【クーラー完結編・前編】どこにも上がっていなかったパーキングクーラーの正しいガス充填方法
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
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で、仕方がないので
Amazonのアカウントメッセージを通じて
NEKPOKKAに問い合わせてみたところ、
そもそもやり方が違っていたようなので
改めて正しいガス充填方法を2回に分けて
投稿したいと思います!
まず指摘されたのが
写真の矢印にある六角のバルブキャップなんです (^^ゞ
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実はこの部分、
エアコンにもあるのですが
引越しなどのときに
ガスを室外機に貯めておくポンプダウンという
処理をしたときに密封するためのバルブが
隠れているんですよね (^_^;)
なので、このバルブキャップを外すと
中に六角穴の弁があるのですが
NEKPOKKAのこのパーキングクーラーは
ガスは入っていないものの
コンプレッサーのオイルが漏れないよう
弁を閉めた状態で出荷されているようなんです d( ̄  ̄)
ちなみに弁が閉まっていると
こんな感じで六角穴が奥のほうに
あるんですよね (^^ゞ
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なので、ガス充填を始める前に
一番始めにやることは
このバルブを全開にすることだったのです!
ちなみに他のパーキングクーラーは
どうなっているかわかりませんが、
どのモデルでも一度バルブキャップを外して
弁が全開になっているか
確認したほうがいいと思いますよ!
ちなみにこの弁は六角レンチで
半時計回りに回すと開きますが、
外れることはないので
回らなくなるまで回転させれば
全開になります d(^_^o)
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まさかこんな作業が必要だったなんて、
いろいろとパーキングクーラーの
ガス充填方法の記事や動画を見ていましたが
どこにも上がっていなかったので
皆さん、知らずにいるのかもしれませんね
(^_^;)
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弁を全開にしたら
とりあえずガスは前回入れたつもりなので
そのままクーラーを稼働させてみたのですが
少し動きだしたら
E3エラーが出てしまいました ( ̄▽ ̄;)
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なので取説でエラー内容を調べたのですが
コンプレッサーが固着している可能性が
あるとのことで
これはバルブを閉めたまま動かしたのが
まずかったのか?!
と思って、、
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室外機を見てみると
バルブを閉めていたときには聞こえなかった
コンプレッサーが動作している音がしたのですが、
ガタっガタっともの凄い大きな音だったので
これはやばいと思い、
すぐにクーラーを止めて
またNEKPOKKAに問い合わせたんです (;´д`)
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すると
元々バルブが閉まった状態で
ガス充填しようとしたので
ほとんどガスが入っていないことに加え、
室外機の中にガスはないので
バルブを全開して空気が混ざってしまい
圧力がおかしくなったので
真空引きからすべてやり直さないと
ならないようでした ( ̄▽ ̄;)
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で、
この後もいろいろとあったわけですが、
ようやくガス充填前のカラ状態になったので
改めてガス充填の正しい方法を
伝えたいと思います!
まず、クーラーは電源を切った状態で
以下の作業を始めますよ!
手順としては
①室外機のバルブキャップを外して弁を全開にする(前述の写真3,4枚目)
②ガス充填用のマニホールドゲージと室外機に付けるR134aクイックカプラーをすべてCLOSE状態にしてホースを繋ぐ
③クイックカプラーをOPEN側に全開する(途中までだと開いていないことがある)
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クイックカプラーを全開すると
マニホールドゲージの目盛が上がり
中のガスなどの気圧がわかると思います!
で、次は
ガスがほとんど入っていない
初期状態の場合ですが、
④マニホールドゲージの高圧、低圧バルブを少しずつ開き、気圧がゼロになることを確認して両バルブをOPEN側に全開する
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⑤マニホールドゲージの真ん中に繋ぐ黄色ホースを真空引きポンプに繋ぐ
⑥真空引きポンプを稼働させて中の空気を抜く(約1時間やりました)
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⑦真空引き後、マニホールドゲージの両バルブをCLOSE側に全閉してから真空引きポンプを止めて、目盛の位置を写真等で記録する
⑧漏れ等がないか確認するため、しばらく放置(約30分くらい放置しました)
⑨放置後、目盛に変化があれば漏れているので原因を直す(自分は大丈夫でした)
⑩目盛に変化がなく漏れていなければ、再度、真空引きポンプを稼働させて、マニホールドゲージの両バルブをOPEN側に全開にする
⑪さらに15分ほど真空引きをしてから、マニホールドゲージの両バルブをCLOSE側に全閉してから真空引きポンプをオフする
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⑫真空引きポンプから黄色ホースを外して(手に持っている)サービス缶バルブと繋ぐ
サービス缶バルブの中の針は引っ込ませておいてくださいね!
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ということで
次回はガス充填になりますが、
コンプレッサーが動いたときに
もの凄い音がして
固着し始めているかもしれないので、
今回は潤滑オイルも入れたいと思います!
これらガス缶は40度ほどのぬるま湯に浸けて
少し温めてから使いましたよ!
以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました ヽ(´▽`)/
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