2014年09月24日
マフラーの性能試験に行ってきた!
既に装着済みのZEESプロジェクト製シュレンザーマフラーですが、同一車種(CLA250 4Matic)では第一号なため、車検に通すためには事前に公的機関にて性能試験を行い、検査合格のプレートを貰わなければなりません。(同一車種では1回試験に通れば、後は試験不要です。)
これは2010年の保安基準改正以降、後付けマフラーの騒音に対してかなり厳しい規制が入った結果によります。
9月某日。
ZEESプロジェクトの澤村代表自らが熊谷にある(公的に認定された)試験場まで来られるという事でしたので、単に自分のクルマをお預けするだけでなく、無理を言って同行させて頂きました。
試験項目は加速騒音と近接騒音の2種類。
加速騒音試験は保安基準改正以降に新しく加わったテストで、実際のテストコース(ISO基準路面)を50Km/h定速走行を行ない、基準点でそこからアクセルを全開にしてその時の騒音を計測するというもの。
これは82dB以下をクリアしなければなりません。
近接騒音は静止状態でエンジンを最高出力の75%の回転数で5秒空ぶかしした後、アクセルペダルを急速に放した時の最大騒音を計測するというもの。
こちらは96dB以下でなければなりません。
試験は全て試験官が行い、我々はただ待つのみ。また試験場は写真撮影不可。。(すみません。)
それぞれの試験について数回ずつ計測が行われます。
試験自体を見学することは許されているので、私はというと至って呑気に『自分のクルマが走っている姿を外から見るチャンスはあまりないよなぁ。結構カッコいいなぁ。』とか『外から聞いていると、加速時にはあんな音がするんだ! 気持ちいい音だなぁ。』とか思って見ていたのですが、横で見ていた澤村代表は『あれ、加速騒音で結構音が出ているなぁ。。CLA250の時とずいぶん違うなぁ。』とか言われており、それを聞いてちょっと心配になったりもしました。
そして結果は、、、、
無事合格!
加速騒音 81dB
近接騒音 83dB
やはり加速騒音はぎりぎりでの合格だったようです。
3週間くらいで検査に合格した印のプレートが送られてくるとの事。
これで安心して(ディーラーでビクビクしないで)点検や検査を受ける事が出来そうです。
しかし、あの程度の音でぎりぎりだと、『CLA45 AMGとかは絶対に日本の規制は通らないのでは?』と思ったのですが、これには特例条項があり、輸出時にヨーロッパ本国での規制に合格している場合にはそれで日本の保安基準はOKなのだそうです。。
(しかし、CLA45に後付けマフラーを取り付ける場合には注意が必要ですね。元と同じ音量では確実にアウトで車検が通らなくなるでしょう。)
さてZEESプロジェクトの澤村代表なのですが、(何時間かご一緒しただけですが、)マフラー開発という仕事に対してとても情熱を持たれており、かつ非常に真面目な方とお見受けしました。
そして何とパソコンマニア。。
自作PCは水冷式で、複数のグラフィックカードを並列で動かす、という何ともスゴイ凝りよう。
(ゲームマニアでは無いそうです。念のため。)
当方は本業がIT(昔はPCそのものや、そのソフトの開発をやっていました。)のため、往復の道中ではクルマとパソコンの話が行き交う、極めて奇妙かつ楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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クルマ弄り | 日記
Posted at
2014/09/24 13:10:24
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