アルミテープチューンまとめ その4
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
さってさてアルミテープまとめ第4弾、さくっと行ってみます(笑
今回は下回り、と言いますか足廻りになります。
まずはホイールなんですが、ここはかなりお奨めですよ~
私はスポークの裏側からテープを伸ばし、そのままホイール内周側を一周させて貼っているテープと接触させる様に貼っています。
かつ、リム部分のタイヤギリギリの外周部にもぐる~っと一周貼っていますね。
これは言うまでも無いかも知れませんが、お高いタイヤに入っている様なカーボンの筋みたいな物で、接地させて摩擦による静電気を逃がしているのと同じ様な効果でしょう。
それがアルミホイール側でのコロナ放電だと結構な効果が出ている模様ですよ。
…これ、転がり抵抗の低減といった意味合いではかなり体感効果はでかいですし、空力的な部分を除けば一番アルミテープの恩恵を受けやすい所かな、と考えてますね。
低い速度で段差踏んだレベルでも分かると思いますし、こればかりはよほど鈍い人で無ければ体感出来るでしょう。
ただし、アルミテープの表面が汚れると効果が落ちるはずなので、掃除はある程度マメにやらないとダメだと思いますが(汗
2
次はホイールと関係していますが、これはフロント側のインナーフェンダーですね。
四角いのはレジェトレックスで防振の為ですが、アルミテープもタイヤに沿う様なところに貼り付けています。
これまた効果は結構ありまして…ホイールに貼るならこちらもやっておいた方が良いでしょうね。
タイヤが掻き乱す空気の乱流ってのはタイヤハウス内では結構なロスになっているみたいで、これまた体感効果が大きなところの一つでしょう。
なお、リヤ側はタイヤハウス内に樹脂フェンダーがない為、「折り返し」のツメの部分に細いテープを貼っていますがこちらはこちらで効果ありですよ。
タイヤハウス内には導風板みたいなのも手法としてあるみたいですが、脱落の心配がないのでまずテープでも面白いかな、と思いますです。
…ちなみにインナーフェンダー上のパネル内に見えてるのはゴミじゃなくてグラスウール袋なのでよろしくです(爆
3
そして次、これはリヤショックの下側付け根の目玉部分ですね。
写真はありませんが、上側の目玉にも貼っていますしショック本体にも貼っています。
で、これは空力ではなくゴムの分子が云々、といった感じですが正直私、やる前はこちらはまず体感効果なんて無いだろう、とナメてたんですよね。
しかし、意外や意外、「分かりやすい変化」といった意味合いではこの手のゴムブッシュ類へのアルミテープ貼り付けはかなりのお奨めですよ。
他にはリヤ側ではラテラルロッドの両端、ロアアームの付け根、フロントでは同じくロアアームのブッシュ前後に貼ってますが全て一箇所ずつ施工して全て体感出来ましたんで。
例えが難しいですが、ショック交換したのかな、といったレベルの体感変化は私にはありましたね。
なお、フロントストラットとリヤショック「本体」に貼ったのは正直ほとんど効果を感じませんでしたが…実は私、ステンのホースバンドをすでにショックに巻いてるんですよね。
これもオカルト的手法ではあるのですが、ホースバンド単体では結構効果を体感出来たので…
これの作用原理ってのは謎だったのですが、すでにホースバンド自体が除電ボルトの様な働きを行っていたのかもしれません。
そういえば似た様な話で、以前乗っていたDE51Vエブリィターボのタービン配管にはこれでもかという位にホースバンドを巻きまくっていたのですが、よくよく考えるとアレも作用的にはホースの膨らみを抑えるのではなく静電気除電効果だったのでは、と考えても辻褄が合うのが恐ろしいですね…
とまあ、足廻りのブッシュ類にはアルミテープかなりお奨めなので是非どーぞ。
4
次はコチラ、これはトランスミッションのマウント部のブッシュです。
