【１年経過後】シラザン50のメンテナンス

施工してからちょうど１年が経過し、シラザン50の撥水基の効力が落ち始めてきたので、これを機にシラザン50専用の撥水滑水復活キットを使ってコーティング表層の撥水層を置換メンテすることにしました。

【洗車前チェック】
まずは施工前にボディにザっと水をかけてみて現状チェックです。
https://youtu.be/PEtxC1j22AI
ボンネット部分については昨年施工当初にあったボディ表面を滑り落ちるような『シラザンフォール』の状態は無くなり、水玉がボディ表面に付着した有機汚れに引っかかって残留するようになりましたが、まだコーティング表層の撥水能力自体はしっかり残っているようです。

【洗車前チェック】
ルーフの状態についてもボンネットと同様に撥水効果は残っているものの水玉の一粒一粒が小さくなり大きくまとまらないため、流れ落ちにくくなりました。
https://youtu.be/VP8bdHwxfRw

【洗車前チェック】
ボディサイドについてはやはり垂直面である事からボンネットやルーフ等の平面部分よりも劣化しにくい場所になるせいか、撥水効果がしっかり残っており、ウォータースポットの付着も無い状態が保たれています。
https://youtu.be/qb7brdnaijs

【イオンデポジットの除去】
中性洗剤シャンプーでボディ全体を洗車して水分を拭き上げた後、撥水基に変状が見られたボンネットとルーフ、リアハッチ部分について付属のイオンデポジットクリーナーを使ってポリシラザン層の上にある撥水滑水層を取り除いてあげます。

クリーナーを付属のMFクロスに噴射し、ボディに塗り広げて優しく拭き上げします。
強く擦らずあくまでも優しく撫で上げただけでしたが、クロスの汚れ具合を確認してビックリしました。
これがいわゆる「水垢汚れ」であり、通常の中性洗剤シャンプーでは取り切れない汚れになります。

【イオンデポジット除去後の状態】
ボディサイド以外の部分に施工し、終わったら付属の脱脂シャンプーでボディ全体を洗い上げてクリーナー成分を取り除きます。
https://youtu.be/NGbVvIWN9bI
https://youtu.be/lvDUYpkWmP8
イオンデポジットと一緒に撥水基が除去されて、親水状態になりました。

【復活剤の施工】
イオンデポジットクリーナーを使用する事で表層の撥水層が無くなったので、専用復活剤をその上に乗せていきます。
付属のMFクロスに１～２プッシュして50cm四方に塗り広げたら別のMFクロスでムラ取りを繰り返すだけなので、施工は至って簡単です。
作業時間はボディ全体でも15分程度。
今回は復活剤の効果を知りたかったので、その上に更にメンテナンス剤の施工をするのは見送りました。

ホワイトパールとはいえ、白色ボディではあまり艶感を感じにくいのですが、夕焼けのせいもあってかなりエロい感じになりました。
施工直後なので、これから24時間～１ヶ月かけてポリシラザン層(ガラス基)と撥水層(復活剤)が化学結合して更に深みのある艶が出てくる事になります。

【復活剤施工後24時間の状態】
施工後24時間で撥水チェックを行いました。
・ボンネット
https://youtu.be/2GcUANZF0yY
https://youtu.be/hE6GD6RxAPw
・ルーフ
https://youtu.be/7HryTOoXCEA
・ボディサイド
https://youtu.be/L-jSLxuiLBs
・リアハッチ
https://youtu.be/Vgc7c3JA4w8
まだ24時間しか経過していませんが、この時点でも結構バチバチになったので、次の帰省で洗車するのが楽しみです。