連休最終日の大失態の一連の写真(失態を演じながらも撮影は続けた)のフォルダーが無い!!(; ・`д・´)
そっくりそこだけ、無い…。
ひょっとして、寝惚けてパソコンをいじっていた時に、まとめて削除してしまったか?
USBにも、パソコン内にも無い…。
よりによって、あれだけが無いとは???
まさか、自分の潜在意識で、消したい記憶の各写真を、消してしまったか?
なんだか、無意識に、ワザと削除したかのような気がしてきた…。
とまあ、超常現象めいた言い草になりましたが、要は、連休最終日の月曜日に、自分でオイル交換をしたんですね。本当に久しぶりに。
で、あるミスを犯して、かなりのオイルを、地面に撒いてしまったんです。
それで、思いっ切り自己嫌悪になったって顛末なんですけどね(^▽^;)
写真が無いので(本当にそれは悔しいです。写真さえ残っていれば、「整備手帳」にでも順番に写真掲載して、そこそこ楽しんでもらえるものにはなったかも知れない)文面だけで説明しますと、
1. オイルとオイル吸い取り用のポイパック(4.5リットル×2個)を近所で買って来た。
2. 10年以上前にムーンアイズで買って来たスロープを用意し、クルマで乗り上げた。
3. 何しろオイルが7リットルという量なので、プラスチックの受け皿を敷いた。
4. クルマの下にもぐり、ドレーンを緩めて古いオイルを受け皿に出した。
5. オイルが抜け切ったと思われる頃、2個のポイパックに分けて廃油を注ぎ込んだ。
6. フィルター・エレメントを外した。(リテーナーが失われてない事を確認。)
7. ドレーン・ボルトに、純正ガスケット(冒頭の写真のもの。一回ごとに使い捨て)をかまし、オイルパンの穴を閉じた。(参考までに、下図の83番が、冒頭の写真のソレですね。))
8. フィルター・エレメントを、カートリッジに入れ、リテーナーでフタをし、さらにカートリッジの縁にゴムのパッキンを乗せた。(その際、パッキンには、指でオイルを薄く塗っておく。)⇒下の写真参照。右側の新品エレメントにひっついている、黒いゴムの輪がそれ。
下の図は、取り付け方。これはS50型の整備要領書からのものだが、S54もほぼ同じ。
9. フィルターのカートリッジをエンジン側のアタッチメントに装着し、締め込んだ。
10. オイル・フィラーの口から新しいオイルをジョッキで注ぎ込んだ。
11. ゲージで、オイル量がF辺りである事を確認した。
12. エンジンをかけた。
…と、ここまでは順調でした。すると…。
13. エンジンから、「ジャッ、ジャッ、ジャッ!」という異音が聞こえ、咄嗟にエンジンを見た。
14. すると、オイル・フィルターの接合部から、オイルが「ジャッ、ジャッ、ジャッ!」という音と共に、シャワーのように噴き出していた。
15. 咄嗟にエンジンを切った。
16. フィルターのパッキンがずれていたのでは?と思い、カートリッジを少し緩め、パッキンの状態を確かめた。
17. さほどずれているようにも思えなかった。
18. しかし、間違いなく、オイルは噴き出した。松旭斎すみえの水芸じゃないんだから…。(やっとそんな冗談を言えるまでに回復した…(-_-;))
19. 新聞紙で、地面のアスファルトにこぼしたオイルを可能な限り吸い取った。
20. そこで、ふと黙考し、かつて車検に出した際に、いつもの修理工場のオヤジさんから、「どこでやったのか知らないが、フィルターにゴム・パッキンが2枚重ねてあって、それで漏れないようにギュウギュウ締め付けられていたみたいだ」と言われた事を思い出した。(それは○産○リンスの仕業。引っ越してから、ずっと店任せのオイル交換だった。)
21. となると、パッキンが実は2枚重なっているのでは?と思った。さっき外した際に、なぜかパッキンが見当たらず、「おや? パッキン無しで締め付けられていたのか?」と思ったが、深く考えなかった。(車検の際に交換していたので、となると、あのオヤジさんだ。あのオヤジさんに限ってそんなマヌケな事はしないとまで、思いが至らず。)
22. そこで「ハッ!」と気付き、実はエンジン側のアタッチメントにパッキンが張り付いていたのでは?と思い、カートリッジを外してもぐって、懐中電灯で照らして見てみた。
23. 案の定張り付いていた。そこで、ドライバーで、ペロリと、張り付いていたパッキンを剥がした。
24. 気を取り直して、再度カートリッジを取り付け、締め込んだ。
25. ついでに、ドレーンの辺りを見たが、まったくオイルはにじんでいなかった。(さすが、優れものの純正ドレーン・ガスケットだ。)
26. エンジンを回した。
27. 油圧計を見た。
28. 油圧計がゼロだ!!
