12月22日鈴鹿サーキットへ行く予定なのでせっかく行くからにはとアドバンA050を購入しました。一応ラジアル最速といわれているブリヂストンのRE-71Rも候補にあがりましたが、在庫が来年までないとのことで、A032以来のアドバンタイヤです。
ここからは、自分の知っているうんちくなので、間違っているかもしれないし、興味がない方はスルーしてくださいね。
まず、買ったら熱入れます。アメリカとかでは、熱(HEAT CYCLE)を入れてから発送してくれるところもあるみたいです。日本では聞いたことがないです。タイヤウォーマーとは違います。タイヤに一定の負荷をかけて、温めます。レース前にみんながやる蛇行運転ですね。フロントタイヤはブレーキ踏めばあったまりますが、リアをあっためる意識してやります。あと新品タイヤはウェットだとすごく滑るので気をつけます。熱が入ったかどうかは表面がつるつるじゃなくて少しざらざらしてれば完了です。これで冷やすと熱入れ完成です。タイヤが長持ちするとかしないとか。自分はあんまり気にしません。
次に空気圧を何キロにするか決めます。まずはサーキットランで温まった時、規定値になるようにするとか、タイヤの性質をみんからで調べてとかです。次に普通にサーキットランに出ます。適当に走って、ピットでエア圧とサイドウォールを見ます。ほとんど、時計周りのサーキットなので左が右より圧が高くなっています。この誤差は覚えておいて、上げたり、下げたりするときの差は同じにしておきます。
次にサイドウォールを見ます。どこまでタイヤを使っているか確認します。ベストはスリップサインがある△あたりです。タイヤの表面だけしか使えてなかったら空気圧を下げて、△の底辺?よりサイドウォールまでタイヤを使った跡があれば空気圧を上げます。中古タイヤで分からなくなった場合は白マーカーであらかじめマーキングしてどこまで消えるか見ればいいです。これで、空気圧の設定は終わりです。
次にタイヤの性能が本当に発揮しているかは、表面を見ます。表面にゴムカスがたくさんついていれば、性能を使いきれていないか、変なラインを走っています。表面がチリチリというか細かな波を打っていれば合格です。多少のゴムカスはピットに戻るときにつきますが新鮮なゴムカスはすぐはがれます。
なれないタイヤや車で走るときは1-2周温めたら、フルブレーキをしてた縦グリップの感触をつかみます。一瞬でもブレーキロックかABSが働いたらOKです。その感じを体で覚えてブレーキを調整していきます。横グリップはアンダーを出してみて、限界を探りましょう。普段より多めにハンドルを切れば大抵アンダーになります。まずは、車の設定やタイヤのグリップ云々より乗った車でアンダーを出してみる、オーバーを出してみる、ブレーキをロックさせるができれば一応タイヤの限界というか車の挙動がつかめます。
さらに言えば、こう走るとアンダーだけどこう走るとオーバーになると言えると今後のセッティングに役に立ちます。ラインもいろいろ試したほうがいいですね。遅い車をオーバーテイクする時は必ずラインから外れますからその時の練習にもいいですよ。たまにオーバーテイクして次のコーナーでコースアウト、、、ラインが違うんだからブレーキポイントも違うでしょう、、、
まあ、走行会はレースと違ってレギュレーションがないからどんなタイヤはいてもどこ改造してもいいんですけど(主催者よりの規制あり)、なんとなくその場では速い人が偉いみたいなところがあるから、遅すぎず、適当に自己満足でき、自主規制をしながら楽しみます。ちなみに自分の場合は軽自動車規制です。
自分のSタイヤ選びの基準はラップタイムが一番短縮されて、サイズが合って、バカ高くない値段のものです。
ちなみに15年以上前のことですがアメリカで最速DOT(公道OKタイヤ)といえば
HOOSIERでした。A032から履き替えると1.5秒は短縮されます。スリックに輪ゴム幅の縦溝2本のみ。レースのレギュレーションでこれ以外のタイヤをはくとレースにならないのでこれをはいてました。A032より1.5倍ぐらいの値段だった記憶です。その次がクムホV710にあたるタイヤだったと思います。
Sタイヤを初めて履いた時の感覚をもう一度味わいたい人はチャレンジしてみてください。
では来週鈴鹿へレッツゴーです。
Posted at 2015/12/18 16:15:35 | |
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