V8_MPOWERの愛車 [
BMW M3 クーペ]
BMW E92 M3 ACコンプレッサー/ディフレクションプーリー/ベルト交換
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これで暫くは何事も無く走れそう。でも、気がかりなのが海外サイトで結構ホットな話題になっているロッドベアリング(コンロッドメタル)。このメタルが逝くことでエンジンブローに至るケースが多いらしい。走り方によると思うが、S65エンジンのコンロッドメタルは10万km以内で寿命を迎えるとか。。。2010年モデルまでのメタルは銅、鉛などの層で構成されているので、オイル交換の際に抜いたオイルからこれら物質の含有量を分析すれば、メタルの摩耗度を予測できるらしい。また、2010年5月以降製造のモデルからメタル材質が変更された。しかしながら、新メタルは銅・鉛が含まれていないので、抜いたオイルから摩耗度が分析できないらしい。さらに、新メタルはスズアルミでできており、従来比較で4倍の硬度を持っているのだけど、これがやり過ぎらしく、クランク側にダメージを与えるらしい。街乗り中心なら平気そうな気もするけど、S65エンジンのメタルが逝った際の修理費はとんでもないことになりそうではある。純正メタルをWPC加工した物が売られているけど、純正メタルのクリアランスが狭いことも問題なので、純正メタルにWPC加工を施すと、さらにクリアランスを狭めることになってしまうので根本解決にならないとか。。。そこで、銅・鉛メタル製でクリアランスを見直し、さらに、加工を施した対策品が出ている。これは、NASCAR、Indy CAR、元BMW M社技術者監修の元、BMWベアリングサプライヤーの工場で設計製造されているので本物っぽい。ガンガン走る人は10万キロを目安に交換しておくのが良いかもしれない。メタル、その他交換に必要な諸々セットで部品代12万円位。交換するためには少なくともフロントサブフレームを外さないとならないので、工賃は結構かかりそう。写真は65000km走行の2011年モデルのコンロッドメタルです。相当摩耗してる。。。
自分は、メタル破損はオイルメンテ不足、過走行、激しい走行によるオイル偏り、油温過上昇のいずれか複数の組み合わせで発生すると判断しているので、普通に乗っていれば10万キロ程度は何の問題もないとは思います。400馬力の車なので普段からエンジン回してる場合、メタルの負担は相当なものだろうから、対策品だとしても10万キロを目処に変えるのは妥当かな。
- 1:テンショナー等はそのまま ...
- 2:これで暫くは何事も無く走 ...
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その他
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | ショップ作業 |
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難易度 | ★★★ |
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作業時間 | 6時間以内 |
作業日 : 2018年09月23日
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