ドアストライカー異音調整

寒くなってきまして、窓を閉めて乗る機会が増え、リア周りの異音が消え、静かになったはずが、入力の激しいギャップでコトって音が。左ハンドルの乗車位置から、てっきりまた足回りかと、色々整備したが、どーやらことコトって音になりそうな部位がない。よくよく聞くと、シートベルト根元か？と、シートベルトが出てくるとこのカバー外して、中をチェックしたけど、それらしき音がしそうな部位がない。うーむ、もしかして、ドアストライカーとラッチの異音か？

写真は修正後なんですが、ドアがリアのサイドウィンドウより1mm下がってたので、どーやらずれてる模様。

ドア側に特にあたり傷は見えないが、ちょっと調整してみるか。と。

ボディ側には目印の線があり、ストライカーのトルクスネジを緩め調整します。奥にすると、ドアが閉まりにくくなり、手前にするとチリが合わなくなります。

ストライカーの位置で、チリは全く変わってしまうので、調整はちょっと時間がかかります。ドアのヒンジ側は、チリの合わせに専用工具が必要なので、間違っても緩めない方がいいですね。

10分くらい色々調整して、閉まり具合やチリ合わせをし、試乗。
やっぱりストライカーから異音がしてた様で、全く音がしなくなりました。アバルト500シリーズは、ボディに対し、ドアパネルが大きく重いし、全体のバランスからしたら、4ドアのBピラーフレームがない様な物なので、ストライカーのスタビライザーを付けるともっといいかもしれませんね。
ドア周りの異音で悩む人が、色々ドアの中を探る前に、ドアのストライカーを疑ってみるといいかもしれません。