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Heritage220のブログ一覧

2014年10月30日 イイね!

働くということ

 タイトルは堅いですが、決して私の労働観や一般論を述べるという
訳ではありません。このタイトルが題名となっている本についてです。

 何故この本を取り上げたかというと、既にご存知の方もいらっしゃると思い
ますが、この本の著者である「黒井千次」さんは大学卒業後、富士重工に入社し、
社員時代から作家活動も行いつつ、30代後半で富士重工を退職し、その後は
作家専業となられた方だからです。
 ちなみに、先週文化功労者に選ばれました。
 私が氏を知るようになったきっかけは、高校の現代文の授業で黒井氏の随筆を
読んで先生がこの著者は富士重工で会社員をやっていたと紹介があったからです。
その授業の随筆はどんな内容だったかはすっかり忘れてしまいましたし、
この「働くということ」以外、黒井氏の著作は読んだ事はありません。

 それに、この「働くということ」も取り立てて面白かったということはないのですが、
興味深いのは、黒井氏が富士重工に何故入社したかや、会社員時代のエピソードに
ついてです。
 例えば、氏が就職活動し、会社員になったころは日本の自動車産業はトラック中心で、
乗用車はメインではなかったとのこと(氏が大学を卒業した1955年にトヨタ初代クラウン発売)
 また、製造業に入社したいと思ったものの、あまり大きな所には入りたくなく、それで企業
合併を目前に控えた富士重工に入社できたとのこと(旧中島飛行機が軍需産業として
解体された後、いくつかに分かれて事業を続けていたのを、再統合して現在の富士重工業
株式会社となる際の採用試験だったそうです。ちなみに富士重工は第一志望ではなかった
とのこと)
 昭和30年入社なので、まだスバル360は発売されておらず、スクーターのラビットが主
な製品で、なおかつ、氏が配属となったのは群馬県伊勢崎市のバスボディ製作所で、まず
そこで会計の仕事に従事。
 会社に勤めておられた15年間の内にもっとも印象的だったのは、試走車(おそらくスバル
360と思われます)が走り出した瞬間にその場にいた作業服の人たちが一斉にそれを
追って駆け出したのを見た時だそうで、その光景は非常に感動的だったそうです。

 もし黒井氏の他の著作について知っておられる方がいらっしゃったら、感想を聞かせて
ください。
Posted at 2014/10/30 20:27:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年10月27日 イイね!

古いランチア


 昨日、富山の小矢部市(おやべ)でクラシックカーイベントが開かれました。
正直、糸魚川と金沢行った後だったので見たことのある車が多かったのですが、
この車は珍しいのとスタイリッシュなので写真に撮りました。

 ランチア・フルヴィア・クーペ

 全部写ってませんが、左の赤のチンクエチェントと並んでいると1960年代か
70年代のイタリアのようです。
 私にとってランチアといったら、ストラトスではなく、デルタ・インテグラ―レや
テーマ(8・32というモンスターマシンもありました)、初代のイプシロンでしょうか。
 Web CG でイタリア在住の「大矢アキオ」さんが、ブログで現地の自動車ライフ
について書いておられますが、最近イタリアでもランチアの売れ行きは今一で、
デルタのラリーでの活躍や、テーマについて話をするのはイタリアでも40代以上の人
とのことです。
 個人的に残念なのは、確かクライスラー300をテーマとしてOEM販売している事です。
300が悪いという訳ではないのですが、300のキャラクターとかつてのテーマのそれ
とでは違いすぎますよね。あと、日本でもクライスラーブランドで現行イプシロン販売して
ますけど、やはりランチアブランドで売ってほしいです。フィアットグループとクライスラー
の関係、それと大衆的なフィアットとスポーティなアルファ・ロメオに囲まれてというので
日本ではどうしてもそれら2つよりもマイナーだから仕方ないのかもしれませんが。
 皆が良く言う表現かもしれませんが、ランチアはスポーティさの中に独特の品があって、
とても好きなブランドだけに残念です。
Posted at 2014/10/27 20:26:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月22日 イイね!

新型レガシィ

 本日、ディーラーからDMが届きました。
 既にアメリカでは新型レガシィが発売されており、好評なようですが、
いよいよ日本でもデビューですね。

 ツーリングワゴンが無くなったのは残念ですが、レヴォーグ出たしね・・。
新型はオーソドックスなデザインですが、端正で良いと思います。
現行で評判の悪かった内装も大幅に良くなったようですし。
 今のところ、車を買い替える予定はない(正確に言うとお金がない)ので
デビューしてしばらくしてから新型見てこようと思います。担当の営業さんに
期待させると悪いので。

 代わりに(?)我が家に来た新車がこの4台

ジャガーXJS

 ジャガーは昔から憧れの車で、黒のXJS前から欲しかったんです。

スバルBRZ・スズキハスラー・シトロエン2CV

 86もトミカのラインナップにあるのに、BRZも出してくるとは、
と思いましたが、買っちゃいました。ハスラーはとても好きな
車です。2CVは先日行った金沢のクラシックカーイベントで
手に入れた物です。見ているとほのぼのしてくるデザインが好みです。
カラーリングはちょっと悪趣味かもしれませんが。
Posted at 2014/10/22 19:43:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月13日 イイね!