これは巨大な上に異型なので外周ぐるっとは貼れませんが、振動がちょっと減りましたよ。
同じく、エンジンの左右のエンジンマウントにも金属部の上から貼っても振動低減にはなったので、ゴム類には意外と効果があるかなと私は感じました。
…ホント、本来は空力とエアクリ廻りしか期待していなかったのですがゴム類に効くとは驚きですけれどね。
なお、FNレーサーであるライブDio-ZXにもリヤサス廻りのブッシュにアルミテープ貼ってみると、間違いなくしなやかになっているのが分かりましたよ。
さすがに私のメインであるレーシングスタンスでの体感だと間違いは無いと信じているので、これはこれでプラスになりましたね~
5
こちらはマフラーの吊りゴムですが、これノーマルマフラーですね。
現在ではマフラー交換時に換えた社外品の吊りゴムにも同様に貼っていますが、これだけだと単体で効果は体感出来ませんでした。
他のマフラーアースやステンレスたわしの方が単体での体感具合は間違いなく上でしたよ。
…元々アースとかしっかりされている場合には追加効果はならない場合ももちろんあるかなとは思いますね。
6
これはプロペラシャフトですが、3箇所ほど巻きつけてテープ貼ってます。
が、コレは全く分かりませんでしたしさすがに塗装部とはいえ金属部には単体での体感は難しい、というのは多々ある模様ですね~
他にはデフ玉の下とか、足廻りのアーム単体とかにも貼ってみましたが全く分かりませんでしたし、意味のないところもあるというのが現実でしょうか。
7
最後に、これが私の使っているアルミテープ、二トムズの「ロングE」になります。
ちなみに黙々と貼り付け&引っぺがし実験を始めてからはこのテープを1本半程消費してしまってますが(爆
もちろん車だけではなく、スクーターや家電、PCとかにもテストしていたので消費は激しかったですねえ…
あ、ファン的なモノだと羽部分に小さくでも貼ってやればほぼ例外なく風切り音が低下しますし、ホコリも付きにくくなるかなとも。
PCの内部ファンとかだと、元々低回転のファンでも明らかに効果が出てくれましたし…私はPCは静穏化、と言いますかがっつりデッドニングしてるのでその効果はさらに大きかったり(笑
後はですね、道具工具になりますが動力コンプレッサーの主軸のファンとかにも結構効果ありましたよ。
もちろん通常運転であったまっているコンプレッサーに対し、羽部分にちょいちょいとテープを貼って再起動させてやるといきなり回転音が静かになりましたんで。
ディスクグラインダとかでも、ボディが樹脂の物に貼ってみると結構唸り音が低下したりしたので、空気との摩擦のある回転体+樹脂ボディのブツってのにはそれなりに有用みたいですね。
機械に対しては静かであるに越した事は無いので、このあたりは「実用的」であるとも言えるかなとも。
ちなみにスクーターに関しては…これは現段階では秘密とさせて頂きます(汗
サス廻りには間違いなく良い影響があるので、サス本体にはテープ貼ってみるのは絶対にお奨めです、とだけ記しておきますね。
8
とまあ、長きに渡って分かりづらい写真だらけの個人的アルミテープ実験でしたが。
この車、と言いますかタウンボックスに施工する場合の体感効果が大きな点をまとめておきます。
空力的ポイントとしては、
・フロント&リヤバンパーのカド&真ん中&段差部&下部 (結局全体的に)
・フロントガラスの外周部&各ガラスのはじっこ部
・リヤルーフスポイラーの真ん中と左右 (スポイラー無ければリヤゲートの同箇所)
・ヘッドライト&グリル廻り
といったところでしょうか。
サイド部分、というか車の側面はピラー部等に貼ってもそこまで影響がありませんでしたが、各ピラーに対して1枚程度は貼っておいて損にはならないかな、と思われます。
と言いますかこのあたりはやはりトヨタ発表の部位と似たり寄ったりです。
次に風切り音対策としては
・サイドミラーのピラー側と下側
・ワイパーアームの裏側(リヤも)
