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2017年05月05日 イイね!
しまなみ海道よりみち紀行3日目の朝。

「宇和パークホテル」
てっぺんだけみると、ラブホテルにみえなくもない。

当ホテルを探してるとき、ハンドルを握りながら、「こんなところにもラブホテルってあるんだなあ」と妙な感心をしながら運転していると、それがどんどん近づいてくるので、
「エッ、もしかしてあのホテルに今夜泊まるの!?」
と、ガク然となったのも今となってはいい思い出。

まあ、そんなことはどうでもいいんです。

ここから帰途につきます。

行きしなに松山道で案内表示に「しまなみ海道」という文字を見た瞬間、2年前の記憶があざやかな色彩とともによみがえりました。

瀬戸内のあのうつくしい海をもう一度見たい。

せっかくここまできたんです。「しまなみ海道」なんて、もうチョチョイとすぐソコ!

松山市内までもどり、今治ICまで海岸線をぐるっと、海、海、海、海、オールラウンド『海』てな具合で、もう考えただけでヨダレでますね。

わかりやすく地図にするとこうです。


国道196号線、今治街道。
走り出してすぐ。
あまりの海のうつくしさに目を奪われる。

「どや、車止めたいやろ? 写真撮りたいやろ、どや?」
と、まるで心を見透かしたかのようなタイミングで道の駅がある。

「道の駅 風早の郷 風和里」


ああ、楽園の入り口じゃないですか、ここ。


なんてうつくしい海だ。


チャリ乗りのあんちゃんもおもわずポタリング。

・・・まったくの余談だが、私は和歌山住まいなので海は見飽きるほどみている。が、ここの海とはずいぶん様相がちがうことに気づいた。太平洋はいわば男性的で、瀬戸内は女性的なのだ。

ここからさらに北上する。


・・・とつぜんくだらない話ですが、「ばくおん!」のOP主題歌ってアレいいですよね。爽快感があって。こういうドライブにぴったりの曲。

「星の浦海浜公園」


造船王国、今治ってかんじでイイね!


今治ICから西瀬戸自動車道に乗り、「大島」へ!

『来島海峡大橋』


【しまなみ海道】「道の駅 よしうみいきいき館」
大勢の人が橋のたもとでバーベキューを楽しむのを、指をくわえてながめていた。

なにげに二刀流。

見てるだけでは何なので、ここで「みかんソフト」をマストバイ。でもって、みんカラでみなさんやってるコレをやってみる。なお、今回はじめて。

片手でバシャバシャ撮って、ふと気配にふりむくと、うしろに女性がふたりいて、どうやら観光用パネルの前を占領してたらしくて、だったらなんか言ってよ!恥ずかしいわ!旅の恥は来島海峡にかき捨てるわ!(集中して撮ったせいか、なにげに気合入ってる。さすがNikon。アイスにも容赦ない)

2年まえは、しまなみ海道を通り過ぎるだけで、島に下りなくてそれが心残りだった。

やっぱ、橋は渡るより、ながめるモンだね!

まあこのあと渡るんですけどね。

来た道をもどって、
「来島海峡SA」へ。


2年まえと同じ席でおなじメニューを頼む。
これを撮りたくてここに寄った。
『鯛めしとうどんのセット』


ふたつ上の写真の「黄色いバンザイしているふざけたモニュメント」は、自撮り用のカメラを置くべんりな台である。
みんなやってるので、うっかり自分も自撮りしてみる。

撮れた画像をみて、あまりの超絶的なダサさに目がくらむ。

これではもてない。

徳島港。夕刻。
旅もおわりです。

今回も事故もなく無事に旅ができました。

こんな感じです。
ありがとうございました。

走行距離 33,583 → 34,238km
総走行距離 655km
Posted at 2017/05/16 21:04:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2017年05月04日 イイね!
伊予灘ものがたり

翌朝、「ホテル アビス」。
立体駐車場からの大胆な出庫シーンからスタート。



めずらしくこんな写真を撮ってみる。

気持ちのよい松山の朝。

ゆっくりしてたら、もうとっくに9時すぎ。

南へ向かって走り出す。

途中、あまりの海の美しさに思わず足をとめる。


国道378号線、通称「夕やけこやけライン」にのって、さらに南下。


【1】
第1の撮影地に到着。

せまい道を緊張しながら上ると、話にきいていた通りささやかながらありがたい駐車スペースがある。が、ほかには誰もいない。おかしい。ここは有名な撮影スポットではなかったか。

すると、坂の上に誰かが三脚を立てている。おもわず駆け出す。先客がいたのだ。そこには大橋巨泉によく似た人が、ずっしりイスに腰掛け鎮座しているのを見て、私は驚愕とも感動ともつかぬ思いを脳裏にめぐらしていた。
たくさん撮影者がいるのもアレだけど、誰もいないのはあまりにさびしすぎる場所だから。

ここで撮るのか!