29. 慌ててエンジンを切る。
30. オイル・ゲージを見る。ほぼ下限だ!!
31. そりゃそうだ。先ほど、オイルを噴水のように地面に撒き散らしたのだから。オレ、バカ極まれり。
32. オイルを注ぎ足す。合計3リットルほど注ぎ足した。つまり、それぐらいはこぼしたという事になるだろうか。(しかし、ミスで狼狽えていたからか、丁寧に、落ち着いてゆっくり、ゲージを見ながらオイルを注がず、結果的にゲージのFを1センチ弱、上回ってしまった。当たり前だろ!!!)
33. ここで思った事は、「自分が不器用なのはよく認識している。しかし、今までなら絶対に犯さなかったミスを犯した。しかも、様々な記憶が吹き飛んでいる。オイル・フィルターのエンジン側アタッチメントの角度がこんなだったか? 以前はラチェットで締め付ける事が出来た筈だがと、さっき疑ったが、間違いなくその角度で正しかった。なぜなら、改造されていないのだから。という事は…オレはまさか、若年性ナンチャラカンチャラではないか????」であった。
34. 兎にも角にも、オイル交換作業は終了した。
35. 前記「21」以降、自分の不器用さではなく、自分の浅慮(「○○だろう」で手を打つ)、そして自分の記憶の薄れが、とても怖くなった。
36. 今回は愚妻にも撮影を頼んだが、結局オイルの「おもらし」で、愚妻は大噴火。近所迷惑も顧みず、小生を怒鳴る。
37. 小生、「オイ! みっともないだろ。喚くな!」、愚妻、「自分こそさっきまでブーブーとエンジンを吹かしてたクセに!!」。ご尤も。ハイ。
38. 愚妻、「ここで誰かがタバコを吹かしたらドカン!ってならない?!」、小生、「大丈夫だ。保証する。(第一石油類ガソリンと、第四石油類エンジン・オイルの引火点の違いの話になるが、そんな事を話しても無意味なのでしなかった。かつて愚妻は家の中で灯油をこぼしてそうじし、「コンロの火が引火しないか?」と心配した時も、「絶対に大丈夫だ。オレが保証する。ガソリンに燃えるマッチを投げ込めば大火災だが、灯油に燃えるマッチを投げ込んだら、消えるぐらいだ。俺はやった事は無いが、元○クソン・○ービル勤務のシンガポールの上司から教わった」と言ったが、基本的に愚妻は小生を信用していないwww まあ、そういう専門的な事を愚妻が知らなくてもそれは罪ではない。それを優しく噛み砕いて相手を納得させられない小生が悪い。)
39. 小生はこんなミス(オイル・フィルターのカートリッジのパッキンを2枚重ねし、オイルを撒き散らした事)を犯し、愚妻にさんざん詰られ、まるでおしっこをもらして母親に叱られた幼少時を思い出し、実に暗鬱、自己嫌悪になった。そして、将来介護される身になって、粗相をし、いじわるヘルパーさんに散々詰られ、大人としてのプライドさえもズタズタにされるかも知れない未来に思いを馳せた。ン十年前の母親の「しょうがない子だねえ! まったく!」と怒る声と、まだ会った事も無い未来のヘルパーさんの、「しょうがないジイサンだねえ! まったく!」と怒る声が、なぜかダブった(^▽^;)
40. 途中、掃除の時間を含め、ほぼ7時間もかかってしまった。自分で初めてオイル交換をした10年以上前でさえ、いや、それ以降も一度もミスはしなかったのに。
41. 小生も自己嫌悪が過ぎて、愚妻に謝る事も出来ず、不貞寝をしてしまった。
…という恥をここで曝しておきます(^▽^;)
まあ、これくらいでめげてはいけませんが、これでまた愚妻によるモニターが厳しくなるのが、イタいですなあ…(^▽^;)
ああ、いつかは、ちょっとやそっとの失敗では人様にも迷惑をかけず、そして愚妻も大騒ぎをしないような秘密基地を持ちたいものだ(^▽^;)