T.A.K.U.のブログ一覧

今夜は忘年会なので、早めにブログをUPしておこうと思います。

今日のネタは久々になる「オリジナルパーツ開発」です。
以前から考えつつも、なかなか実行に移せていなかった「アンダーグラウンドエフェクター」開発が大幅に進展しました♪

正確に言うと「DIY」ではなく、“ひょんなきっかけ”から完成間近になりました(笑)
というのも、今年の鈴鹿ワールドラリーフェスタへ行った時の話になるのですが、一緒に参加した方と「ステンレスの加工」の話になったのです。

当初の予定では、ステンレス板をディスクグラインダーなどで大体の大きさに切って、残りは手作業で仕上げていくつもりでした。
ステンレスは硬いので加工が大変ですが、この方から材料を頂いたので頑張るつもりでした。
ところがどっこい！
何と機械でカット＆穴あけ＆曲げ加工までしてもらえることになったのです！
とりあえず、３段階調節式の図面をテキトーに書いてメールでお送りしたところ、先日終了したという知らせを受けました。
まだブツは受け取っていませんが、写真で見るとイメージ通りのものです＾＾
本当にありがとうございますm(__)m

後はステーを作らなければクルマに装着できません。
ステーについては、鉄板にナットを溶接し容易に脱着出来るものを、この方の協力の元に作成する予定です。
こちらもよろしくお願いしますm(__)m

こうやって、たくさんの方の協力があってひとつのパーツが完成するというのは、非常に嬉しく思います＾＾
ここまでやれば、市販品となんら変わらないものが作れそうですよ～♪

最近、開発中の「インテークダクト」についての話題について、ブログで触れていませんでしたので、今日はそのネタにしようと思います。

試作第１号からしばらく時間は経ちましたが、依然研究中です･･･
とりあえず色々手法を変えつつ試作しているのですが、「ものづくり」っていうのはなかなかもって難しいですね＾＾；

前の試作品はクリアのゲルコートの上にガラスマット＋ガラスクロスをそれぞれ１枚積層したのですが、ぶっちゃけ強度は必要ないので、ガラスクロスを省いてみました。

画像は、ガラスマットを１枚のみ積層したもので、一番内側には白のゲルコートを使っています。

マットを１枚にすると、材料費と積層の手間は省けますが、大変なのが、型を抜き取る時かなり慎重にしないと割れてしまいます。
せっかく作ったのにパキッと逝ってしまった時は泣けました；；
また、型から外した後の歪みが大きくなるので、接続する時の微調整も結構な手間がかかることが判明･･･
かといってマット２枚だと厚くなり過ぎるので難しいところです。

また見た目を綺麗にする為に、内側に白のゲルコートを使ったのですが、これもちょっと難点があって、角などが部分的に剥がれるとかなり目立ってしまいます。
見た目はちょっと悪くなりますが、やっぱり内側はクリアが無難かなぁと思います。

そんな感じで色々と試行錯誤しつつ、ものづくりの大変さを実感しているところです＾＾；

今週末のオフ会に、ある程度は間に合わせたかったのですが、とりあえず今回は前回作った試作１号のままでいきたいと思います。

今日ちょっと変わった内容でブログをお届けしようと思います。

先日のブログで話題に上げた「SEV」ですが、その資材を調達するべく今日はお出かけしていました。

大阪城近くの天満橋で行われた、「石ふしぎ大発見展」というイベントなんですが、別名「大阪鉱物ショー」と呼ばれる鉱物・宝石・化石などの標本即売会です。
大阪では年１回開催されるもので、規模は小さいながらも世界から出展者が集まります。
「鉱物や化石を集める」ことは国内では非常にマイナーな趣味だと思いますが、世界的に見ると結構メジャーです。
私はクルマや旅、そして釣りだけにとどまらず「鉱物収集」も趣味にしています。
最近ではあまり標本を買うことも少なくなりましたが、マダガスカルやスウェーデンなどにも鉱物採集に出かけたり、ドイツのミュンヘンで行われた鉱物ショーにも行く位のマニアなので、家にある鉱物コレクションを売り払うとVersion-Rは軽く買えてしまう金額になると思われます(笑)

今回GETしてきたものが、写真の「モナズ石」の標本です。

まぁモナズ石といっても、放射性が強いものから弱いものまでありますが、これは結構強い部類に入ります。
「強いのが欲しい」とリクエストしたら、奥から出してきてくれました(笑)
これは「モナズ石の結晶」で、標本なので価格はちょっと高く1000円。
γ線を出す放射性鉱物は取り扱っている業者が少ないので、業者名は伏せておきます(笑)
その業者さんは、今では輸入することが出来なくなった「閃ウラン鉱」（強烈な放射線が出る鉱物）も扱っていたのですが、被爆の程度を考えるとモナズ石くらいにしておきたいです＾＾；

まぁSEVに使われているのも、このモナズ石のようですし、SEVよりも確実に放射線量は上ですから、コレでダメなハズはないでしょう(笑)
ちなみに、よく銭湯などにあるラジウム温泉の湯を作り出す「ラジウム発生器」には、このモナズ石が入っています。
自作物質活性装置に効果があるかどうかは別として、今後「オリジナルパーツ開発」で取り扱っていきたいと思います。

タイトルから察すると･･･

「SEVの無料体験からSEVを買っちゃいました！」

となりそうですが、残念ながら人一倍ガメつい大阪人である私は、そんなに財布の紐が緩くありません(笑)

順番に話すとこんな感じです。

昨日のことですが、500円分のポイントが付くというハガキが送られてきたので、ホームセンターに野菜の苗を買いに行くついでに「SAB43道意」へ行って来ました。
ちょうど「SEV無料体験キャンペーン」というのをやっていて、店に入るやいなや店員に話しかけられたのです。

