油圧式パンタジャッキ　オイル漏れ　F-24 大自工業（メルテック）

大自工業（メルテック Meeltec）F-24（パンタジャッキ）は現在販売していない。購入した記憶がないぐらい前に購入している。以前から、本商品はオイル漏れをしていたので、メルテック ジャッキオイル（F-62)でオイル補充をしていた。そんなもんかと思っていて、使用頻度も低かった。
　今度使用しようと思って、物置をチェックした際、周囲のオイル漏れが気になる。物置を掃除して、F-24を眺めた。汚れるから捨てるべきか、買い替えか、、、。
　この工具（ジャッキアップ目的に使用）に問題があるとかなり危険である。
　ジャッキアップの際は必ずウマを使用している。最近、フロアジャッキがメインで、このパンタオイルジャッキや車付属のパンタジャッキはほとんど使用していない。

パンタグラフジャッキは、フロアジャッキを使用しにくい狭い部分で活躍する大切なツール（最近使用していないが、使用する前に適宜オイル補充していた）。ボトルジャッキ（だるまジャッキ）は使用用途に限られ、車体を傷つけることに注意が必要だし（接点が狭いため、車体に圧力が加わり過ぎる）。パンタジャッキを捨てるのはもったいない。
　いつもパンタジャッキの底が油ににじみ、原因はリリースバルブから少しずつオイルが漏れていることで、結果、ハードケースや物置がオイルで汚れ、心地悪くさせていた。

ハードケースを掃除した。オイル除去をきちんと行い、プラスチックが一部割れていたため、コニシ　SUボンド（コニシ　ボンドウルトラ多用途SUプレミアムソフト）で補修した。

オイル漏れを起こすリリースバルブの仕組みについて考えた。
FJ-100の説明書をみると、
※注意：故障の原因になるため、リリースバルブは１回転以上回さないでください。
実際回したことがあると思う。、、、となると、この球体（次ページ）が適切な位置からずれて固定され、その隙間からオイルが漏れているのだろうと仮説を立てた。

パンタジャッキのリリースバルブを上側にして、リリースバルブを１回転以上緩め（自己責任ですので要注意です）、適切な位置に戻すことを目的にパンタジャッキをコンコンコンと叩いて、リリースバルブをゆっくりと締めた。
注意：画像はイメージです。

オイル漏れが完全に直ったわけではないとは思うが、放置30分後にチェックすると明らかに軽減していた（拭き取っていません）。

黒いゴム(給油栓)を開け、メルテック ジャッキオイル（F-62）、を補充注入して終了。

外観