オイルキャッチタンクならぬエアーフィルター取り付け

今回の取り付ける物です。
工業系に詳しい方はおなじみの、SMCのエアーフィルターです。
今回はこの製品を使用します。

今回この状態までバラします。
エンジンカバーも外します。

前回、エンジンルーム消音対策でバラした事がありますのでスムーズにバラせました。

で、これが元のブローバイガス配管です。
って、この説明で今回の主旨がばれてしまいました。
そうですブローバイガス対策です。
この前、スロットルバルブの中をを覗いてみるとタール状の煤がこびりついてるではありませんか！　推定5mm以上！？
ブローバイガスの油分にEGRからの煤が付着したものと思われます。
今回はその油分対策です。

皆さんも時間が有ればスロットルバルブ内部を覗いてみてください！
ショック受けるかも！
ディーゼル特有の症状ですね。

この様に新しく配管を引き直します。
このホースは耐熱・耐油ホースで圧力も1MPまで対応してる優れたホースです。エンジンルームになじむようホースの色も黒です。
真鍮製のエルボを使用して90°曲げてます。

エンジンカバー上部を横から覗いたところですが、各種カバーを取り付けても配管は干渉しておりません。

フィルターの取り付けです。
ボルトオン装着です。
ステーもSUS製で自作です。（レーザー切断・プレスブレーキでね）
このフィルターは、オイルミストを分離除去し、0.3μm以上のサビ・カーボンなどの微粒固形物を取り除く性能をもってます。内部圧力も1MPまで対応してます。
性能は産業機械にも使用されるほどのお墨付きです。
オイルキャッチタンクより優れものです。・・・のはず。

フィルターを横から眺めたところです。
フィルターケースには覗き窓もありますので内部の汚れ具合の確認もできます。

装着後の全体風景です。
ホースの色も黒ですので純正チックです。また配管の見た目も綺麗にしてます。
これで当分走行してみて、そのうち結果報告も行いたいと思います。　どれだけ油分抽出できるでしょうか？

次回は煤けてオイルべっとりのスロットルバルブ洗浄を行いたいと思います。　洗浄道具は揃えてますが、いつになるか・・・。