極端に俺得な弄りなので誰の参考にもならないと思いますが、自分の為のメモ代わりに記録しておきます。
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今回はカラーが付属するロードスター用のシートベルトサポートを使用しましたが、HA23に流用する場合、 カラーが付属しないジムニー用の「らくらく君」でOKです。
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別途用意するものは、固定式の場合M12で2ミリ厚のワッシャー2枚で、可動式の場合は同ワッシャー1枚とM25で同じく2ミリ厚のテフロンワッシャー1枚が必要になります。いずれの場合も、スプリングワッシャーとプラ製の回り止めワッシャーは純正のボルトに付属の物を使います。可動式の場合は3を飛ばして4へ。
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固定式の場合は元々付いてる車両側のカラーは使いません。丁度サポートと裏表2枚のワッシャーがカラーと置き換わる事になります。但し、矢印で差した部分のリブがワッシャーの外径(26ミリ)と同じなので、ワッシャーが密着する様にリブを削り落として予め平らにしておく必要が有ります。
あとは上からM12のワッシャー、サポート、M12のワッシャー、スプリングワッシャー、プラ製の回り止めワッシャーの順にボルトに通し、締めながら任意の角度でサポートを固定すれば完成です。
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可動式の場合、穴を約25ミリまで拡大します。凡その目安として、先程のリブが均等に薄く残るくらいで丁度良いカラーとのクリアランスです。尚リブは固定式の場合とは逆に、ここに挟むテフロンワッシャーのガイドになるので削らずに残しておきます。ちなみに表からだと穴が随分偏心している様に見えますが、サポートの成型上の問題なので、あくまでも裏から見た穴を基準に拡大する様に心掛けます。
道具は、下穴が開けられない既存の穴の拡大である事と、力の入れ加減で削り具合がコントロール出来るテーパーリーマーが最適です。
穴はまず裏から拡大して、ある程度大きくなったら交互に作業すると良いです。テーパーリーマーは性質上、一方からのみの切削では穴の断面が台形になりますが、両面から切削する事でそれが緩いへの字になり、カラーとサポートの接触が面ではなく線接触に近くなる事で、よりスムーズな動きが可能になります。あとは上からM12のワッシャー、カラーをセットしたサポート、テフロンワッシャー、スプリングワッシャー、プラ製の回り止めワッシャーをボルトに通してから目一杯締め、その状態でサポートが自由に回転する事を確認したら完成です。
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固定式の場合、金属製のカラーの役目を樹脂製のサポートとそれを挟む2枚の金属製ワッシャーに代用させる事になるので、材質の差異を考慮して装着後暫くは緩みが無いか確認した方が良いと思います。可動式の場合はボルトとナットの間は全て金属なので、キッチリ締めれば後々緩み難いとは思いますが、こちらも一応同様に。いずれにしろ安全に関わる部分の作業なので、最終的には自己責任となるのは言うまでもありません。
自分は勿論、日本に3人くらいは居るかもしれない、しょうもない事に拘るクレイジーピープル(笑)の参考になれば幸いです。
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2017/01/15 22:52:35