以前からSEVは気になっていましたが、WEBサイトを見る限り全く原理がわからなかったので、正直「うさんくさいなぁ」と思っていました。
興味はあったので無料で体験できるというので、その店員の誘いに乗って「給排気系にSEVを取り付けるステージ１」とかいうやつを体験させてもらいました。

効果の程はといいますと･･･低回転・中回転・高回転と色々試しながら、２速全開くらいまではブン回してみたのですが正直違いはわかりませんでした(笑)
取り付け後に走行し、更に取り外し後にも走り比べましたが、体感出来るほどの違いは無かったです＾＾；

そんな感じで、貴重な時間を無駄にされたわけですが、それで納得する私ではありません(笑)
セールスの方からWEBサイトではわからなかった原理についての色々質問をしましたが、SEVの服を着た方もイマイチ理解していないようでしたが、「特許を取っている」ということがわかったのでそれはそれで大収穫でした。

余談ですが、「特許」は以前勤めていた会社で、なかなかよい発見をした時に書いたことがあるのですが、特許を取る為にはその発明の詳細を全体に公開しなければなりません。
特許には「有効期限」があるので、他人には絶対に真似できないという自信がある発明の場合は敢えて申請しないこともあります。

帰宅後、特許庁のページからプリントアウトしてきました。
ネットですぐに検索できるとは便利な世の中になったものです♪
ちなみに 特許番号3065590（特開2000-019296）ですので、興味のある方は調べてみて下さい。

特許の内容を簡単に要約すると･･･
天然の放射性鉱物（モナズ石）を導電性の金属にくっつけてやると、その金属の外側に対して活性化を促す作用が起こるという原理の発見と、それを自動車分野に使用するという内容です。
とんち絵がいくつか記載されており、発明の詳細な説明【0016】を読む限り、商品の作りとしては非常に単純なものです。

何を隠そう、私は大学・大学院と放射性鉱物について研究していたので、天然の放射性鉱物についてはちょっとした専門家です(笑)
モナズ石から出る放射線なんてたかがしれているので、効果としては疑問がありますが、全国にSEVのショップがあるくらいなので多少は効果があるのかもしれません。

当ブログの読者は、次の展開が読めるかと思いますが･･･


「これなら自分で作れるじゃん！」


ということです(爆)

ですので、今日の記事のカテゴリは「オリジナルパーツ開発」にしてみました(笑)

モナズ石の価格なんて安いものだし、導電性の金属（銅版）はホームセンターで簡単に手に入ります。
放射線を遮蔽する鉛板は釣具屋で普通に売っています。

そう考えると、ステージ１のセットが35,700円ってんだから、SEVはボロ儲けな訳ですよ。
まぁホットイナズマもそうですが、こういうのは「アイデアに対する価格」なので儲けることが悪いとは言いませんけどね。

自作して販売すると、この特許に抵触するので販売は出来ませんが、私個人で作成し実験するくらいなら利益は発生しないのでセーフかなと思います。
そんな感じなので、型を修正中のインテークダクトがある程度軌道に乗ったら、今度はこれを実際に作ってみようと思います。

他にも[オリジナルパーツ開発]ネタがもう１つあるのですが、それについては次の機会に紹介したいと思います。
アイデアがありすぎちゃって時間のほうが足りません(笑)

最後に余談になりますが、昨夜ラリーアートのWEBサイトに「Version-R用の1.5WAY LSD」の記事が出ていました。
今日のブログのネタにと思っていたのですが、それがどういうわけか、今日ページをチェックすると消えていて、保存していたリンク先にもアクセスが出来ませんでした･･･
なにかマズいことでも書いてあったのかなぁと思いつつ、記事はプリントアウトして保存していますので、新たにUPされたら見比べることにします(笑)

今までの内容を整理することも含め、以前から開発していた「コルトVersion-R用 インテークダクト」について、整備手帳にUPしました！

・整備手帳「インテークダクト開発１」

・整備手帳「インテークダクト開発２」

「C/C+第１回全国オフ」にてプロトタイプを公開したところ、評判が非常に良かったのですが、自分の中で色々不満も出てきたのでもう少し修正を加えてから「完成」としたいと思います。
現在は[量産化]に向けて、新たな樹脂および素材を手配しているところです。

※各車両でマッチングを確認させてもらったところ、
Z27A / Z27W / Z27AG / Z27WG
に装着が可能です。（4G15のNAについては装着不可。4Aエンジンについては若干干渉しますが、取り付け出来そうです）

皆さん気になっているところだと思いますので、「量産した際にお分けする」ということについてもちょっと書いておこうと思います。

基本的に少量生産かつ受注生産です＾＾；
全て手作業になりますし、樹脂を何度も乾燥させないといけないので、１つ完成させるのにかなりの時間がかかるというのが理由です。
未塗装の白ゲルコート仕上げになる予定ですので、研磨および塗装は各人でお願いします。
また、素人作業なので、市販されているもののような完成度ではありません＾＾；

お分けする場合のお値段･･･これが皆さん最も気になっているところだと思います(笑)
色々と苦労はしましたが、なにぶん素人の作ったものなので、私もこれで商売をする気はありません。
とはいえ、材料費と１つ作るのにもかなりの手間がかかることを考えると、ぶっちゃけ1万円くらいは欲しいなぁ思っています＾＾；
というより、実際作る作業はチクチクするしかなり大変なので、それ以下なら作ろうと言う気力が出ません(笑)

完成までにはもうしばらく掛かりますが「欲しいかも！？」と言う方はとりあえずご一報下さい。