s13 2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
例えばですが、
フロントをGT-Rサイズにすると、リアがノーマルではフロント10:リア1くらいの感覚でしょうか?
パッドで3か4、大径ローターで強化しても、5か6の段階で、簡単にソリッドディスクが歪みます。完全に強度不足なのです。せめて、リア8くらいの制動力がないと前後バランスもなにもないのです。
どうしてもベンチレーテッドディスクが必要になります。
「じゃ、フロントのローター入るんでない?」
おお、でも、片持ちキャリパーで、ぶ厚いローター挟めるか、心配になってきます。
「じゃ、フロントのキャリパー入るんでない?」
おお、でも、サイドブレーキが無くなり、困ります。
「ドリフトしないなら、要らないじゃん!」
いや、要りますから。
2
そこで、定番のスカイライン流用です。
すばらしい制動力を手に入れることができます。富士のストレートでも大丈夫です。
2PODキャリパーは、軽くて、パッドもデカいし、カッコ良いです。
しかし問題もあります、重量が増えるのです。
「ベンチの重さは許容できますが、ドラムの重さは許せない」、です。
アルミナックルでの軽量化分が吹っ飛びます。
見落としがちですが、サイド引いても、キャリパー・ローターは仕事しません、ドラムが効きます。
あと、ヤフオク等で書類買って、構造変更して改造車にならないと公道走れません。S15はこの方法ではだめなようです。
ワイヤー式でベンチレーテッドなのは、NSX、MR-2・S、RX-7・8あたりでしょうか?
でも、ブラケット無いです。
理想は、2ピースローター、適度なキャリパーとブラケット、うまいサイドブレーキ機構ですが、とんでもない金額になってしまいます。
まあ、将来は、回生ブレーキになるでしょうから、ほどほどに。
3
ハブについて
左がドラム有、右がドラム無の裏側です、それぞれに4穴と5穴があります。
だいたい同じ形です、黄色の部分の出っ張りが違います。これが無いとドラムを組めません。組んではいけません。
逆にあっても、ノーマルブレーキは付きます、無駄に重いだけです。
とりあえず5穴化して、そのうちドラム化するかもしれないときは、ドラム有のハブを使うこともできます。
また、4穴ドラム(R32NA等)のハブを使えば、ドラム化しても上の写真の様に4穴ホイールを独占できるのです。
写真左はGT-R用なのでドラシャの内径が太いです。大抵は右の内径ですので買うとき注意が必要です。
GT-R用を使う方は、ナックルをアルミにすると思いますので、そちらを参考にしてください。
4
インチダウンについて
ホイールはブレーキが許す限り小さい方が良いと思います。
理想は、「キャリパーとの隙間、名刺一枚」です。
20何インチの極薄タイヤ引っ張って中スカスカで走れますか?
今時、18や19じゃ誰も驚かないです。
225幅なら16、255でも17で十分ではないでしょうか。
エアヴォリューム確保して、軽い方が全然良いです。
15の深リム、また履きたいです。
5
4穴について
機械科の人に聞いたのですが、乗用車のタイヤをとめるには、ナット2本で十分だそうです。
3点決まれば面が出ます。
保険で1本つけても4穴でおつりがきます。
タイヤ交換早いです。
ハブボルト1本分軽いです。
ホイールはメーカーに言えば、作ってくれます。
4穴バンザイ。
6
ばね下重量。
この言葉聞くと、ゲンナリします。
続く言葉に、相当の覚悟が必要です。
ばね下ってどこでしょうか?
私は、勝手に、動くアーム類のボディの付け根から先の全部と思っています。従って、スプリングもばね下と思います。
軽い方が良いと聞きますが、なぜでしょか?
タイヤが動きやすいからだと思います。
串に団子さして、水平に持ち、先端だけを上下に振ったと思ってください。
団子が重いほど、動きにくく、止まらないです。
つまり、重い方が動きにくいのです。
さらに、団子の位置を変えます。
先端より手元に移動しするほど、動きやすくなります。
つまり、遠い方が動きにくいのです。
合わせると、
遠いところが重いほど、動きにくいのです。
では、動きやすくするには、どうすれば良いでしょうか?
遠いところを軽くする、重いものは近づける、です。
(だから倒立ショックは、理にかなっているのです)
ついでに、回転についてですが。
軽いと、回転しやすく、止まりやすいです。
重いと、回転し続けようとします。
フライホイールと同じです。というか、タイヤもフライホイールの一部です。
中心からの距離でも違います。
というわけで、何を言いたいか、ご理解していただけたと思います。
冒頭の、「ばね下1キロの軽量化は・・・・・・・・・」とか言ってるお方の程度も知れるでしょう。
ばね下の何処と、ボディの何処(オーバーハング・重心点・屋根の上)の話をしているのか?
比率はどうやって出したのか?
何が変わるのか?(加速・燃費・ラップタイム・乗り心地)
メリットだけなのデメリットはないの?
なんて、聞いてはダメです、ケンカになります。
試しに、ウエイト貼って、走ってみてください。
元の状態によっては、しっとり感や重厚感を感じるかもしれませんが、それはそれで、セッティングです。
以上、慣性の法則でした。
7
サイドブレーキについて
サイドはドリフトせる為だけにあるわけではないです。
リアの制動力をコントロールする大事な装置です。
坂道発進や雪道、下り坂でも使います。
ないと、車検取れません。
8
キャリパーについて。
1PODでも、ロックは出来ます。
デカいキャリパーは、大きいパッドを有効に使える、から良いのです。
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