先日のブログでは、温かいメッセージを頂きありがとうございました。
このバージョンUPのお知らせを持って、このみんカラブログは閉鎖します。
お友達になって頂いた方、ファン登録頂いた方ありがとうございました。
さて、本題のバージョンUPですが下記内容になります。
PSC-R基本動作は同じ仕様です。
・フロアシフトレバー「D」位置のまま、パドル操作を行うと自動的にマニュアルモードへ移行
設定時間内に次の操作がなければ、自動的にDレンジへ戻ります。
・フロアシフトレバーをマニュアルモードへ倒した後、パドル操作を行うとフロア側レバーの
UP・DOWNと同じ操作を行えます。
・パドル操作後、マニュアルモード時にアップ・ダウン両方のパドル操作を行う事で
設定時間内であっても、「D」レンジに戻ります(強制解除)
・設定時間につきましては、色々なご意見頂きましたので3種類用意していますので
ご希望をお伝え下さい。
Ver1.31 設定時間10秒
Ver1.32 設定時間20秒
Ver1.33 設定時間30秒
※PSC-R1台に付きどれか1個になりますのでご了承ください
ちなみにパドル操作時の反応時間の問い合わせがありましたので
プログラム内部処理及びリレー動作を合わせて 約 0.085秒です
コントローラーの反応時間が早くてもCVTの反応速度が変わる
訳じゃないですので早いからと言っても、何の意味もありません
以前、ブログでも書きましたがパドル操作でモード移行中(パドル操作でマニュアルモード中)に
「R」や「P」などに切り替えた場合、本来あり得ない状態になってしまいます。
フロアシフトレバーを見て頂ければ分かると思いますが、「D」レンジ以外から「+」「-」には
なりません。
ですので、パドル操作後はマニュアルモードを解除してから「R」や「P」に操作してください。
通常状態でエラーになることはまずあり得ませんが、パドル操作でマニュアルモードに以降
している最中に、「P」や「R」などに操作した場合はまれにECU内にエラーとして記録が残ります
(走行に問題が発生する事はないと思いますが)
以上の点のみご留意ください。
※コンサルトでチェックした場合、CVTの項目内 アップダウンスイッチにエラー記録が
残る場合があります
------VerUP方法-------
日程があってこちらに来られる方は当方で作業のお手伝い致します。
お送りさせて頂いて、ご自分で作業される方向けに下記記載致します。
まず、お送りする物は
1. 書き込み済みのマイコン Ver1.31 Ver1.32 Ver1.33のいづれか1個
2. マイコン取り外し工具
3. 精密ドライバー
以上3点をお送りしますので、交換作業終了後に速やかに工具と取り外したマイコンを
ご返却願います。(取り外したマイコンはお渡しできません)
Verアップ費用は頂きません 無料にて対応致します
但し、お送りまたご返却する送料のご負担はお願い致します。
手順1
センターコンソールを取り外し、PSC-R本体にアクセス出来るようにします。
手順2
PSC-Rのコネクター(車両側)を取り外します。
シフトアッシー側の面倒なコネクターでは無く、元々車両側に付いていたコネクターです。
手順3
PSC-Rのネジ4本を取り外します。
(ネジは細かいので失くさない様に注意してください)
確認
きちんとコネクターが取り外されていれば、内部基板上のLEDが全て消灯します。
万一LEDが点灯している場合は作業を中止して、再度手順を確認してください。
LED点灯状態(作業中止)
LED消灯状態(作業を進めて大丈夫です)
手順4
赤○で囲んだ部分がマイコンです。
作業が行いやすいように、上にある電線をやさしくよけてあげてください。
もし、短い場合などは外からすこし戻すなどして頂くと余裕がでると思います。
(製作時期により、ケースの色・形・内部配線の色などに若干の違いがあります)
手順5
マイコンと取り外します
マイコンは基板上のICソケットに差し込んでありますが、狭い上始めて取り外す方が多いと思います
取り外し時にマイコンの足が曲がったり、折れたりしても構いませんが、ICソケットを破損しない様に
無理な力は掛けない様に作業してください。
お送りする精密ドライバーを使って、ICソケットとマイコンの間に隙間を作る為に、少し持ち上げます。
両方側から、少しずつ力を入れると浮いてきます。(そのまま外れる事もあります)
狭いケース内ですので、作業が行いずらいですがあせらず行えば簡単にできますので大丈夫です。
参考画像
違う基板ですが、ICソケットとマイコンの隙間とは
赤○の部分がマイコン(上)とICソケット(下)の境目になります
ここに、マイコン取り外し工具の爪を入れる隙間がないので、その隙間を精密ドライバーで
少し浮かせる作業になります
手順6
IC取り外し工具を差し込んで引き上げるとマイコンが外れます。
手順7
VERアップされたマイコンをICソケットに差し込みます。
装着する際、マイコンの取り付け方向は必ず守ってください。
また、ICソケットに差し込み際に、足のズレ(ボタンの掛け違いみたいな)が無いように
細心の注意を払って行って下さい。
万一、向きが間違ってしまったり、足がずれた状態で装着してしまい、そのまま車両側コネクタに
差し込んでしまうと、基板内でショートしますので 車両側のCPなどが壊れますので
万全の状態で確認を怠らないでください。
手順8
PSC-Rのビスを固定して両面テープなどで車両に固定してください。
センターコンソールを元に戻して作業完了です。
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作業が心配な方は、ご面倒ですがPSC-Rをお送り頂ければこちらでVERUP作業を
行った上でお送り致します。
尚、こちらから個別にVerUPのお知らせは致しませんのでご了承願います。
VerUPの順番は、受付順で行いますがお送りできる工具セットが1セットしかありませんので
速やかな作業完了をお願いします。
VerUPのご依頼及び御質問等はコメント欄を閉じていますので、メッセージにてお願いします。
年内を目安にVerUPの受付終了させて頂きます。
同時に、VerUP完了次第、このブログを閉鎖・削除致します。