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2022年11月27日

サーキットの狼

サーキットの狼 皆様(^^)v
先日、FushiMatsu様のフォトアルバム『大和三山クラシックカーフェスティバル2022』を拝見させて頂きました。
そこには、学生時代のころ夢中になった漫画『サーキットの狼』の、スーパーカーたちが歴然と輝いておりました

  <サーキットの狼>

1973年に発生したオイルショックの影響で、日本の自動車メーカーがワークスチームでのレース活動を一斉に中止しました。
その様な状況下でノバ、トムスといった有力企業が業界の牽引役として誕生し、更にF2規定による国内トップカテゴリーレースの「全日本F2000選手権」が新設された。
悲劇もあり、鈴鹿で日本人ドライバーのなかでF1グランプリにもっとも近い男と呼ばれていた風戸 裕選手(主人公 風吹裕矢の名前由来)が亡くなられました。

そんな中、池沢先生による漫画『サーキットの狼』が、1974年12月から1979年まで週刊少年ジャンプ誌上で連載され、自動車マンガの金字塔になりました。
その後、スーパーカーブームが巻き起こり、F1マシンやシルエットフォーミュラもブーム全盛時になります。
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1970年代後半に巻き起こったスーパーカーブームの立役者であると断言して間違いなく、1970年代をリアルタイムで知る世代に強い影響を与え続けています。
もしもサーキットの狼という作品がこの世に存在しなかったとしても、現在の日本に自動車文化は存在した事でしょう。
だが、現在のそれとは随分異なるものになっていた可能性は高いと思います。

クルマの購買層ではない子どもたちが主役となった事もあり、商魂たくましい大人たちによって低年齢層への商品提供が盛んになされたこともスーパーカーブームの特徴だ。
その様な状況の中で、子どもたちが日々の生活にて使う、ありとあらゆるモノがスーパーカーグッズと化しました。
学校に持っていく筆箱、下敷き、消しゴムといった文房具類、衣類、ベルト、バッグ、腕時計、お茶碗、マグカップ、レコード、ゴミ箱といった日用品や生活雑貨までもが、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、BMWなどで彩られたのだ。
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朝から晩までスーパーカーに囲まれながら生活することになった子どもたちのスーパーカー熱はどんどん高まり、後楽園球場や晴海貿易センターを会場とした大々的な「スーパーカーショー」がたくさん開催されるまでに至りました。
それと並行し、百貨店の駐車場などでも地方巡業的な小さなスーパーカーショーが盛んに行われていました。alt
画中に登場しスーパーカーたちには、大いに魅了されました
初登場時にはスペック紹介されており、興味津々で見入って比較していたのを思い出します。
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主人公 風吹裕矢の愛機ロータス・ヨーロッパ
白いボディに赤いライン、公道バトルで勝利するとラインの星☆マークが増えるんですよネ。
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数多く登場するスーパーカーの中で、一番魅了されたのはランボールギーニ・ミウライオタです
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スーパーカーブームにインスパイアされた人々によるアクティブなカーライフ、そして一大ブームを生んだ各種アイテムは、日本固有の自動車文化の副産物(遺産)として今後も注目されていくでしょう。

画中ではレース漫画の基本要素が入っているのは凄いです!
しかも、当時はモータースポーツはまだマイナーで、読者層はクルマの運転ができない子供であります。
あちこちに説明のコマがあるなど、作者の工夫と熱意には驚かされます。
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華麗すぎるコーナーテクニックではスピンターン、三回転スピンターン、パワースライド、ドリフト、四輪ドリフト、ブレーキングドリフト、逆ドリフト、慣性ドリフトといったコーナリングのテクニックが披露されている。
「グリップが低い昔のタイヤであれば可能かな・・・」。
将来のテクニック習得に、イメージトレーニングしていた自分がいましたネ。

幻の多角形コーナリングについては「かつてF1グランプリで活躍していた、ゲルハルト・ベルガーがやっていました」。
苦手としている低速コーナーを攻略する為、1991年に一つのタイトコーナーを幾つかに分けて考えて攻略を試みる多角形コーナリングにトライしました。
コーナーが多いハンガロリンクで、予選初日にアイルトン・セナを凌駕し、暫定ポールポジションを獲得した事がありました。

画中での数々レースにおけるゴール・シーンは、様々なドラマありました。
最初のゴール・シーンは公道レース(舞台は日光)です。
優勝は真ん中の風吹裕矢で御覧の通り逆さま、二位は右の沖田だが実は中で死んでいる、三位の早瀬佐近は故障で停止寸前、こんな強烈なゴールは中々ないですネ。
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最後の
ゴール・シーンは、F1(ベルギーGP)です。
風吹裕矢は国産の神風009、義兄の飛鳥ミノルはポルシェを駆り、同時トップでのゴ-ルで劇的な最終話でした。
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池沢先生曰く、『もしも風戸 裕があのままF1に進み、彼の夢を実現させていたら......』という世界を、最後まで描ききることができました。
風戸裕といえば、1974年のあの「富士グランチャンピオン・レース」で多重事故に巻き込まれこの世を去った不屈の名レーサーでありました。
生沢徹と共に「チーム・ニッポン」を結成し、ヨーロッパF2選手権1973~74年シーズンを戦い、翌1975年シーズンよりは、ワークス・シェブロン(ヨーロッパのレーシングカー・メーカーで、特に2リッター・スポーツカーで成功した)から、ワークス・ドライバーとしてF2選手権全戦にエントリーする事になっていただけに、この死は当時大変なショックな出来事として取り上げられておりました。

ーキットの狼』は私の人生に影響を与えバイブルとなった漫画です。
幼少期からのクルマ好きを、更に開花して頂きました。
又、様々な人間や業界にリアルタイムで影響を与えただけでなく、2022年の今もなお、クルマを愛する者たちの心に深く突き刺さっているでしょう。

文末に、ーキットの狼』を思い出す機会を与えて頂いた、FushiMatsuに感謝申し上げます。
「有難う御座いました」<(_ _)>

サーキットの狼よ永遠に・・・!!!

