浴衣美人の扱い方

この時期、気軽に着られる浴衣でおでかけする女性とともにデートなんていう殿方も多いと思います。和服女性と歩くのって、ちょっと嬉しかったりしませんか？　

大抵の女性は浴衣は夏のイベントくらいしか着ないと思います。てことは、着こなしに慣れてないわけです。
美容院で着付けてもらう人から母親やお祖母ちゃんに着付けてもらう人などさまざまです。
女性がまず戸惑うのは歩幅です。洋服（靴）の歩幅と下駄の歩幅は違います。下駄は引きずり歩き（すり足と言います）をするため洋服の時ほど早く歩けません。いつもの調子で歩くと彼女を置いていくことになりかねませんので注意です。
次にトイレ。時間がかかります。袖の始末、裾の始末をしながらオトイレをするため時間がかかります。気長に待ちましょう。

私個人は、着崩れを直せる殿方がいるといいなあと思ってます。
美容院で着付けたり、簡単帯は帯が崩れたりすることはあまりないです。問題は慣れない人が着付けた場合。帯の端がビローンとなったらどうするのか。手っ取り早いのは近くに着付けに慣れた人がいないか探すことです。分からない人が格闘しても状況は悪化します。また、殿方もYouTubeで文庫結びくらいは予習するといいかもしれません。

車の乗り降りで気をつけないといけないことは、足を開きながら乗ると中身が見えてしまうので殿方が助手席に目隠しになるように立つと女性は安心できるかもしれません。
下駄の鼻緒が痛いと言うかもしれないので、ここは迷わず足袋ックスを持参するよう助言してあげてください。見た目より痛み重視です。

着物の帯がきつくて気分が悪くなる女の子もいないとも限りません。涼しいところで休ませてあげてください。

以上、参考になるかどうか分からないアドバイスでした。