すっかり書き忘れていたワシントン旅行の交通編。僕が見た範囲のことですが書いていきます。
当たり前ですが、車はアメリカでは右側通行です。日本の感覚で交差点をぼけっと歩いていると、思わぬところから右左折の車が突っ込んできたりします。まぁ首都だからかなのかそれほど乱暴な運転の人はいませんが。
道路を眺めてみて特に感じたのが文字量の多さ。標識などにとにかく文字が多すぎる。矢印以外のイラストが見られません。
こんな量の文字、すぐに頭の中に入るのか?ってくらいに。
ワシントンの道路は碁盤目状と放射状が混在してます。放射状に伸びている道路の中心は最近日本でも見るようになってきたラウンドアバウトで、記念碑などと併設されています。・・・がラウンドアバウトは複雑で普通に信号もあります。
歩行者信号は「WALK」「DON'T WALK」で表示されているのかと思いきや、白い人(青)や手のひら(赤)のイラストと信号が変わるまでの残りの秒数が表示されてます。
「WALK」「DON'T WALK」ってニューヨークだけなのかな?信号はアメリカ全土で共通だと思ってました。
で、その秒数。最適化のためか知りませんが信号によって設定の秒数がまちまち。10秒とか5秒単位でなく、1秒単位で違います。
しかもどうやってもゆっくり安全に渡れない秒数に設定されているところも。
自動で切り替わるところもあれば押しボタン式の信号もあります。ボタンは信号のポールと同じ色しているので、ボタンがあるのかどうかわかりづらいです。
ちなみに押しボタンを押すと「ぐぇっ!?」と鳴きます(^^;
(↑たぶん「wait」と言っているんだと・・・)
ワシントンの中心から少し離れると、平日は渋滞がすごいらしいです。
ホワイトハウス周辺は、大統領が車で出かけるときには付近一帯の道路を閉鎖してしまうため、混乱するそうです。
が、今回の旅行では渋滞はほとんど見かけませんでした。
市内を走っている車はアメ車はもちろんですが、日本車をかなり見かけます。ヒュンダイやKIAも見ました。日本では全然見かけないウインカーとストップランプが併用されているタイプも。
ボディタイプはほとんどセダンとSUVです。ハイブリッドやマッスルカーの類いはほとんど見なかったです。
たまにC-HRか?と思いきや日本では販売されていないRAV4だったり、ミニバンではトヨタのシエナとか見かけました。
画像に写っている赤に銀のラインが入っている車はタクシーです。かなり多くうろついてます。
ちなみに赤ですが「イエローキャブ」と名乗ってます(^^;
タクシーは9割くらいが日本車でした・・・
サイドウインドウには優良の運転手であることを示すシールとかUberに対応していることを示すシールが貼られています。
僕は旅行中、それほど遠くへは行かなかったので1度も利用しなかったけど。
道中、C-HRは3台程度しか見かけませんでした(TwT
これは唯一止まってたC-HR。さすがに内装(海外仕様の青の内装なのか、とか)は見ませんでした。
これは市内観光プランで乗せてもらったキャデラックのエスカレード。すげー高級車です。
ドライバーさんも普段は政府の要人を乗せたりしている人らしいです。
ナンバープレートも優良ドライバーと識別できる番号らしいです。
続いては鉄道の話を。
ワシントンには色別で6種類の地下鉄(ワシントンメトロ)が走ってます。地下鉄の入り口のあるところは画像のような「M」と書かれた柱が立ってます。だって・・・
入り口が全然わからないから!
