ステアリングスイッチの設置
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日、カーナビを取り付けましたが、元々DXグレードのかまっしーのハイエースにはステアリングスイッチが装置されていません。
そのため、音量調節や曲飛ばしなどでいちいちカーナビに手を伸ばさないとダメです。
やはりこのままでは何かと不便なので、ステアリングスイッチを装着します。
2
ネットで調べた情報を元にステアリングスイッチをいつものネッツトヨタで買ってきました。
部品番号は画像の通り 84244-26020 です。
3
ステアリングスイッチの取り付けで避けて通れない作業が「コネクターのピン抜き」です。
クルコンを取り付けたときには、なんとかピン抜きをしないでやれましたが、今回は避けて通れません。
住友電装の025コネクターを抜くために、本当は専用のピン抜き工具が欲しかったけど、そちらは高かったので、コチラの精密ドライバーを購入しました。
Amazonで1000円ちょっとでした。
4
抜いたピンを再利用するのは、画像のコネクターの茶色と灰色です。
青色はホーンの配線は全く使わないので、破壊しても大丈夫です。
なので一番始めに練習用として外します。
次に赤色と黒色は配線は使いますがピンは使わないので習熟用として外します。
これらで外すの慣れたら、破壊したら詰んでしまう茶色と灰色を外します。
5
中のピンを抜くためにまずは画像のロックを浮かせます。
ロックを浮かすには一ミリ幅の切り欠けが2箇所あるので、そこに0.9ミリのマイナスドライバーを突っ込みこじります。
ロックがある側を「上側」として説明させて頂きます。
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ロックが浮いたら、上側から少し下に向かって斜めにマイナスドライバーを端子に突っ込み、025端子の下部に空いている穴に0.9mm幅のマイナスドライバーの先を差し込みます。
ドライバーの先が穴に入った状態で、そのままドライバーで端子を押せば、いとも簡単に端子が抜けます。
画像は端子を抜いたあとに説明用に撮影したものです。
実際には端子がコネクターの内部に隠れているので穴は見えません。
ドライバーを差し込む角度の参考になればと思います。
端子を抜くときには、不意にロックが再び掛からないように、コネクターの側面を摘んで作業をします。
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コツを掴めば端子はすぐに抜けるので、次の工程に移ります。
8
ステアリングスイッチとマルチディスプレイのスイッチの配線の加工があるので、クルマからマルチディスプレイのスイッチを外します。
クルマで配線加工をするとやりにくいので、ウチに持ってきて加工作業をします。
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配線の方法を間違えるとマズいので、図にして整理してから作業を行いました。
買ってきたステアリングスイッチのコネクターと既存のコネクターの配線をニコイチにします。
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イルミの赤色と黒色の配線はマルチディスプレイ側の配線を剝いて、スプライスでカシメて接続しました。
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茶色と灰色の配線はピンを差し込んで接続しました。
これで配線の加工は終了です。
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再びクルマに戻って、スイッチやエアバッグを元通りにします。
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こんな感じに仕上がりました。
やはり左右にスイッチが付いてるとバランスが取れていい感じです。
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ステアリング周りが終わったので、次はステアリング下の配線を行います。
前回、カーナビを装着したときについでにステアリングスイッチの配線はコラムカバー下まで引き回しておきました。
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ステアリング下の14ピンのコネクターにSW1とSW2の端子を取り付けます。
右側の黒い配線は使わなかったホーンの配線を再利用しました。
左側の青い配線は以前クルコンレバーを取り付ける際に購入した残りです。
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端子を追加した箇所は画像のSW1とSW2の箇所です。
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ステアリングコラム下のコネクターに増設した配線を、予めカーナビから引き回しておいた配線に接続します。
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配線が終わったので、ナビの設定画面からステアリングスイッチの割り当てを行います。
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ステアリングスイッチを押したらキチンとナビが反応したので、配線は上手く行ったようです。
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コラムカバーなどを元通りにして、ステアリングスイッチでカーナビを操作してみたらキチンと動きました。
これで快適にカーナビが使えるようになりそうです。
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