しばらく単独ではブログアップしていませんでしたが、ついにオーダーキャンセル+返金要求をしました。
ちなみにNovutensileria di Attanasi Gabriella というのが出品者。
今までの経緯は、時間が経ってしまって調べないと正確にはかけないのですが
11月6日にAmazon経由で発注。この時点で確か11月17日が到着予定でした。発注直後に出品者より「色はグレーかオレンジか?」問い合わせがあり、グレーだと答えるとそれなら問題ないという返事が。
到着予定日2日前になっても発送したという連絡もなく、トラッキングもできないためその後数度にわたってメールをしたと思います。キャビネットに遅れる事2~3日で日本の業者に発注した赤いツールトロリーの方は日本の業者の在庫品だったので数日で到着。
12月に入ってからやっとトラッキング可能になりました。有名なFedEX。これなら安心かと思ったのですが…
12月も12日にやっと到着したキャビネットは天板部分の4つの角にすべて傷があり、酷かった部分は樹脂製トップボードが割れて本体も変形、最上段から2段の引き出しはスムーズに開閉できず。
即刻返品と代替品を出品者に要求しました。
出品者と何度かメールのやり取りをしましたが、なかなか引取りの具体的なことがわからず、Amazonマーケットプレイス保証を申請。すると出品者は「なぜ余計な事をするんだ。保証を取り下げないと代替品発送の手続きができない」
ここで私が早まったかなと思ったのは、相手方にはこの保証はキャンセル+返金と伝わったらしいのです。実際にこの保証はそういう事だったようで、返品及び代替品再送とは意味合いが違っていました。
ただし、相手の出方を見るためしばらく応じませんでしたが、再三にわたり取り消しの要請があり「我々は創業30年以上の会社で顧客を第一に考え今がある。販売についてもプロですべてを我々に任せてもらいたい」と懇願してきたので、やむなく保証申請を取り消しました。(このまま返金手続きに入ればよかった…)イタリアのこの会社のサイトもチェックしましたが、国内に数店舗持ち、工具屋というよりは資材屋というべき店で、この規模の店ならいい加減なことはしないだろうと思ったのも間違いだったようです。(ちなみにBETA製品はすべて取り扱っているようでした)
イタリアからはFedEXで輸送されてきたため、FedEXにも並行してこの件を話して対応を求めました。
なかなか返送の案内が来ないため出品者に連絡すると、FedEXから送り状を待っているとの返答だけで引取りが進行しません。その後FedEXに問い合わせたところFedEXには返送の要請は来ていないことが判明し、出品者からFedEXではなくTNTが引き取るので余計な詮索をしないでくれと言われました。(ちなみにFedEXとTNTは提携関係にあります)
年末になって急にTNTが引き取りに来たのですが、送り状がなくそのまま戻ることになりました。その後出品者よりやっと返送時の送り状がメールされ、それを持たせてキャビネットを引き取ってもらったのが年の瀬も押し迫ったころでしたが、書類に不備があるため成田で止まっていることがTNTの調査で判明。こんな状況での年越しとなりました。1月に入りその後何度か出品者とメールでやり取りしましたが、TNTで調べてもらったところ1月も終盤に迫ったころイタリアについたが、先方が受け取りを拒否しているとの事。
そしてTNTからは1月29日に先方が引き取った旨連絡が受領サイン入りの受領書とともにメールされてきました。ところが出品者は受け取ったことには一切触れず、こちらからの代替品発送要求に対し「我々はプロだからあなたの信頼を裏切ることはない。忍耐強く待ってほしい」の1点張り。
こちらも「あなたのプロ意識や、返送した破損品には興味はないので直ちに代替品を送らなければキャンセルし返金を要求する」と答えました。すると「代替品を発送した」と送り状を添付してメールを送ってきました。
返品時にはTNTと連絡を取って監視していたので、すぐさま送り状をTNTにメールし確認してもらいましたが、この送り状ではトラッキングできず「1週間以内にトラッキングできなければキャンセルする」と通告。その後TNTが出品者の発送担当者と直接連絡を取ったところ、なんと「日本への発送予定はない」と確認が取れたそうです。
つまり出品者は偽の送り状を送ってきたということになり、私は出品者の時間稼ぎに今まで付き合ったことになります。これが昨日の状況。丸々詐欺ではありませんが酷い会社です。
こんなショップは使ってはいけません!
ただし価格が非常に高い(特に送料)ため使う人はいないとは思いますが。例えば3千円ほどのプライヤーに5千円の送料とか。
私の場合、契約時に5千円足らずの送料だったのが、その後4万円以上に上がっていました。(現在は該当品の取り扱いそのものが中止となってます)梱包問題で品質が左右されにくいハンドツールなどはいいかもしれませんけど。
また並行してイギリスのサイトに同じ製品の見積もり依頼をしましたが、10日以上たっても返信はありませんでした。
昨晩深夜帰宅後にすぐにAmazonに注文のキャンセルと返金の苦情を申し立てました。
一応Amazonからはすぐに「調査します」との回答はありましたが、どの程度調査してどんな回答が得られるのかは全く予想できません。
今回勉強になったのは、グーグル翻訳の使い方。
何も考えずに日本語を入力すると、結構大切なところが誤って翻訳します。特に主語!
日本語は主語を省略することがとても多いことに気づきました。私とかあなたとかです。これを略すといとも簡単に逆に翻訳してしまいます。翻訳文をチェックせずコピペすると痛い目にあいます。
とにかく翻訳前提でくどい日本語で入力する必要がありました。
Amazonだからと言って安心するな!
良く注釈で「○○が販売します」と店舗名が入っている場合が多いのですが、こういう場合は本人が出品者と直接ネゴしなければなりません。海外との取引では基本英語となるので要注意。
私の場合どちらも母国語でない言語を介しての意思疎通ですから、すんなりとはいきませんでした。
後は大手運送会社でも安心できないという点。フォローは予想以上に頑張ってしてくれましたが、運送過程はトラッキングこそできるものの実際の作業までは管理できず、良くある輸送上の破損はつきもので、運送会社は基本梱包上の問題とするでしょう。するとこれは荷主の責任となり保証はされません。今回もこのケースでした。
60kgもあるキャビネットをただ段ボールでくるんだだけでは破損して当然です。
この後Amazonがどう対応するかは追って紹介するつもりです。
Posted at 2018/02/22 10:59:25 | |
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