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10月初め頃、また猫が迷いこんで来ました。

ガリガリにやせ細り、背中には痛々しい傷が4か所。穴が開いて、そこから膿がボトボト落ちてて見るに堪えない。

刺し傷は4か所。写真では写ってない右側の傷が酷くて、小指が入りそうなぐらいの大穴が開いてる。

とりあえず餌をやり（むっちゃ食う）

動物病院から抗生剤の薬をもらってきてエサに混ぜて与えていたものの、数日経っても膿は治まらず。

ガリガリにやせ細り傷だらけ、しかし眼光が鋭く。まさに落武者の風体だったので名前は「あけち」君（雄）です。

比較的慣れてきたところでエサでつってキャリーに捕獲→動物病院へ。となりました。

病院では2週間効く抗生剤の注射を2週間ごとに射つことになり一安心。しかし血液検査で猫エイズが発覚。

獣医師は「猫エイズは発症まで長いので、傷が治ればこの子は生きれます！」と、むしろ嬉しそう。白血病等のもっと酷い状態を想定していたようです。とにかく食べて食べて太らせれば傷は治っていくとのこと。

他の猫への感染も心配だけど、喧嘩をしなければ移ることはないと言われたので、なるべく喧嘩をしないように元気になったら去勢したいけど、そこまで元気になれるかな。

その後食べまくりの毎日でしたが、突然食べなくなり、一気に元気がなくなったので。

弱ってるから妙に姿を隠して捕獲に苦労したんだけど、ようやく捕獲して病院へ。胃腸が弱ってエサどころか水も飲めなくなってたみたいで脱水症状らしい。即入院になりました。

3泊して4日目の朝迎えに行き退院。

しかしこの入院であることが発覚。背中に怪我をした時の影響により外側の皮と内側の膜が剥がれてしまっていて空間になっている。ここまでは分かっていたんだけど、右側は内膜の一部にも穴が開いていて、そこからたまに腸がはみ出てきてしまうとのこと。空間にはみ出してくるのでモロに外まで腸が出てくるわけじゃないのだけど、はみ出すと腸閉塞のような症状になるので膨らんでたら指で揉んでガスを逃がして押し込んであげてくれ、とのこと。　えぇ！？なんですと？

これを治すには手術が必要らしく...　野良ちゃんで、すでにエイズ、食べても太らないというのは他の病気も考えられる。しかも手術となると更に費用は高額。医師も言いにくそうな表情で「私はこのままで良いように思いますねぇ」とのこと。今は手術に堪えれる身体ではないだろうし、ここまでで結構使っててこれ以上、しかも高額となると手術を決断できない懐事情もあるしねぇ。ごめんねあけち。

でも今後太ってきて、まだまだ生きれそうだと思ったら無理してでも手術するべきかな。

手作り猫ハウスは気に入ってくれたようだ。猫用ホットカーペットも設置済み。