では又 by アル君(^^)/~~~
ブログ一覧 | エトセトラ | クルマ
Posted at 2022/11/27 18:04:30

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この記事へのコメント

2022年11月27日 18:14
こんばんは。

私もサーキットの狼に魅了された一人です。
実家には漫画の単行本もありますよ☺️

飛鳥ミノルのミウラと、北海の竜駆るランチャストラトスとハマの黒豹カウンタックが好きでしたよ🎵
コメントへの返答
2022年11月27日 18:50
えむスポッツ様...今晩は(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

同じ魅了された同士ですネ。
私もリアルで単行本を購入しておりましたが、今はありません。
まぁー、ネットで自由気ままに見える、良き時代です。

飛鳥ミノルの初登場は洒落ておりミウラが似合ってた、北海の竜は荒くれイメージ、ハマの黒豹はソコドケのオラオラでしたよネ。

未だ心に深く突き刺さっています。

では又 by アル君(^^)/~~~
2022年11月27日 18:20
排気量の劣るロータスでスーパーカーをぶっちぎる設定が 日本人にはたまらなかったのかも知れませんね。
僕も夢中でした。😃
コメントへの返答
2022年11月27日 18:57
hyperspace様...今晩は(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

仰る通りです。
パワーで劣るのを、コーナリング性能で補い、若かりし頃の裕矢はテクニックより野生の感で疾走しておりましたネ。

夢中になったモノは一生モンですネ。

では又 by アル君(^^)/~~~
2022年11月27日 20:14
⭐︎アル君さん、こんばんは。

イオタのえんぴつを持っていました!
懐かしいですね。

今のように知りたいことがあればネットで検索というように情報が簡単に手に入れられる時代ではなかったので、友達とああでもないこうでもないと話が尽きなかったことを懐かしく思い出されます。
やはり、時速300km/hで走れるというのは夢がありました。
当時の新幹線よりも速いし!

スーパーカーカード、消しゴム、メンコと色々と集めましたが、何一つ残っていません。
でも、記憶が残っているので良いですかね。
コメントへの返答
2022年11月27日 20:44
ラガーあき様...今晩は(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

スーパーカーグッズでイオタの鉛筆はイイね!
私はグッズに余り興味沸かず、プラモデルやレコード(サウンド聴く)等の購入しておりました。

画中に登場するスーパーカーたちに魅了されましたよネ。
街中では見る事ないのですが、画中のスーパーカーたちに夢見ていました。
ミウラの格好良さは抜群でした。

心には深く突き刺さっていますネ。

では又 by アル君(^^)/~~~
2022年11月27日 20:22
こんばんは!

緊急事態宣言中に
初めてサーキットの狼を読みました(^^ゞ

イニシャルDや
MFゴーストを見る前でしたら
夢中になっていたと思います(^^ゞ
コメントへの返答
2022年11月27日 20:48
hiroM様...今晩は(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

そうでしたかぁ。。。

私はクルマ漫画では、サーキットの狼が最初でした。
アッー、マッハGOGOが最初かなぁ。

『サーキットの狼』は私の人生に影響を与えバイブルとなった漫画です。

では又 by アル君(^^)/~~~
2022年11月27日 23:58
こんばんは〜

漫画は全巻ではありませんが持ってます♪
ロータス・ヨーロッパは社会人になって、
カミさんと結婚して新婚生活を共にしました。

ブログ画像の中でイオタとストラトス以外の
スーパーカーは知り合ったみん友さんの
愛車だったので乗せてもらいました♪

今の日本の旧車熱(高騰ぶり)は、
一種のスーパーカー・ブームって感じがしますね!
コメントへの返答
2022年11月28日 2:51
#ぼー様...今晩は(^^)v
「コメント頂き有難うございます」
( o゜▽゜)ゝイラッシャーイ♪(o_ _)o))ペコ

ロータス・ヨーロッパを所有されていたんですネ。
数々のスーパーカーに乗られ羨ましいです。

旧車ブーム理由の一つとして、今はYouTubeの影響が大きいのではないかと思います。
昔から所ジョージさんや岩城滉一さんなど、古い車が好きでいろんなメディアで紹介していますので、そういったものを見ていて憧れていた人たちが、YouTubeに背中を押され、一気に溢れはじめたのかもしれませんネ。
又、機械に対する興味のある人が多く、旧車は構造もシンプルであり、自分で手をかけてメンテナンスできますからネ。

旧車に遭遇すると、見とれてしまいます。

では又 by アル君(^^)/~~~

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