HKSオイルクーラーのサーモスタット交換(ハイテンプ化)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
まずはランエボのサーモスタットの写真です。後期モデルで注文しましたがランエボ純正はⅠ〜Ⅺまで共通品番との事、WEB上では形式が不明だったので外箱の品番MD356695を置いときます。
2
HKS標準のサーモスタット、開動作は75℃でストリートでは夏でもオーバークール気味、よって0W-20でも大丈夫と判断して低粘度オイルを使用してました。
因みに80℃の動粘度を計算してみるとENEOSのXPRIME0W-20で10.87㎟/sと油膜切れは大丈夫そう。
でも暖気が完了するまでに時間が掛かるし、冬のストリートではオイルクーラーは不要な感じである。今後S208とオイルを共通化するとオイル劣化は遅延できそうだが、硬すぎると思う。因みにMobil 1、0W-40の80℃動粘度を計算すると20.36㎟/s、10W-50並みの粘度だ。そう考えるとやっぱり適温の100℃で運用したいです。
3
昨日からBRZは動かしてないのでキムワイプで養生し、27のメガネレンチで緩めます。メガネの27×24は部品を取り寄せた工場に理由を説明して一晩だけお借りしました。
FAエンジンはすばらしい、エレメントはいつでも交換できるし、今回のサーモスタット交換でも漏れたオイルは1、2滴でした。
4
写真の上側がHKS(75℃開)、下側がランエボ用(100℃開)です。機械屋の見立ては組み込まれているバネの巻き数、コイル径でバネ定数が違うだけ、バネだけ外してスペーサ等で組み込み荷重を換えれば開温度は調整できそうな感じです。
これが一番安上がりかも知れません。
5
逆の手順でサーモスタットを組み込んで、HKSのランエボオイルクーラーローテンプサーモの取説を参考に適当なトルクで締めて交換は完了です。
一応エンジンを掛けてオイル漏れが無き事も確認して、今日は雪見酒?で乾杯です。
週末に走って動作温度を確認しましょ。油温が上がり過ぎるようならばランエボのバネを1巻きカットです。
6
3/24追記です。
写真は昨年の油圧警告が点滅する時の試走したの写真です。暖気が完了し、HKSサーモが開いた時に水温と油温が少し下がった。
細かい目盛りじゃないので自分の感覚ですが、水温87.5℃、油温70℃、周りの流れで巡行すると油温は概ね70〜80℃で変動する。
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登坂車線で前の車が退いたので、+20km/hほどのスピード超過で駆け上がると油温は80℃を越えました。この時の水温は90℃以下で、峠を下り出すと油温は75℃まで下がりました。
夏場で水温は85℃〜95℃キープ、油温は90℃以下、渋滞に嵌って95℃、SC搭載前がMAX115℃と記憶している。
8
今回、サーモスタットを交換後の写真です。暖気が完了すると概ね油温は75℃〜85℃で推移してました。ランエボサーモは閉じたままだと思いますが、先に交換されたみんカラ先人が申す通りに殆んど差は無い程度、自分の感覚は+5〜10℃油温が上がった感じです。EJ20はオイル4L、FA20は5.2Lなので、オイルクラー無しでもこんな感じの油温推移だったかな・・・。でも夏場の峠爆走でどうなるか、水温サーモは88℃開で±5℃キープなので、ランエボサーモ100℃開へ交換後の油温は95℃〜105℃をキープ、クーリング走行で95℃以下になれば狙い通りだが、現在3月では確認できずでした。
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