ヒューズホルダー交換

先々週、パブリカを運転した後で、運転席の足元に15Aのヒューズが落ちているのを発見。
メインのヒューズボックスはエンジンルームにあるし、そもそも運転に支障は無かった。

ということは．．．このヒューズはシガーライターソケットに繋がっているものか？

試しに、ソケットへ扇風機を繋いでみたら動きません！夏場は扇風機をとっても頼りにしているので、電気が来ていないと困ります。

でもなぜ、ヒューズだけがポロっと落ちているんだ？

ペダルの上の方を確認してみたら、ヒューズホルダーが抜けた状態になっていました。

単にヒューズが飛んだのならば入れ替えで済みますが、ホルダーが壊れたのか、ヒューズを差してもはまりません。
経年劣化でプラスチックの一部分が欠けてしまったようです。古い部品ですから、まあ、そんなこともあるでしょう。

先週、ヒューズホルダーを購入。
そして本日、交換作業をしました。

まず、ヒューズの配線からホルダー部分だけを切り落とします。

左上がオリジナルのホルダー。約50年前のプラ部品。おつかれさま！

右下のホルダーを配線に接続します。

ヒューズホルダーを付け替えるだけですが、運転席の足元に潜ってするので作業性が良くありません。

今日は薄曇りで猛暑ではなかったけど、やはり暑い。途中でにわか雨は降ってくるし、蚊は来襲するしで、ちょっと大変。

空中の配線のハンダ付けは、基板と違って苦労します。
今回はチラシを折って台紙にし、そこにクリップでお互いの配線を固定。軽く線をよじっておいてハンダ付けしました。本当は直線になるように固定したかったのですが、上手く作業出来なかったのでこれで妥協。

結合した部分は絶縁のためビニールテープを巻き、完成。
見た目は良くありませんが、目立たない場所なので良しとします。

これで扇風機は普段通り動くようになりました。

パブリカの空冷エンジンは、真夏の方が調子良いのはいいのだけれど、運転する人間が暑くて大変です。なので、扇風機は夏の必須アイテム！

夏の必須アイテムと言えば、通風口と三角窓も大活躍しています。
ウチに限らず、クーラーの無い旧車では常識ですよね。

9月になりましたが、まだ蒸し暑い日は続きそうです。皆様＆お車もお元気でお過ごし下さい！