トゥルッコ ローポジションシートアダプタ取り付け(運転席)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
トゥルッコのローポジションシートアダプタの運転席側を取り付けしてみました。
明日以降に助手席も取り付け予定です。(*^^*)
結論から言うとかなり面倒くさいです。
既に他の方の整備手帳がアップされてるいるので、ポイントを絞って投稿します。
まず、以下の工具を使いました。
・六角レンチ
・T40、T45トルクスのビット
・ギアレンチ
・トルクレンチ
・ラジオペンチ
・プラスチックハンマー
・プラスドライバー
・メジャー
・養生テープ
・ウォーターポンププライヤー
特にアダプタとシートの接続はT45のトルクスボルトですが、アダプタがコの字型で幅が狭く、ラチェットが入りません。
このため、写真にあるビットアダプタをギアレンチに付けて出来るだけ抵頭のトルクスレンチを用意するようにしました。
2
で、いきなりシート外してアダプタまで交換した後の写真です。
キットには説明書が付いて無いため、手探りで進めてますが、シートを綺麗にスライドさせるために注意が必要です。
最初は各ボルトを仮留めして形を調整しながら本締めしようと思ったのですが、位置を仮押さえしてボルトを締め付けるのは、かなり至難の技でした。
このため、メジャーで純正アダプタの横幅を測定し、同じ幅になるように先にアダプタをシートに取り付けます。
その後、レールを取り付ける必要がありました。
次にレールをスライドさせるためにロックを持ち上げるバーを同時に取り付けますが、これには左右の向きがあります。
バー先端からエルボー部分までの長さが左右で異なり、写真は逆に付けてしまったもので、歪んでます。
(ボルトも仮留め状態なのでさらに歪んでます。)
ドア側に短い方を取り付けます。
軍手はMarkTさんの動画を参考に車両から取り出す際、傷が付かない様に被せてます。
3
取り付けが逆で歪むと写真のように先端の爪がしっかりとはまらないです。
(写真は意図的にずらしたもので実際はここまで隙間は開かないです)
取り付けには、ウォーターポンププライヤーの先端を養生して挟み込んで付けてます。
【2021/1/20 追記】
この先端部分に、レバーが爪から抜けない様にタイラップで固定しました。トゥルッコさんではそうしてるそうです。
4
正しいと思われる方向だとこうなります。いきなり室内です(^_^;)寒かったので…
ただし、後から分かりましたが、このバーは純正に比べて剛性が不足しており、スライド時のメモリー機能がしっかりとは働きません。
5
スライド用のバーを取り付けたら、ドア側のカバーを付けるため、アダプタ側に突起物となるネジを取り付けます。
写真はまだシート取り付け前ですが、これはシートレールをシートにキッチリ取り付けてから付ける必要があります。
純正はこの突起物が溶接されてますが、トゥルッコのアダプタには穴が空いているだけなので、M4x20のネジとナットで付けてます。
純正はアダプタ上から15mmの長さでしたが、アダプタ下から通すため18mmくらいのネジが必要でしたが、20mmしか手に入らなかったのでそれを付けてます。
特に問題無くカバーも取り付けできてます。
【2021/1/20追記】
このネジやはり20mmだと長過ぎたようです。
ワッシャーをボルト頭側に入れることで飛び出る長さを調整しました。
6
車両に戻してシートベルトのセンサーケーブルをつなぎますが、純正ではアダプタに穴が空いており、そこにクリップ(写真左のカプラーについてる白いもの)で留まってましたが、交換後は穴が無いため、ワイヤークリップを両面テープで付けてケーブルを固定してます。
純正からの取り外しも、穴が狭く取り出せ無かったため、ラジペンの先端を養生してつまんだ上にプラハンで軽く叩いて外しました。
7
カバーの取り付けはシート下の三角形の形をしたカバーのネジ2箇所外して上にずらすとギリギリ入りました。素直に全部外せば良いとは思いますが…
が、私は何度も試行錯誤してるうちに、カバー側にあるアダプタに差し込む棒の部分を折ってしまいました…
ちゃんとやれば折らずにすんだのですが…(^_^;)
8
車両に取り付ける際のボルトのトルクについて、皆さんの整備手帳からは規定トルクとあるだけで数値が確認出来なかったので、最初に取り外す際、トルクレンチで徐々にトルクを上げて締め付けてボルトが動き出す所を確認するようにして確認しました。新車なので恐らくはそれで確認した値は誤差の範囲かと思ってます。
合わせて、ボルト自体(M8)の規定トルクを調べて見ました。
結果、車両への取り付けボルト4本は23Nm、シートレール、アダプタ周りのトルクスと六角は30Nmで締め付けてます。
ただし、右前のレールと横向きのバーを取り付けるボルト2つの内、前側は30Nmではなく23Nmでしたのでそうしてます。
ボルト規定は22Nmなので、アダプタ周りはネジロックのせいで締め付けがキツイのかもしれません。
少し走行して弛みが出ないか確認して増し締めしようと思ってます。
(ここでのトルク値はあくまでもご参考程度に自己責任でお願いします)
どのみちアダプタ内の大半はトルクレンチが入らないのでトルクレンチで取り付けた箇所の手加減と同じくらいの感覚で締め付けてます。
で最後に肝心なことですが、シートを倒してスライドしたり、起こしてスライドしようとしたら、案の定、シートが動きません。
シートを倒した際、背もたれから左側のワイヤーを通じて左側のロックが解除され、さらにレバーを通じて右側のロックが解除になる機構ですが、どうにもレバーの剛性が低くて右側のロック解除のプレートを押さえる力が不十分になり右側のみスライドしない状態になります。
純正のレバーはしっかりとした作りですが、トゥルッコさんのレバーは剛性が弱いように思います。
このためMarkTさんの動画にあった様に、ロック解除の部分に2mm厚の樹脂プレートを両面テープで隙間に挟み込んで力が伝わる様に補ってます。写真の通り。
今のところこれで不自由無くスライド出来ています。
正直、調整がすごく大変でした。
友人が同じパーツをDで取り付けてもらってますが、スライド出来たり出来なかったりしてるそうです。
皆さん上手く取り付け出来てるのか、私だけなのか…
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク