冷却水交換　その②

さて、古い冷却水は抜けたので、新しい物を補充します。

使用するのは何所のホームセンターでも売っている
濃縮タイプのロングライフクーラントです。

クーラントは濃度が薄い方が冷却効率が良くなります。
でも、ただの水では錆びてしまいます…
そこで、使用限度37％ 凍結温度-15℃になる様希釈します。
凍結温度一覧表によりますと混合率37％には
冷却系統の容積 4Lの場合 このクーラント1.5L＋満タンの水
トゥデイの冷却系統容積は2.75L
つまり、4：1.5＝2.75：X
内項の積＝外項の積より、X＝1.5×2.75÷4＝1.03125
つまり、約1Lのクーラント＋満タンの水で良い訳です。

だいたい1Lの青汁を測り採り、先にラジエターに投入。

自動冷却水補充機を取り付けて、水面が見えるまで水道水投入。
エンジンをかけて冷却水を循環し、エア抜きをします。

水面近くにエアが見えるでしょうか？
（これを撮るのに何回シャッターを切ったことかｗ）

アッパー＆ロアホースを揉むと、けっこうエアが出てきます。
ホースが破けない程度に優しく揉みもみしましょうｗ

アイドリングを続けること10分程で、
突然見える冷却水の濃度が濃くなり、
水面が上下し始め、
冷却水から湯気が立ち始めます。
サーモスタットがしっかり開いたのでしょうね。

このまま更に５分ほどアイドリングしましたが、
もうエアが出てくる様子無し。
エア抜き終了とします。

エンジンを止めると…
見えていた冷却水が全てラジエターに吸い込まれました。
ウォーターポンプの圧力って結構あるのですね。

ラジエターキャップの口まで給水（少しだけでした）。
元に戻したサブタンクにもMAXレベルまで給水。
ラジエターキャップを締めて終了です。
冷却水のこぼれた部分には水をぶっ掛けｗ
イグナイター＆コネクター部に残った水は拭き取りましょう。

念の為…
暫くの間は2Lのペットボトルに水を入れて持ち歩き、
冷却水が冷えている時にラジエターキャップを開けて、
減っている様なら補充すれば大丈夫でしょう。