毛越寺庭園

世界遺産　毛越寺庭園　

池というには広大過ぎるスケール

毛越寺と言えば　あやめですね

お見事です　お世話をしている管理人さんに尋ねたら

このように大輪の花を咲かせてから

二日で傷んでしまうとのこと　儚いもの故に美しいのか

祇園精舎の鐘の声　

諸行無常の響きあり　

沙羅双樹の花の色　

盛者必衰の理をあらわす　　～平家物語より～

うちの祖先は源頼朝が挙兵の際に

真っ先に討たれた平家と伝わっております

天下人となった平家も　やがて　源平の戦いにて壇ノ浦で滅亡

家督である　頼朝というよりも　
九郎判官義経と武蔵坊弁慶ら　その郎党の武勇に　滅亡させられた

その驚異的な強さを誇る武者　源義経を育んだのは奥州藤原氏

ということは平泉も平家物語にも一枚かんでいるわけで…

奥州　藤原　三代

初代清衡、基衡、秀衡

自分たちが天下人とならんとした形跡はなく

現世に　極楽浄土を顕現させることを方針とした政りごとをしていた

いわゆる　自分たちの私利私欲ではなく

民のために心を砕いた　支配者と言える

～この世を極楽浄土に～

そんなことを本気で考えていた支配者は日本史上　類がない

それ故の　世界遺産認定

現代日本を事実上支配する政界・財界のお偉方たちに

奥州藤原氏の爪の垢を飲んでいただきたいものだ