・各ドアハンドルの奥の方 (小片でOK)
・サイドバイザーのはじっこ (小片でOK)
・純正ドアパネルの下側
・リヤゲートを開けたDピラー付近
といったところですね。
フロントバンパーやグリル周りも同様ですが、やはりこのあたりが一番相乗効果が出やすいです。
ドアハンドル部分なんて紹介してませんでしたが、もはや実験箇所が多すぎて全部記録している訳ではないので実はやってた、という事で(略
次にエンジン廻りですが、これはあまりありませんが
・ダイレクトイグニッションの頭部
・タイベルカバーのベルトが通っていそうな所
・エアクリのフタの一部とフィルター外周部
・エアクリ接続部
こんな感じでしょうか。
他にはインジェクターとかも試したのですがなんかおかしい感じがしたので辞めましたし…
バッテリー等には私は全く効果を体感出来ませんでしたが悪くは無いと思います。
なお、前述の様にエアクリ廻りには気を遣って貼らないとマイナスになる可能性が高いので注意です。
次に足廻りや下回りですが
・フロントロアアームのブッシュ部
・リヤアームのブッシュ部
・ラテラルロッドのブッシュ部
・リヤショックのブッシュ部
・エンジン&ミッションマウントのゴムに近い金属部
・ホイール内側&リム側&スポーク裏部分
これらは明らかに効果が大きいと思われますし、ホイールとサス回りのブッシュは外せません。
なお、フロントストラットやアッパーマウント部でも効果は少しはあるので、どうせやるなら一緒にやっても悪くは無いですね。
ちなみにサスペンションに関しては私は施工してません。これ以上しなやかだとちと困るので(笑
全体的にこんな感じですが…変わったかな?と感じて剥がしていない部位もあるにはありますが、それはラジエターファンの羽部分とかコア部とか、エアコンのガスのタンクとか…
ブレーキフルードのタンクとかパワステポンプの近所とか、ブリーザーホースとかシフトベースとかにも貼ってますが明確におかしくなってないところはそのまんまですね。
で、全体の施工で何がどれだけ変わったのか、と言えば…
まず、一定速度からの加速走行で、一定区間を走りきった時点で出ている速度が、今まで80km/h出ていた箇所で84km/h程度をメーターが指す様になりました。
…この速度域でこれだけ違えばかなりマシなんですよねこの車ってば(爆
次に、高速道路だと80km/hも出しているとかなり不安定でしたが、現在であれば同等の速度を出していても片手運転しながら真横向いて景色を眺められる、位には変化しましたね。
これは正直激変と言っても良いレベルですよ。
修正舵もかなり少なくなっていますし、何せ50km/h程度でも直進安定性がまるで別物ですし…
風切り音の減少もあいまってワンランク上の車に乗っている感じです。
風の強い日でも風に煽られる具合がかなり低減しましたし、空力に関しては元々のレベルが低いであろう事もあいまって、おそらくどんな車よりも体感効果は大きいのかなと私は分析していますね。
これが空力特性に優れたスポーツカーならばアルミテープをびしばし実験してもそこまで大きくは変わらないかもしれませんが、箱車なら話は別だろう、という事で。
「元が悪い」からこそチューニングしがいがある、というのもなかなかオツな話では無いでしょうかね(笑
後最後に、燃費自体も定常走行ならば12km/L~程度だったのが14km/L~程度まで行く事も多々ある様になりました。
さすがに元が非力な上無茶苦茶重たい車なので、燃費走行に徹してもそこまで改善はしようが無いのですが、それでもゼロではないレベルまで向上はしています。
とりあえず記録と記憶がある限り、ではありますが私の年単位のアルミテープ実験結果という事で、何かの参考にして頂ければ幸いです。
…また何か発見したら追記するかもしれませんのでよろしくです(笑
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