昨日のような寒い夜は、なぜかロードスターと出会った頃のことを思い出す。
私は免許を取ってすぐ、東京に来たので車とはあまり縁のない生活をしていました。
たしかに、車があれば行動範囲は広がるし、大人のデートも演出できるんだろうなぁと思っていたぐらいです。
車は好きでしたが、維持費など出費が嵩むので所有しない方向でいました。
そして2003年、マツダからRX-8という、とてつもない車がデビューした。
私にとってそれは衝撃的でした。
おもちゃを欲しがる子供のようにただ「欲しい」と願った。
すべてがパーフェクトだった。もう、理性では考えられなかった。
RX-8を買うために必死で仕事をした。
そして2005年夏、やっと車を所有してもやっていけるぐらいのお金が貯まった。
RX-8を目前に、彼女とかつてない大ゲンカをしてしまった。
自分の時間が増えてしまった…自分の誕生日なのに時間が過ぎるのが遅かった。
とにかく家にいたくなかった。勝手にバイクがマツダに向かっていた。
そこにいたのはRX-8ではなく、まだ見た事のないスポーツカーだった。しかし、なぜなんだろう、親近感があり初めてとは思えなかった。
まさにそれは、RX-8のオープンカーと思える程エクステリアが似ていた。
そして、そのスポーツカーは先代を受け継ぐ「何か」を持っていた。
雑誌では何度か見た事はあった。しかし目の当たりにすると、それはすごいオーラを纏っていた。
…
…彼女と仲直りがしたかった。マンネリが続く日々にピリオドを打ちたかった。
今も…当時も、私に私達に必要なのは非現実を味わえる車だった。
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皆さんおまたせ♪
3連メーターの整備手帳アップしましたので見て下さいね。
Posted at 2006/11/23 07:58:56 | |
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