予備検査体験記

このいじっても後悔しないボロクルマにのっているうちにクルマいじりにまつわるいろんなことを経験したい。今回は車検。結局車検とはなにか？それを知るのが究極の目的でユーザー車検をしてみよう。
勿論安いことも重要。だって15年もののクルマでもう後がない。実はいままでディーラー車検しかしたことがなかったので、バックスで見積もりをしてもらった。40分もまたされて、見積もり金額は12-16万円とえらく幅がある。前回ディーラー車検が15万円なので全然安いとは言えない。確かにチラシをよく見ると安いとは書いてない、失礼しました～。格安車検と銘うっている近くのお店の評判をあらためてネットでみると安いといっておびき寄せてあれを直せこれを直せといって結局高いというのがコンセンサスだ。
長年サラリーマンしてるとわかるんだけど「結局1件あたりで欲しい金額が最初から決まって」いて、車検通過という規制を利用してあれこれ過剰整備して成り立ているビジネスなんだね。それだと最初から欲しいだけ請求しているディーラーが「直したほうがいい」という件は信じられるけど、そこらの整備工場がいいだすことは目標金額まで到達するためだけの口実で果たして本当のことかどうか疑わしい。しかもディーラーと違って初見のクルマもあるんだからわかってなくて大事なところに気づかず、どっちでもいいところだけ直している可能性もある。車検はディーラーがやっぱりいいなぁ～。

もちろん、車検通過と整備は別物。みん友さんはみんな整備自体には怠りないですよね。それを前提のユーザー車検です。今日はユーザー車検に挑戦するかどうか決めるために予備検にいきました。いきなり本車検に行って落とされると日程に余裕がなくてディーラー車検うけられんかもしれん。また修理が必要だとわかるなら早く分かった方が部品取り寄せ＋DIYで対処する余裕もある。

予備検査場にはいるとローラーが２つ続けて前にみえる。手前のローラーがブレーキ検査、向こう側のローラーがスピードメータ検査向こう側に検査項目と指示・結果表示のパネルがある。大事な場面だったが余裕がなくて写真がない。

１．前輪ブレーキ検査
　　前輪をローラーに載せてニュートラルにいれる
　　ブレーキリリース表示が出たらリリース
　　ブレーキふむ表示が出たら強く踏む
　　〇表示が出る
２．スピードメーター検査
　　前輪を５０ｃｍくらい前にあるもうひとつのローラーに載せる
　　FFはサイドブレーキをひきドライブにいれる
　　ぶれないようハンドルをしっかり握る
　　アクセルをゆっくり踏み込み４０ｋｍまであげる
　　４０ｋｍになった瞬間パッシングで合図する
　　〇表示が出る
３．後輪ブレーキ検査
　　後輪をローラーに載せてニュートラルにいれる
　　ブレーキリリース表示が出たらリリース
　　ブレーキふむ表示が出たら強く踏む
　　〇表示が出る

光軸検査
年式の質問がある、年式によって検査項目がかわるらしい、自分のは平成１３年フェンダーを上げろと指示が出る、フェンダーオープナーの位置を手の感覚で覚えておくこと
１．ロービーム検査
　　ロービーム点灯指示　鏡が付いた測定器で検査
２．ハイビーム検査
　　ハイビーム点灯指示　鏡が付いた測定器で検査
３．フォグはつけばよし

但し「左側のロービームにカットラインがでない、だけどハイビームとどちらかで合格しますよ」といわれた。何のことかわからんが、やはりバルブ交換の影響で多少けちがついているようだ。検査結果も大事だけど本車検でまごつかいように手順を練習できたことのほうが収穫かな。3000円って聞いてたけど価格改定されて6900円だった。やられた～ (^^; 6900円使って得たノウハウを末永く大切にせねば。でもこれ新車に替えて重要保安部いじらなかったら7年目ぐらいまで予備検も必要なく簡単に自分で通せそう。うちの走行距離とトヨタ車の信頼性があれば７年ぐらい整備も要らないかも。

まあ、落とすほどじゃないけどグレーゾーンであることは間違いなさそう。やっぱり重要保安部品いじるもんじゃないですね。次のクルマでは明るいヘッドライトがついているクルマを買おう。いざというときのために純正ハロゲンもっていこう。付け替えには20分ぐらいしかかからないからもし落とされたら交換しよう。

しかし作業は簡単だな。これをネタに今までゆすられとったのか。今回はユーザー車検だな。週末に書類準備しよう。検査期限は来年１月１７日です。１２月１７日には行こう。