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イイね!
2017年04月28日

【エビ中】読後感 クイックジャパン

若干ネタバレも入ると思います。
ご注意願います。
りななん推しの方にとって、耐えがたい表現を使ってしまっている可能性があります。
予めお詫びすると同時に、ご注意を願います。


期せずして、少し前に話題になったニュースで、「英国王室のウイリアム王子とヘンリー王子が、母ダイアナ妃について初めて語った」映像、というものがあります。
それは、人生で辛いことがあった人が、そのことについて敢えて口に出すことで、心が救われる、という一種のセラピー(言葉が不適切ならスミマセン)活動に賛同、支援されてのことのようです。

それでも、あの事故以来、考えること、口にすることを放棄し続けていたお二人は、話し合うことによって心は落ち着いたとの感想を仰っていました。

さて

先日、クイックジャパン(QJ)VOL.131という月刊誌が発売されました。
冒頭70ページがエビ中特集。
「あの日のエビ中」「あの時からのエビ中」を、メンバーが語る、というものでした。

正直、この子たちに、このようなことが耐えられるのか、こんな健気で人見知りなこの子たちが・・・・・・大丈夫か?
と心配しておりました。


結論から申しますと

杞憂でした。

彼女たちは、立派なプロフェッショナルになっている、
と感じました。

最初出席番号順で読み始めたら、最初の段落で真山さんが変化球をぶっこんでくる(苦笑)
流石プロ中だ・・・・・

とはいえ

そりゃ、心配な子がいます。

リコピン

いや、こんなキモチまで落ち込んじゃったのか・・・・・・そりゃそうだよ・・・・・・わかるよ、でも・・・・・それをなんともできないもどかしさもあります。

しょせん、ワタシたちはヲタク。
彼女たちが住んでいる世界とは、水と油のように、接点と思われるような界面はあるかもしれないが、決して交わることがない、違う次元の存在。
ただただ、心に寄り添う「気持ち」で、応援し続けるしかないのです(素)。

姫も、かなり、でしたね。

エビ中、としてでなくても、10代の時期に心をひとつに一緒に汗をかき、涙を流してきた仲間を死という形で失うことなど、とてもとても耐えられるものではありません。

一方で、ここまで心の深いところまで語ったメンバー、本当に正直な子たちだし、まっすぐで強いな、とも感じました。
そして、ここまで語った彼女たちにとっては、このインタビューは、一つの救済になったようにも感じます。
インタビュアーの吉田豪氏の力量もあるでしょう。
何よりも、一人語りのように綴った表現力も、今回のインタビューの価値を上げたものだと感じます。

このような仕事をもってきた方々の深謀遠慮に敬意を表します。

さて

なにより、メンバー一人一人は、自分なりに事実を受け止め、自分の意思で前を向いて進んでいる。
それが伝わってきたように思います。

個人的な感覚ですが、
なきがらと対面し、告別式などでお別れをし、そして最後は・・・・・・小さな箱と対面していくと、やはり心の整理は否が応でも進まざるを得ないように思っています。

本当の当事者として泣くことができることは、表現が適切か否か不安ですが、気持ちの整理の上では必要なプロセスのように思います。自分の父親が亡くなった時、やはりそうでしたから。


そんな中、みんなのページから、同じ光がさすような言葉をみつけました

(意訳)
りなの思いも背負って・・・・・・
って言うけど、りながそれを望んでいるかは分からない。
でも、私たちは、りなにみせたい景色がある、連れて行きたい場所がある。
だから、りながいやがっても、わたしたちはりなと一緒に歩んでいく。


表面的なキレイ事なら、ただ単に「心の中のりなと一緒に・・・・・・」くらいの表現で終わると思いますが、全員、それと違って、もっと踏み込んだ思いをもって語っている。しかも、その思い、みんな一緒。
異口同音に、「りななん」を「否が応でも連れて」、前を進んでいく決意を語るメンバーの共通意思。
心強く感じました。

たしかに、物理的にもりななんはもう会うことはできない。
でも、目の前にはいないけど、たしかにいる。
前のブログにも書いたけど、りななんと歩んできたからこそ、今のエビ中、これからのエビ中がある。
これからのエビ中にも、りななんは生きている。

HPからは姿がなくなったけど、青色のグッズは作られないけど・・・・・・
青い空、青い海に包まれて、いつまでもエビ中メンバーに、りななんは引きずられてでも連れていかれるのです。