スラム街へ行くみたいで結構コワイです。
大体がビルの一角に有り、公園を除けば路上に地下鉄の階段は見なかったかも。
なんかゴンゴンと音がするエスカレーターで降りますが、観察していたところ、左側が止まって乗る人で右側が急ぐ人になっているようです(妙なところで日本っぽい)。
で、これ。券売機。乗車券の他にも「SmarTrip」というプリペイドカードの購入やチャージも出来ます。
見ての通り路線図なんかありません。
券売機の上部(白いところ)に小さく書かれた
リストから該当の駅を探さなくてはいけない。
しかも時間によって値段が変わったり訳がわかりません。
問題なのは駅名。ガイドブックの地図とかGoogleMapとか駅の電光掲示板とか電車の行き先表示とか変に省略されたりとがで駅名が一致してないところがあり、かなり戸惑いました。
ガイドさんから「SmarTrip」のチャージ方法の説明を受けましたが、操作の階層が深すぎて、覚えられません。せめて液晶タッチパネルにしてください(しかも1台壊れててクレカが読み込めなかったし)
もうおとなしくガイドさんの言うことに従って「SmarTrip」を購入し、その金額内でやりくりすることにしました。
券売機の奥に電光掲示板が映ってますが、ここには次に何番線にどこどこ行きの電車が何分後に来ます、と書かれてます。「何時何分に」ではなく「何分後に」です。
この電光掲示板をじっと見ていると、サーキット場の順位表のごとく、ころころと順番が入れ替わります。ってか、あれだけ空いているのにどこに定時運行できない原因があるんだか・・・
全然違うところに連れて行かれないかひたすら心配でした。
これが駅の自動改札。扉が開く方向は日本と違います。
なんかアンティークな感じを狙っているのか、「SmarTrip」をタッチするところが目立ちません。
(残高表示も目立ってないけど)
右に見えるのは駅員室?です。360度監視出来るようになってます。
これは別の駅の画像ですが、だいたいの駅で吹き抜けになってます。
つーか、ホームがめちゃくちゃ暗いし、客がいません><
ワシントンメトロは安全、とはいってますが、こんなに暗けりゃ客も来ないだろうなぁ・・・
電車が入ってきたところ。暗いのでピントが合いません><
車両の連結部。エキスパンダーみたいなので侵入できないようになってます。
っ!?これがウワサの大リーグ養成ギブスなのかっ!?
電車が到着し、扉が開くとドア横のライトが思いっきり光ります。
そんなに暗けりゃホームを明るくすればいいのに・・・
なので降りてくる人たちはみんな「未知との遭遇」みたくなります(^^;
ちょうど連結部分に運転席があったので撮影してみる。日本とは違って右側になるんですね。
旅行中、乗ったのは最新の川崎重工製だけでしたが、最終日に空港へ向かう途中で川崎重工製以外の古い車両も見ることができました。
このワシントンメトロ、今年度中にダレス国際空港までつながる予定ですが、ガイドさんによると誰もンなことは信じていないらしい。
ワシントンには近距離を移動するワシントンメトロの他に、長距離を移動するアムトラックがあります。
アムトラックの駅「ユニオンステーション」はワシントンの北東にあります。
ちょっとした神殿というか博物館みたいです。
神殿みたいなので案内は親切ではないです。
アムトラックの券売機やカウンター。
待合室。全然動きがないんだけど・・・
アムトラックの搭乗口。
もう一つの扉の向こうに列車が見えます。
残念ながら乗る予定もなく、券も持っていないのでここまで。
駅からは列車の姿を見られなかったので、駅の上から見てみる・・・見えない><
これはアムトラックではなさそう?
事前にGoogleMapで調べてて、駅の北にある橋から撮影できそうだったので、そこから撮ってみる。
なんかアムトラックのイメージとは違う高速鉄道っぽいフォルム?
アセラ・エクスプレス???
アムトラックといったら、こんなごつい2階建てのイメージ(^^;
いっちゃった・・・アムトラック・・・いつかは乗ってみたい!
こんな変わった車両も見られました。
ワシントンメトロのレッドライン。メトロなのに地上を走行するほうが多いような?
ワシントンには路面電車(LRT)も走ってました。どうやら新しくできたらしくあまり情報はありませんが・・・終着駅がユニオンステーションの北の橋の上ですが、駅からかなり距離があるので乗り換えが大変そう・・・
(画像の左に「ぐぇっ!?」と鳴く押しボタンが映ってます)
路面電車と路線バス(右)。
バスも京都並みに多く走ってました。
路面電車も路線バスも乗れなくて残念・・・
路面電車のユニオンステーション駅。乗り降りするところまで結構距離あります。
ユニオンステーションの上にはバスターミナルがありました。
なんかあまり活気がないような?もうすぐ独立記念日なんですが・・・
最後は帰りのダレス空港で乗ったターミナル間の連絡用の列車(新都市交通?)。
なんで行きは使用できなかったんだろう?この空港の構造がさっぱりわからない。
と、いうことでワシントンで見てきた交通状況を日本と比較しながらゆーすかの視点で書いてみました。