フロントカメラ取り付け②カメラ設置編

①配線編からの続きです。
前述の通り、フロントに設置する具体的なイメージが無いままカメラを購入したため、どう取り付けるか非常に悩みました。
当初はロアグリルのどこかに上向きに穴を開けて、下側から差し込んで取り付けるイメージでしたが、バンパーの取り外しはしたくないし、あまりスマートに収まらない気がしたので、MOP風にアッパーグリルど真ん中に付けることにしました。

カメラに付属のホールソーでアッパーグリルにがっつり穴を開け、さぁカメラを付けよう…って、グリルのメッシュパターンにまたがっているので、当然段差が大きく、そのままでは収まりませんでした。 穴開ける前に気付けよと。汗

仕方がないので、取り付けステーを製作することにしました。 とりあえず必要なのは黒いプラスチックの板。
会社の産廃でも漁ろうかと真剣に考えたのですが、先輩に止められたので自宅で部屋を見回したら、前回後席用電源で使用したアクア専用フロントコンソールボックス…の外枠がころがっていたので、ここから切り取ることに。 ギリギリ欲しいサイズが取れました。（画像の下端中央の出っ張ったところ）

枠から切り出した板に、カメラ付属のホールソーで穴を開け、グリルのメッシュパターンに合わせた形に整形。
このサイズの部品だけをわざわざ塗装するのが面倒だったので、例によって磨きのみで仕上げます。 ただし、後席電源の外枠よりはだいぶ真面目に磨きました。
紙ヤスリ#400→#600→#1000→#1500→#2000→タミヤコンパウンド粗目→細目→極細目まで。

自作ステーにカメラ本体を固定し、穴を開けたグリルに両面テープで貼り付け。
カメラは6角レンチで緩めて角度が調整できるのですが、ネジが傾いていたようで、一発でアルミ製と思しき筐体側のネジ山を舐めて調整不可に…
仕方がないのでグルーガンをカメラと筐体の間に流し込み固定しています。
そもそもこのカメラは上下の目印が無いので角度の決定にかなり手こずりました。で、結局少し映像が傾くのですがもういいやと。

ケーブルはグリル裏からラジエーターコアサポートに沿ってバッテリー側に引き込み、室内から導いたケーブルと接続。
室内側から引いた線は、ウーファーバッ直時にケーブルを格納したコルゲートチューブにねじ込んで保護してあります。
アースは最寄りの金属部へ。
画像はエンジンカバーを外した状態です。

取り付けが完了したので、あとは車内の操作です。
CN-F1Dの場合、ランチャーメニューとやらでオプションカメラの設定をするとマップ表示時に画面右下にカメラらしきアイコンが出現します。
前述のロッカースイッチをONにしつつ、このアイコンをタッチすることで、カメラの映像が画面に表示されます。

無事表示されたのは本当に良かったんですけどね。
カメラはもう少し下に向ければ良かった… バンパーの一部が画角に入るくらいがちょうど良かったと思います。
それでも死角はある程度カバーできるようにはなりました。
画像は正面の死角になる位置にダンボールを立ててみたところ。
うーん傾いてる…
ちなみに走行中にカメラ画面にするとゲームのような低くスピード感のある映像が楽しめます。笑