これからのこと

話し合ったのだろうか。
話し合ったんでしょうね。

校長先生から、7人でこれからのことを話してみたら、と7人だけにされたとき

すぐに「おなかすいた」「なにか食べにこう」って食事に行って、そんな話しなかった、って姫がいっていたけど、そのあとでも、思いを分かち合ったんでしょうね。


ワタシは、何よりも彼女たちの、「りななんを連れていく」という言葉にグッときました。


この子たちは、信じられる。
この子たちは、間違いない。

文春砲にまた遭おうと、フライデーされようと、そんなことはどうでもいいです。
(あれ、開き直った?)
人として信じられる存在かどうか、でいうと、この子たちを、ワタシは信じます。


そういう気持ちを新たにしたプロファイル・インタビュー、ありがとうございました。


そして、特集は、これだけで終わりません。

メンバーひとりひとりの1日を切り取ったページ。
そして、新作「エビクラシー」についてレーベル担当者の瀬戸ボーイさんによる1曲ごとの解説。簡潔ながらとても深い文章で、(大量に到着する予定の)「エビクラシー」リリースが、本当に楽しみになりました。


なによりも
メンバーの1日での姫。

ひなちゃんのプロフェッショナルが、ものすごい勢いで心に迫ってきました。


真剣な表情、そして膨大な情報量をさばき、わがものにし、そしてメンバーにもプロフェッショナルなパフォーマンスになるように伝える、教えるダンス部長としての表情。

本当に頼もしく、力強く、心強く感じました。

誰がバカだ!そりゃ、学校の勉強はできないよ!
いや、興味ないから、しないだけなんだよ!
大好きなことには、これだけ打ちこめる天才なんだよ!
これだけのこと、他の誰ができると思う!?


と、心の中で叫びました(笑)


こんな力強い、プロ意識が高い子を応援している呑気なワタシは、彼女にお尻を蹴っとばさられた気持ちですし、この歳ではありますが、彼女の背中に近づけるように、まだまだがんばらないといけないな、と奮い立たされました(苦笑)
姫推しであること、誇りに思います。


はっきり言って、人前で読むモノではありません。
不用意に電車で読んで、エライことになりました。
しかも、何度も読み直しても・・・・・・・(苦)
ブログ一覧 | 私立恵比寿中学 | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2017/04/28 15:49:49

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この記事へのコメント

2017年4月28日 18:12
以前から時々言っていることですが、重い話もぶっ飛んだやり取りも全部ひっくるめて「エビ中メンバーの絆は外の者には見ることも触れることもできない」というのを改めて感じましたね。
だからこそ彼女たちはあれほど強いのだろうと。

そして、ご指摘の死者を送る一連の流れ。
これは若い人にはなかなか分からないのかもしれませんが、彼女達だってあの日以前には分からなかったことでしょう。
経験するのが早いか遅いかだけなのかもしれません。
そしてそれを経験したからこそ、今の立ち位置にいられる。
どれだけショックなことがあっても、残された方はお腹もすくしウ◯コもする。
そんなことも含めてメタさんや私のようなおっさんはある一定の線引きが出来ても、その経験が無い若いファミリーさんはいつまでも引きずってしまうのかもしれません。

それにしてもですね。
ツイッターにも書いたんですけど、ホントに無防備に電車乗ってんのか、と。
そこが気になってしかたありません(笑)
コメントへの返答
2017年5月1日 11:44
超亀レス申し訳ありません。

エビ中は、どこか特別であり、それでも近くまで下りてきてくれる存在でもあり、結局は天上天下唯我エビ中なんですよね(意味不明)

仰る通り、なかなか経験しないとわからないことですが、よりによって、こんな形では勘弁してくれ、といいたいようなことで、経験してしまったわけですから、否が応でも、本人たちは理解せざるを得ないことでしょうね。

そこを、大人がそっとサポートしてあげるしかないように思います。

ウチでは、思い出すたびに、父親のことを愛娘には話すようにしています。
忘れることが、一番悲しいことのように思いますし、何よりも、愛娘にとっては「おじいちゃん」が普通の存在であることを、いつも感じてほしいように思っています。

そんなことを考えながらエビ中を見始めて、少し、自分の思いも変わってきているように思います。

そういえば、以前美怜ちゃんのブログで、電車で居眠りしていて、隣のオッサンの肩によっかかってしまった、ということが書かれていたように記憶しております。

とりあえず、都内で電車に乗っているときは、周囲を見回す習慣になっています(苦笑)。

プロフィール

「@44love 楽しく、示唆に富んだ、読み応えたっぷりのプログを、ありがとうございました。
引き続きあちらのブログを楽しみに拝読させていただきたく存じます。
たまに駄コメントをいれるかもしれませんが、引き続きどうぞよろしくお願い申しあげます…」
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