Megane３R.S.　Phase２の充電電圧（メーカー問い合わせ）

　来年、バッテリー交換の必要があるので社外品の適合を判断するために、車両の運行条件を細かく設定し、それぞれの場合にどうなるのかをルノー・ジャポンに問い合わせてみた。
　自分の車両は、ルノー正規ディーラから購入したMegane３R.S（ABA-DZF4R）のPhase２（右ハンドル、アイドリングストップ機能搭載車両）であるため、Phase1やTrophyRでは下記の通りではない可能性があるとおもわれる。
　

１　アイドリング時
　　バッテリー充電率８０％以下の時　１３．８V～１５．６V
　　バッテリー充電率８０％以上の時　充電停止（オルタネータ停止）
２　走行中、アクセル　オン時
　　バッテリー充電率９０％以下の時　１３．８V～１５．６V
　　バッテリー充電率９０％以上の時　充電停止（オルタネータ停止）
３　走行中、アクセル　オフ時
　　バッテリー充電率１００％になるまで１５．０Vで充電


　また、自分が購入候補としていたバッテリーメーカー（輸入代理店）に問い合わせたところ、リチウムイオンバッテリーの適合判断には、
○車両からの最大充電電圧がバッテリーの許容値内であること（セルの破損防止）
○暗電流が小さいこと（バッテリー上がりのリスクに関係）
○充電制御装置が作動しないこと（バッテリーへの負担大）
の３つの要素があるため、結論的にはメガーヌには適合しないことが判った。

　現状、自分が調べた限りではドライバッテリー（ODYSSEY等）を含めて軽量バッテリーに適合するものは見当たらないため、純正品をディーラーの割引キャンペーンの時に換えるか、純正同等品（VARTA等）を選ぶしかなさそうだ。お金が浮いたと考えることもできるがツマラン。