日産ノートとC4の乗り心地

　お盆期間中の今日、親戚を訪ねて静岡県を訪問。異音が聞こえるC4でのドライブを回避し（暑いうえに渋滞が予想されるのも理由です）、新幹線で最寄り駅まで行き、そこからレンタカーで移動しました。
　レンタカーは、予約していた車種よりもアップグレードとなり、日産ノートの新車。ハイブリッドと経を除くと一番売れているガソリン車、じゃなかったかと思います。たしかに、サイズ、形（とくにサイドのプレス）など、外見も悪くない。そして3気筒1.2Lスーパーチャージャーのエコエンジン。ちょっと面白いクルマが当たりました。
　果たして、このノート、いいクルマでした。3気筒っぽい音はしますが、思った以上に静か。軽快に加速するし、乗り心地も悪くないです。燃費は、47kmしか走っていないので参考にもなりませんが、給油したのは3.7Lでした。12.7km/Lですか。実際はもっと伸びるんでしょう。会社の社用車に（そういうチャンスがあったらですが）、悪くないな、と思います。若い家族にもいいクルマでしょう。どこかルノーと共通点があるだろう、という期待感もプラスです。
　家に帰ってC4と何が違うか確認してみたくなり、C4でひとっ走りしてきました。それは、C4の方が高級車です。ステアリングのフィーリングはスムーズだし、全体にしっかり感もある。価格も違うのだから、比べられるものではありません。ひとつ感じたのは、乗り心地の違い。ノートはうねった道を、なぞってしまいます。つまり道路の形なりにクルマが動いて、ピッチングしてしまう。それに対して、C4はうねった道路でも上下動が抑えられている。脚が伸びて道路はうねうねでもボディは水平な感じです。だから、ドライバーの頭がノートほど上下しない気がしました。
　やはりシトロエン。やはり選択は間違っていなかった、とひとり夜のゲートブリッジでほくそ笑むのでした。