おしゃもじマイクの改造（FT991AM用）

いったんICOMのIC7100用にしていましたが、サブの無線機を入れ替えることにしたので、八重洲無線のFT991AM用にしなければなりません。

以前と同様に裏蓋のネジ3本を外して、裏蓋を外します。

中身が出てきます。
ICOMのマイクラインは+8Vが重畳されており、8㎝のコンデンサマイクならそのまま繋げます。

FT991AMのマイクラインには、直流電圧が重畳されていないので、別の＋５V供給ラインから2.2kΩの抵抗（写真は使った現物では無くイメージです）を通してコンデンサマイクの＋側に供給します。
一方、マイクラインには、直流電圧を漏らしてはまずいので、16V10μFの電解コンデンサ（こちらもイメージ）を入れて無線機のマイクラインに直流電圧が出ないようにします。当然コンデンサマイクの＋側に電解コンデンサの＋側に接続します。－側に無線機のマイクラインを接続します。

FT991AMに接続した図です。

コンデンサマイクの出力レベルがデカいのかダイナミックマイクに比べてFM時に音が歪んでいるといわれてマイクゲインを下げて、送信イコライザーも低音をー２０、中音を０、高音を１０に設定しました。
暫くこんな感じで使ってみます。