二日目の朝が来た。
集合場所は和ちゃんと俺のいつものセブンイレブン。7時集合だから6時に出発すれば十分に間に合う。5時に起床。にぇむい。しかし、パッと起きる。朝食の冷凍食品のカレーピラフを平らげ電子機器の充電が完了しているのを確認してバックに詰める。その時、何となく何かが足りない気がしたのだが、眠たい頭のせいだ、気のせいだということにし、それ以上は考えないことにした。しかし、これが後でとんでもない事態を招くことをその時の私は知らなかった。
白鷺号は昨日の600Km走行でフロントには虫が山のようにくっついている。このままでは白鷺号が虫号になってしまうので、フロントだけは水洗いした。昨日の傷の具合を確認したが、大したことはない。
よし、今朝は昨日の朝の挽回だ。一番乗りで集合場所に行って二人が来るのを待っていよう。
早朝なので道路も空いているし、信号も点滅が多くて快適快適♪運転しながら昨日のツーリングを振り返っていた。やはり、あの時トランシーバーがあったのは便利だったよなと思い出し、何気なくトランシーバーが置いてあるはずの場所に手を延ばすと、無い。あれ?おかしいな。バックの中に入れたままかな。車を停めて確認しても無い。あれ?あれ?あ~~~~~~~~。そう言えば、トランシーバーの充電器はコンセントが足りなくて違う場所にしたんだ。ア~~~~~。持ってくるのを忘れた。朝、何かが足りない気がしたのは、トランシーバーだったんだ。どうする?今から戻ると間違いなく遅刻だ。余裕で行って待っていようと思ったのに、遅刻とはあり得ない。しかし、トランシーバーが無いと昨日のような楽しい会話が楽しめない。困った。どうする?速攻で戻るしかない。
直ぐにUターンし、多少交通法規も無視して帰宅し、トランシーバーを手に取って白鷺号に乗り込み、またダッシュで集合場所に向かう。
昨日の朝も余裕だと思っていたら道を間違え、今朝はトランシーバーを忘れて遅くなるなんて、ハァ~~~~。我ながら情けなくて溜息が出てしまう。
しかし、アクセルを踏んだお蔭か今朝も遅刻はせずに集合場所に到着。
ハマちゃんと和ちゃんは当然待っていた。今日も気付のコーヒーを買ってきて一息ついた。トランシーバーの件を二人に話した。でも、二人ともそんな俺の行動には慣れてしまったようだ。
昨日は写真を撮れなかったハマちゃんのE86の写真を撮る。
この20インチのホイール。写真では表現できないくらいに格好良い♪
この20インチのホイールには危険な話がある。
ツーリングの計画中に掲示板にハマちゃんから高速で100Km/hの時に教えて欲しいという要望が書き込まれた。昨日、高速道路を走行中にそれをやろうということでうちらが100Km/hになったときにハマちゃんに伝えたら、ハマちゃんの速度計は何と90Km/h。何と、10%も遅い速度表示になっていた。オービスに捕まらない程度で120~130Km/hで走行していたら、実際には130~140Km/h出ていて、場合によってはピカリと写真を撮られてしまう可能性があった。格好良いけど危険なアロイホイールだったんだ。
後ろからのこの角度がこれまた格好良い♪
オオルリツーリングマグネットステッカーも決まっているでしょ。
ボンネットの中も外観と同様ピッカピカ。
和ちゃんのエキゾーストパイブは鋳物だったけど、ハマちゃんのはパイブだった。格好の良さは皆さんご存じの通りだね。私のもパイプだった。
予定の出発時刻を過ぎたので和ちゃんを先頭にして、ハマちゃん、しんがりは私の順でカルガモ走行開始。
昨日は私が観光大使として群馬と栃木の案内をしたけど、今日は和ちゃんが先頭なので和ちゃんが観光大使。そして話が始まると、ローカルネタが出るわ出るわ、和ちゃんこの辺りのことを結構詳しいんだね。
例幣使街道を日光に向かって駆けぬけると、そのうち日光市に入る。日光市に入ると直ぐに杉並木街道。この杉並木街道(日光街道、日光例幣使街道、会津西街道の3街道)は世界最長の杉並木道としてギネスに載っている。長さだけではなく、植樹から400年の歴史も誇るべき所。江戸時代からずっと日本人が歩いてきた道。旅人は籠、馬、徒歩で群馬県の高崎市から日光市まで移動したのです。そこを車で走ることが出来るなんて何て素晴らしいのだろう。その並木道に入ると厳かな雰囲気があり、江戸時代にタイムスリップしたみたいだ。
これが今回のルート
和ちゃんが杉並木の歩道で写真を撮ろうと提案。おかしな格好の3人でしょ。これは、私の背が一番低いので、それに合わせて二人がポーズを取ってくれたから。二人とも優しいね。
どう?この杉並木。400年の歴史を感じるでしょ。って言っても、私は数えきれないくらいここも来ているけどね。
日光駅の近くに着くと空が晴れ渡っていて景色が最高だ!
東照宮は直ぐ前
東照宮の入口の鳥居
3人で見ざる、聞かざる、言わざるを真似てみた。和ちゃん、指の間から目が見えてるよ。
国宝の眠り猫は工事中でいつもの場所ではなく、別な場所に移動されていた。そこで、皆が下から上を見上げるように写真を撮っているのだが、ハマちゃんが「青さん。ここに立って。」と言うので眠り猫の後ろの階段に立ってみると、沢山のカメラマンに囲まれたように見える。俺ってスーパースター?。ハマちゃん楽しい♪
東照宮の建物を見て回るとその間、二人は何だか構造に興味があるようでしきりに感心していた。俺にはさっぱり分からない。金箔が綺麗になったな位しか分からないぜ。
薬師堂の鳴き龍の鳴き声を聞いて、出て行こうとしたら和ちゃんが3人で来た記念に鳴き龍の鈴を買ってくれた。
揺らすととても綺麗な風鈴のような音がする。ありがとう。大切にします。
続く。
Posted at 2016/05/27 00:10:43 | |
トラックバック(0) |
オオルリツーリング | 日記