懐かしの阪急電車2~1010、1100系シリーズ
投稿日 : 2011年11月28日
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撮影年代はバラバラですが、少し載せてみます。
まずは1010系1035Fです。反対側にはゾロ目の1111号車が連結されていたのですが、残念ながら撮影しておりません。当時は1010、1100系のグループが8両編成で7本配置されており、比較的簡単に乗ることができました。梅田駅にて1982年5月5日撮影。
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写りの悪い写真ですが。1100系のトップナンバー1100Fです。伊丹駅にて1983年3月18日撮影。
1010、1100系は、車体更新を始めるにあたり、1100号車で試験的に改造を加えました。窓枠のアルミ化、標識灯と幌枠の無塗装化です。しかし、この姿は、新しさと古さがごちゃ混ぜになり、妙な感じがします。その後開始された冷房装置取り付け改造では、窓枠のアルミ化のみが行われました。
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こちらは1114Fの車内。車番は不明です。1984年3月17日撮影。
同車は1100系の非冷房車で宝塚線に最後まで残った車両で、1985年8月まで宝塚線で使用、その後今津線に転出し、阪急最後の非冷房車のひとつとして使用されていましたが、1986年3月に廃車されました。
内装も網棚も原型のままの懐かしい姿。
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同じ車両の屋根側を撮影。
内装の木目印刷は冷房改造車と違って更新されず、原型の濃い内装色のまま。蛍光灯は中央に集約して配列されており、カバーが着いている車両もあったようですが、今となっては詳しいことはわかりません。右側に見える丸いふたの中には換気扇のような大きな扇風機が入っています。着席すると常時風はくるのですが弱く、むしろ810系以前の首振り扇風機の方が快適に思えました。
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暗い写真ですみません。同じく1114Fで、1985年3月26日に十三駅にて撮影。朝ラッシュ前でまだ薄暗かったですが、写真の技術がなくこんなものになりました。1114Fは私が特に好きな編成で、何度も宝塚線に乗りに行きました。反対側には1010系の初期車1014×4が連結されていて、そちら側も撮影しているのですが、非常に暗く掲載は断念しました。
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1115Fと1026Fのすれ違い。1987年11月21日に伊丹線の新伊丹~稲野間で撮影。この頃、伊丹線では1026F、1103F、1108F、1115Fを確認しています。冷房改造車は一部を除き窓枠がアルミ化されています。また、1010、1100系の初期車は、先頭車の前面窓枠がHゴム支持(上の1100号車の写真参照)になっていますが、後半製造の1115FではHゴム支持ではありません。1115Fは1108Fとともに最後まで宝塚線で使用。1026Fはこのシリーズで一番最後まで阪急に残り、1989年にさよなら運転を行って引退しました。
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こちらは1113F1163号車の車内。1984年12月28日に伊丹線にて撮影。確か午前6時前でまだ外は真っ暗です。内装が更新され、1114Fよりも明るい色になりました。一方で1010、1100シリーズのトップを切って冷房装置が取り付けられたこの1113Fだけは、窓枠と網棚が交換されておらず原形を保っています。個人的には黄土色のような原型の窓枠の方が好みです。
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同じく1163号車の車内。撮影日は同じです。冷房装置取り付けによる吹き出し口設置のため、蛍光灯の位置が移動されました。暗い写真ですが資料ということで載せます。
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