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睡眠時呼吸症候群をご存知ですか？

睡眠中に何度も呼吸が止まったり，浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気で、日中の眠気やヒドいいびきなどが特徴ですかね。
私もイビキが酷く、たまたま嫁が勤務先関係からの勧めで検査機を借りてきて試したところ保険治療対象の数値だったため、3年前から治療としてCPAPを利用する事になりました。

このCPAP療法とは睡眠時に装着したマスクから一定の圧の空気を鼻に送り込んで睡眠中に気道が塞がらないようにする治療法です。




最初は強制的に空気を送り込んでくるのに排出が追いつかず、返って睡眠不足になるかのごとく馴染めませんでしたが、2週間くらいで慣れてきました。

さて問題点として、普段は自宅でコンセントに機械を繋いで使用しますが、自宅以外ではどうするか？　さらに台風とかで停電になったらどうする？

旅行でホテルとかに宿泊なら100Vのコンセントがあるし、キャンプ場もコテージやバンガローならコンセントがあり、オートテントサイトもAC電源付きなら機械を持って行って睡眠時にテント内で装着できます。
しかし最近はキャンプブームなのか予約が取り難くく、電源無しサイトならなんとか予約可能ってこともありますが、CPAPを使わないと夜中にイビキの爆音で周りに迷惑を掛けることは避けれません。

そこで思い切ってAC100VとDC12Vが出力できるポータブル電源を購入してキャンプに持参する事にしました。




ここでCPAPの一晩での消費電力を色々と調べて見たところ、400Whクラスでも2泊できそうってことでJackeryポータブル電源 400を購入しました。
さらにネット情報で私が使用している機器(Resmed社　スリープメイト10)はDC電源のシガーソケットアダプターがオプションであり、DC電源で利用した方がポータブル電源の消費電力を抑えることがわかり※1、取り扱いの帝人に連絡を入れて無償レンタル※2していただけました。

早速キャンプ場で試したところ、充電99％から約6時間使用で88％くらいの表示でした。
これならもしもの災害等で停電になっても2～3日は凌げそう。




イビキが酷かったり日中に眠気を感じる方は事故等を起こす前に一度検査を受ける事をお勧めします。
また、CPAP治療をしていても電源さえ確保出来れば旅行も自由ですから諦めないで下さい。




※1　AC100Vに変換するときにロスがでるのと、冷却ファンの動作音がするため、DC12Vの方が幸せ。

※2　オプションアダプターは最初3万とかぬかしたが、交渉して無償レンタルにしてもらえました。
毎月の治療費と機械のレンタルを含めて病院に4000円以上(健康保険適用3割負担)の支払をしてます。

〈2ヶ月分〉
再診料　74点
在宅医療　2,450点

月4000×12ヶ月×20年=96万円（自己負担3割）
国内ではレンタルのみで販売できないのが闇を感じるなぁw

オプション代なんて微々たるもんです。