗
ソースはややスパイシーで濃いめ。焼きそばのソースは甘めが多いが、ピリ辛の食感でこれはなかなか旨い🆗
店主に確認したところ元々甘めのソースだったが、お客の甘すぎるという意見が多く現在の辛めのソースに変更したそうです。
鉄板のお皿で提供されたので最後まで熱々で美味しく頂けました🆗
二店目のお店は西葛西の『焼きそバー KINOKOYA』
駅から徒歩5分程の場所にお店があるが、『焼きそバー』という名前から夜はお酒を提供するお店であることは容易に推測できる。
一風変わった名前のお店だが、東京都内で静岡県の『富士宮やきそば』が味わえる貴重なお店である。
日本最大級のまちおこしイベントとして2006年から開催されている『B-1グランプリ』
その記念すべき第1回大会から2年連続で富士宮焼きそばがグランプリを受賞したことは知っていたが……
実際に食べたことはなくどんな焼きそばなのかは全く知識がない。
今回はあえて下調べはせずに初食べの素直な味をレポートします。
東西線の西葛西駅に到着したのは11時半🕦東西線はあまり利用することがないが意外と閑散としていた。
駅のロータリーにはタクシーや送迎の車も殆どいない。
お店に行く途中の道も歩いている人の姿は少なかった。
この中学校の裏側に目的のお店がある。
この体育館のような建物は創価学会の記念講堂だった。
目的のお店はその向かい側にあった。
まだ新しくこ綺麗な感じの店内は、カウンターとテーブル合わせて15席席と思っていたより広々としていた。
2020年10月OPENというチラシが掲示されていたが、富士宮から西葛西に移転し17年間営業後、新たにこの場所に移転してきたそうです。
メニューを見ると左がカレーやナポリタン等の創作焼きそばで、右側がトッピングが異なるベースの焼きそば。
券売機で豚肉入り焼きそば660円を購入した。
全体的にどのメニューもリーズナブルで良心的🆗
カウンター席に座ったが厨房の調理風景が良く見える。
小さな額に飾られていたのは富士宮焼きそば学会の正規登録店の証明書。
意外と早く5分程で注文の豚肉入り焼きそばが運ばれてきた。
まずは具材のチェック☑️
焼きそばの上にかかっている茶色の粉末は何だろう?
焼きそばは青のりが定番だか、磯の香りがするが鰹節かなぁ……
野菜はシンプルにキャベツのみ🥬
驚いたのはボリューム満点の豚肉💯🐖
大きな豚肉が五切れ程焼きそばの中に埋もれていた🐷
それでは頂きま〜す‼️
麺は少し硬めでしっかりした歯応えとコシがある細麺で、ソースと削り粉と調和し独特の食感。
食べていて感じたのが脂っぽさがなくあっさりとしていた。
食後に店主の奥様に富士宮焼きそばの特徴を聞いてみたが、以下の回答が得られた。
・麺は富士宮の蒸し麺を使っている。
・粉末はイワシの削り粉をふりかけている。
・ソースはブレンドしたオリジナルソース。
・油を使わず鉄板の上で水を加えたりキャベツの水分で柔らかくしながら焼く。
京都VS静岡のご当地焼きそば専門店同士のバトル‼️ジャッジは如何に?
⭐︎京都焼きそば専門天
ラーメンはスープが命だがやはり焼きそばは『ソースが命』
ピリ辛でどことなく懐かしさを感じさせるソースの味のおかげで、より細麺の個性が引き立っていて一味違う焼きそばだった。
グルメの若い尾根遺産が15分も待って食べているのはそれなりの理由がある。
⭐︎ 焼きそバー KINOKOYA
しっかりした歯応えとコシを持ち独特の食感の蒸し麺。そしてボリューム満点の豚肉。脂分が少なくあっさりヘルシーな味と一味も二味も違った美味しい焼きそばだった。
さてどちらの焼きそばもレベルが高く勝者を選ぶのは悩ましいところ。
・京都焼きそば専門天はオペレーションが悪く、提供まで時間がかかりランチには使えない🆖
・コスパ面でも850円に対して660円とリーズナブルなKINOKOYAに分がある🆗
よって準々決勝第三戦の勝者は 『焼きそバー KINOKOYA🏆』