目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
5年前になんちゃって自発光風に改造して移植した、HM1バモスの後期銀盤メーター。
しかし、数ヶ月前にバックライトが故障してしまい、修理も出来なかった為無加工メーターに戻していました。
が、それを期に思い出してしまった、2010年8月~モデルのブルーリング照明付きメーターの流用…
※これまで使っていた右側のメーターも上っ面こそ後期バモスではありますが、基板はダンクの物なので実質的にはダンクメーターになります。
※以下の作業は、JB1ライフ(ダンクメーター化)・NAエンジン+5速MT+ABS無しの車体及び、同仕様HM1バモス後期メーターの組み合わせになります。
これ以外の仕様の車種の組み合わせでは、ピンアサイン等が違う可能性があります。
2
というわけで、ブルーリング照明の追加という今までのモデルには無かった大きな変化点で、構造面にはどんな影響があったのかを調べます。
まずダンクメーターのケースと基板。
文字盤の形状は、これまで付けていた’07-2~'10-7モデルのバモスの物までは変わっておらず、各メーターの動作仕様も同じなので移植も難しくありませんでした。
3
一方これが'10-8~モデルのバモスの、ブルーリング照明付きメーターのケースと基板。
地味~に構造変更されてますね…
まずタコメーター側にあるコンデンサー位置が微妙に変わっていてケースの逃げ形状も違うので、走行距離を引き継ぎたくても旧基盤を無加工で載せる事は出来ません。
そして、旧基板では空き地だった燃料計の両脇部分の基板にブルーリング用のLEDが追加されており、無理に旧基板を移植した所で今回の最大の目的物が用を成さなくなってしまいます。
また、スピードとタコの文字盤はLED用ハウジングを逃げる為に形状変更されており、位置決め用ノックピンの位置も変わっているので、これまでの文字盤との物理的な互換性は無くなってます。
4
これはさほど重要な変更点ではないですが…
'07のMCから、シートベルト警告ブザーが追加されたバモス基板(右)
5
リング照明付きのメーターベゼル。
今まではただの空洞だったメーター部の外周にアクリルのファイバーが追加されていたんですね、なるほど。
地味だけど、明確に違うこれらの部品…
そしてこのブルーリング仕様のメーターは、新品供給はどういう訳かアッシーでしか行われていないので、下手な事をしてぶっ壊したら再度アッシーを買わなければならず、目も当てられない事になります……。
…と言うわけで、無理せず丸ごと移植したいと思います。
6
まあ、いくらメーターの構造が変わっていようと、ピンアサインが変わってなけりゃ世話ねえだろ。
…そんな風に考えていた時期が俺にもありました。
……が、これもまた地味~に変わってましたとさ。
カプラー形状は全く同じ、アサインも基本的にはほとんど同じなんですが…
何故か水温表示灯だけが低温・高温とも変更されてます。おおこわいこわい。
7
A13・A14はダンクのハーネスでは空き地なので、端子を差し替えます。
ついでに、同じくダンクでは空き地になっているB16をドアスイッチ回路に落とすとドアインジケーターを作動させられます。
ともあれ、しつこいようですが、この移植を実行する方は必ず自分でピンアサインのすり合わせを行ってください。
これらの手順は、元から互換性のあるカプラー形状をしているダンクを始め、他年式・他グレードのバモス系車種への適合を保証するものではありませんので。
8
はい、付きました。
内部の部品形状は色々変わってましたが、メーターの動作仕様や車体取り付け部は全く変わっていないのでごく普通に取り付き、動きます。
(シートベルトのブザーも鳴る。)
初見殺しの逆向き給油口表示も健在。
今時軽ですら当たり前になってきている本物のハイコントラストメーターと比べてしまうと、やはり鮮烈さは無いです。
ってか、ブルーリングだけがずば抜けて鮮やかで、ただでさえ薄暗い文字がよりしみったれて見える…
しかし、基本設計が12年前のダンク(類似メーターだったPA1・Zを含めば14年…?)だと思えば、よくぞここまで進化したモンだと感心します。
こうして、再び基板交換で走行距離がリセットされてしまったので、また記録簿にメーター交換歴が書き込まれることになるんでしょう。
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