2017年09月01日
高価な部品は、必ず相見積もりを取りますが、最近は、便利で決着が早く着くようになってきました。
高価な部品は必ず相見積もりを取るようにしているのは、昔からの習慣で、友達部品商もそれが分かっているので、快く引き受けてくれています。
昔からの習慣なのですが、ここ最近は、様相がちょっと変わってきました。
というのは、昔はダントツに部品商からくる見積が、安くてほぼ100パーセント部品商経由で買っていたのですが、最近は、彼に頼むことが殆どなくなってきました。
彼は、日本の部品輸入業界の協会に入っていて、自分の会社のつながりで、メーカー純正品から並行モノの部品まで、彼の顔で手に入れることができるので、私のようにいろいろなメーカーのクルマに乗り換える者にとっては、ありがたいヤツなのです。
変な言い方なのは十分わかっているのですが、昔は並行モノの正規輸入代理店みたいな元締め的な会社があって、欧州の部品メーカーの代理店をやっているのです。
欧州では、修理業界向けに部品を直接供給するシステムが整っているので、中小の修理屋が、利益を生むという構図が成り立っているのです。
日本のように自動車メーカー納入でそれぞれの部品共販に卸して利益を取るシステムとはいささか違うのです。
最近は、日本も変わってきましたが、大部分は、旧態依然ですが・・・・・
そして面白いのは、部品メーカーの中でも自社製品ではないもの、もしくは、市場へ十分に供給する数量がないものもあるので、代理店の特性により商権の拡張を含めて部品会社が同業他社に供給するということもあるのです。
ですからブレーキパッドなどを購入すると、外箱はBoschなのに取説がJuridの名前などになってるということがよくあったものです。
しかし、最近は、元締めの会社の権力が弱くなったようで、小さい会社がゲリラ的に輸入しているものの方が安いという現象が起きているのです。
部品商も実際比較検討をしていて、プジョー物の部品は、台湾系から輸入している部品を愛用しているのです。
これは、プジョーが型落ちになると台湾生産があるためだそうで、最新型ではないものはそっち経由で購入するのがいいと言ってました。
さらにそれをコピーしている中国製もあり、価格の猛烈な差が出てくるそうです。
軽く聞いていてはっきりした記憶ではないのですが、純正で、37000円、台湾物で5000円、中国物で2500円だったと言っていたような気がします。
今回もやつにいつもの通り調べさせると、モンロー物で答えてきましたが、オークションサイトと比べておよそ倍の見積もりでした。
そこで今回の結果を報告すると
「安い・・・・・」
と絶句していました。
前回、ブレーキサーボを依頼したら、
「元締め会社が、Ate止めたのよ」
と言って見積もりすら取れなくなっていたのには、驚きました。
ヤツに言わせると
「部品屋は、ボルボなんてマイナーな分類なんだよ。だからやる気がないのよ。」
と言ってましたが、台数が少ないからという意味ではないからだと思います。
これは私見ですけど、恐らくボルボあたりは、ディーラーにお任せの車が多く、一般の修理工場に出されるクルマが少なくて、部品商たちがやる機会が少ないので、並行部品に声がかからないためだと思います。
しかし、これは逆手を取れば、部品メーカーさえわかっていれば、自分で部品輸入をできるチャンスではないかと思われるので、無店舗営業でも専業としてできるのではないかと思います。
いずれにせよ今回もダシにしてしまった(するつもりはないですけど)部品商に事の顛末を話し、部品を発注しました。
なんかでヤツに穴埋めしなくては・・・・・
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Posted at
2017/09/01 02:07:10
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