6月某日、福島ツーリングの帰り道での出来事。東北自動車道下り線、追越車線を走っていたら急に右手からエンジンフィーリングが抜けていく。「エンジンの調子が悪いのか?」、「ギア抜け?」スロットルを捻ってもうんともすんとも言わない。。。
バイクはまだ惰性で走っているがこのまま減速するのは明らかだったので、左ウインカーを出し、左後方に手を大きく振りながらバイクを左路側帯にゆるゆると寄せていく。なんとか途中の車線で停止せずガードレールにバイクを寄せることが出来た。「現行スラクストン初期型にあったエンジンストール?いや、その対策はされていると購入時にお店には確認を取っているし…. 」
非常電話が近くにあったのでそこまでバイクを動かそうとしたら….「カリカリ、カリカリ….」車体周りを確認するとなんとサイドスタンドがぶらんぶらんになっている。なんで??スタンドスプリング外れた??あれ?無くなってる、外れただけじゃなく、どこにもない…. なるほど、スタンドスプリングがなんらかの影響で吹っ飛んでスタンドが下りた状態となり点火カットされたのか… 恐ろしや。直線での出来事で良かった、カーブじゃなくて良かった、焦ってブレーキかけたりして走行車線上で止まらなくて良かった…..
応急処置として手持ちのiPhone Lightningケーブル1.5メートルをスタンドとフレームに括り付け、途中で切れないことを祈りながら自宅のある船橋まで戻りました。この日ディーラーは定休日だったのでホームセンターでアルミワイヤとニッパーを購入、スタンドが下りないよう補強処置。翌日に再びアルミワイヤーで補強処置しノンストップで自宅からディーラーに直行、無償で部品交換してもらいました。ディーラー担当者曰く、こんな事例はこれまでなく本国にも情報共有してクレームとして上げてくださるそうです。
部品交換後から今日までスタンドスプリングが外れてなくなるような事象は発生していません。めでたしめでたし。
Posted at 2019/07/31 00:51:08 | |
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