マフラー交換後としては初めてDashCommandにてパフォーマンス・データを取ってみました。
(レーダー探知機がずっとOBDコネクタを占有していたので使えませんでした。)
ノーマルと性能に関わる部分で変えているのは、PPT、PPE、マフラー(ZEES製の車検対応:フロントパイプ以降、触媒も含む)の3点のみです。
DashCommandについては、過去ブログをご覧ください。
結果としてはご覧の通りです。
(ピーク値を表示できるように設定してあるので、運転中ではなく、後から確認できます。)
パワー: 274 ps
トルク: 41 kg/m
ブースト圧: 119 kPa
この数値のうち、パワーとトルクはまずまず信頼できそうな感じです。
マフラー交換前後で見るとパワーの差が顕著で、20ps以上あがっています。
トルクが落ちずに、上の方まで良く回っているという事ですかね。
なおDashCommandの本国サイトから取った情報ですが、パワーに関しては 質量*加速度*車両速度 によって計算されています。
加速度と車両速度は車両から送られてくるデータを使用し、質量に関しては車両重量、乗員を含む積載重量、ガソリンタンクの容量をインプットしてあります。
また補正値として、空気抵抗とタイヤの転がり抵抗がありますが、これも前面投影面積、空気抵抗値、タイヤのサイズ等をインプットしてあります。(空気密度は、気圧も車両から取れるのでこれを使っているようです。)
トルクに関してはパワーとエンジン回転数から計算され、他の外部要素はありません。
従って、ここで計測されるパワー(とトルクと)は、はじめからミッションやデフ等でロスする分を差し引かれた、ホイール・パワーであるようです。
さて、これに対してブースト圧はというと、、、
極めて信頼できません。
これは、ブースト圧の計算にMAP値(インテーク・マニホールド圧)と大気圧(の差)を使用しているのですが、このMAP値がPPEによって変えられている可能性が高いためです。
センサーからの値を(車載コンピュータに対して)低く見せる事によって、実際のブースト圧を早めに上げたりMax値を変えたりしている筈ではないかと。
みん友のネオちんさんはこれを調べるために、ブースト計まで付けられていました。
ネオちんさんのクルマ(W204)の場合、正圧側(ブーストが掛った状態)で30kPa程の差があったようです。(OBD経由:車両センサー値が低く、直接計測した実際の値の方が高い。)
いま、エアクリーナー変えてみたい病と、PPE外したらどうなるか確かめたい病の2つの病気と闘っています。。
Posted at 2014/09/04 15:52:46 | |
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