クラシックカーフェスタ in 金沢に行ってきました

 今日とは違い、昨日は好天に恵まれましたので、
金沢のクラシックカーのイベントに行ってきました。

 個人的に一番のヒットだったのがこれ。

DSのヘッドライトの4灯生で見るの初めてです。これってライト
がハンドルの舵角に反応して右左に動くものですかね?

 次にこれ

 私が書くまでもないですが、ダスティン・ホフマン主演の有名な映画
「卒業」の中で彼が乗っていたのがこのアルファスパイダー、色も
この赤じゃなかったかな。

 国産車では

私、多くの声に反し今まで117クーペは角目の方が好きでしたが、
訂正します。やはりこの車には丸目が似合いますね。

 参加車は全部で100台程だったとか。糸魚川と同じく、金沢市内を
パレードしてました。


Posted at 2014/10/13 19:08:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年10月08日 イイね!

我が家のコロナについて

 愛車紹介にもありますが、3代目レオーネの前の父の車は
6代目コロナセダンでした。ウィキペディアにも記述がありますが、
刑事ドラマ、「太陽にほえろ!」で小野寺 昭さん演じる
「殿下」が殉職する際に乗っていたことから「殿下コロナ」
と呼ばれているモデルです。(実際にコロナが崖から落ちる
瞬間には5代目コロナにかわってましたが)

 ただ、家のは殿下コロナのマイナーチェンジ版、スラント
ノーズになった後期型です。ほんの一時期ですが、スコッチ
刑事が2回目の出演となった時期に、我が家と同じコロナも
太陽にほえろに覆面パトカーで登場していたと思います。
家のコロナのグレードは写真と同じ1.8GLセダン、色はセダンの
下の写真のリフトバックと同じワインレッドでした。



 私の両親はまったく車に興味がないので、それでコロナか、
と思われるかもしれませんが、その理由プラス親戚がトヨペット
のセールスマンだったからこの車を選んだそうです。
 愛車紹介でも書きましたが、父は「このコロナは足回りが
柔らかすぎて駄目だ」と言っていましたが、当時の「間違いだらけの
クルマ選び」でも、徳大寺さんから同じことを指摘されてました。
徳大寺さんのようなプロだけでなく、父のような素人でも分かるような
欠点があったようです。それもあってかライバルである910の
ブルーバードにトヨタの販売力をもってしてもまったく歯が立たなかった
ようですね。デザインはシンプルで悪くないとは思いますが、910の方が
スポーティに見えます。

 また、北陸在住ですので、まだFRだったこの車では大変雪道で
苦労したようです。これはこのコロナが悪いわけでなく、FRだから仕方
ないことですが。当時はスパイクタイヤOKの時代でしたが、それでも
雪道でまっすぐ走らせるのが大変だったと父が言ってました。それが次の
レオーネの選択に繋がっていきます。付け加えると親戚がトヨペットを
辞めたというのもありますが。

 上記の欠点以外だと、当時からリフトバックと称する5ドアが選択
できたというのが興味深いです。確かコロナは3代目で日本車
として初めて5ドアをラインナップに加えたようですが、その後の
4代目・5代目ではラインナップからいったん消滅して、6代目で再び
復活したようですね。その後はたしかSFという名で5ドアがありましたね。
ただ、SFもセダンに比べればものすごいレア物だったと思いますが。
 カタログを見ると、6代目の5ドアは荷室の開口部が高いのと、
荷室の天地方向が浅そうなので、あまりユーティリティに富んでいるとは
思えません。長いもの、かさばる物を積むにはセダンよりはまだ
アドバンテージがあったのかもしれませんが。このあたりもコロナに限らず
昔の日本では5ドアがあまり売れなかった理由かもしれません。
 
 それと、コロナにも2ドアハードトップがあったのも今からすると驚きです。
ライバルのブルーバードに対抗した、とも言えるかもしれませんし、

5代目以前のコロナにも2ドアがあったからかもしれませんが、
兄弟車のカリーナにも2ドアがあったのに何故?と思います。
ハードトップだけど、2ドアセダンといった位置づけだったのでしょうか?
私個人の感想ですが、スポーティなのはカリーナの方だと思いますから
このコロナの2ドアそんなに売れたのかな?と思います。
 この車現役の頃はまだ小さかったので、分からないのですがこの
5ドアと2ドアってそれなりに売れてたんですかね?
(もしこのブログを見られた方で5ドア・2ドアのオーナーだった方、好き
だった方いらっしゃったらごめんなさい)

 カタログを見ると3種類のボディ、3種の排気量、数多くのグレードと、
1980年代初頭はどこのメーカーもそうだったのかもしれませんが時代を感じます。
今のプレミオ・アリオンに2ドアハードトップなんかあったら面白いかもしれない
と思います。今のプレミオ・アリオンは余りにも想定ユーザー層が高そうです
から。当時からコロナは万人向きの車だったと思いますが、この時代レア
だったDOHCを積んだグレードもありましたから、万人向きとはいえ今の
プレミオ・アリオンよりもう少し広いユーザーを狙ってたのではないかと思います。
Posted at 2014/10/08 22:06:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ

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「お久しぶりです http://cvw.jp/b/2276851/41113463/
何シテル?   02/18 18:09
Heritage220です。スバルだけでなく自動車全体が好きですが、どちらかといえばマイナー好みかな。
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