整線作業

中古でナビを落札して配線のチェック。

絶縁の為に塩ビのテープで巻いてあったので剥がして、パーツクリーナーをウエスに吹き付け配線のベトベトを除去します。

オラは、ビニルテープでの絶縁処理が嫌いです。
後で手直しする時に手がベトベトになるし。
見た目が悪い。

見えない所だからこそ、綺麗にしとかないと後々、故障の原因になっても発見が遅れるので。


右上の写真は、

エレクトロタップを外した跡。

被覆がめくれた箇所を確実に保護します。

これを怠ると車の金属部に接触した時にショートします。

左下の写真は、

銅線同士をねじっただけで接続してありました。

引っ張られとき外れやすく、振動で緩んで接触不良になり動作不良の原因となるので。

コネクターのピン抜き作業

クリップを真っ直ぐにしてピン抜き工具として代用します。

正面から見ると、ピンにツメが掛かっているので押し込でやると

簡単に抜けます。

取り付ける際に間違え防止する為にカメラで配線の場所を抑えておけばミスを未然に防止出来ます。

複数の配線を抜くとミスをする恐れがあるので１回の作業で最大でも3本までしましょう。

不要な配線があれば、間引きすると後で配線をまとめやすくなします。

コードのサイズに合った圧着チューブを用意してコードに通しときます。（写真は、割愛）

半田付けする部分にペーストを塗布してコテで熱して溶かし込んでやる。

細いコードならハンダを流し込むだけで付くけど、電装用の芯線が多く太いコードはハンダが溶け込みにくいの表面の酸化被膜や油分を除去する役割をペーストがしてくれる。

コテ先を芯線に接触させてしっかり加熱させてハンダを押し込むように溶かし込みます。

ヒートガンで圧着チューブ全周に均一に熱を加える。

100円ラーターやコテの熱でも可能だがあくまでも代用品と考える・・・。

ヒートガンは、ネットで2千円〜3千円ほどで買えるので買って損をする工具では無いので購入をオススメします。

圧着終了。

エレクトロタップを外した跡は、圧着チューブのみの保護となるので割愛。

ピンをコネクターに押し込むと簡単に入ります。

後は、自己融着性絶縁テープでまとめます。

自己融着性絶縁テープは、塩ビのテープより値段が高いですが、電気絶縁性・防水性に優れているしベトベトしないのが良い。