「あと5分か10分でくるぞ」
おやっさんに急き立てられ、大慌てでセッティングする。

「その三脚はえらくヤワいな。2,3本もってるから貸すぞ?」
と、おやっさんに言われる。よほど頼りない三脚にみえるらしい。まあ実際頼りないんだが。

セッティングしてすぐに普通列車が。大あわてでシャッターを切る。

これにて画角ならびに撮影諸元を決定する。

そしてここからが本番。
おめあての列車がくるまで1時間、
下の写真のエビ茶色の折りたたみイスはじつは私ので、車に積んでいたのを広げ、ここでおやっさんとずっとしゃべりながら待っていた。

おやっさんは地元愛媛のひと。80歳だという。
本当にしゃべり好きで、私は列車を待つあいだ、すこしも退屈せずにすんだ。

カメラは「ペンタックス K-3」


おやっさんは棚田マニアである。
四駆の軽で日本全国136箇所の棚田をめぐった。
「和歌山で有名な棚田にあらぎ島というのあって」と話をむけると、さすがベテラン、「最近橋ができたところだろう」と旧知であるところを見せつけられた。うへ、よく知ってるなあ。

このおやっさん、ふたこと目には、
「棚田はいいぞ! 棚田撮れ、棚田」という。
そして、宇和島にある遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑をすすめられた。

地元の撮影スポットをきくと、石鎚山の名があがった。ここでまた、
「石鎚山は1,982メートル!」
伊予人二人目のセリフをきくのである。

やがて12時前になる。にわかに、「キィッ!」というかすかな音が山間にひびく。色めくふたり。しかしおやっさん、「国道を走る車のブレーキではないか」と疑う。まだ予定時間まで数分早いのだ。だが臨時列車なのである。「いや、レールが軋む音でした」私はべつに耳がいいほうでもない。直感である。あるいはスタンバイして悪いことはないという思いからだ。なにしろコレを撮りに和歌山からきたのだ!

直感は的中する。本当にきたのだ。
キタキタッ!


伊予灘ものがたり

AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
34mm/マニュアル撮影(F8 1/500秒)/ISO200

おっしゃああ! 撮ったぞ!
これが撮りたくてここまできたんだ。

おやっさんにこれまでの礼をいって車に戻る。
と、そこへ地元のおばちゃんたちが軽自動車に乗り合わせてあらわれた。

さすがにここに長くとめていたら、地元の人にとって迷惑だったかもしれない。丁重に詫びるつもりでいたら、
「どこからきたの?和歌山から?まァそんな遠くから!」
と、ニコニコ笑いかけられて一瞬戸惑った。しかもひとりのおばちゃんがおりてきて、私の手をとらんばかりに、
「ここよ、ここ! みんなあそこで写真とりよる。プロも撮るよ!」
と、新たな撮影スポットを教えてくれる。
これにはびっくり仰天した。そうなのだ。ここの人は地元の人にとって何の変哲もないただの風景が、有名撮影スポットとして全国から熱い注目を浴び、われもわれもと人がドシドシあつまってくるのが自慢げで誇らしげでうれしくてしょうがないようなのだ。

おばちゃんのおすすめスポット。

うわ、たしかにここもイイ!

ああッ!中井精也先生の撮ったNikon D7200カタログの作例写真はここか!

でも、私はつぎにいかねばならんのです。


【2】
もはや説明不要。
日本でいちばん「幻想的」な鉄道駅。
ここにも来たかった。








約束はいらない




まるで昔みたアニメのワンシーンのような、ふと涙がでてきそうなほど非現実的な世界を心ゆくまで写真におさめ、駅をあとにした。


国道沿いに食堂をみつけた。


海鮮丼をたのんだが、こういう昔ながらのドライブイン的なお店では味は期待できそうにないな。眺望はいいんですよ。景色は。2階だから。


混雑なためずいぶんまって、でてきたのがコレ。
『海鮮丼(鯛のあらの味噌汁とサラダ付き)』

おりょりょ、メッチャうまそうなんですけど。もしかして本気だしてる?
で、これがうまーいのだ。おもわず口元がほころぶ。とくにこのおみそ汁。鯛のあらがいい味だしてたまらん。この日気温は25℃を超えたが、なぜかあたたかいものを胃に入れたかった。

この先にあるどんぶり館というのをみんカラでみていく予定にしてたが、ここでも正解だったね。

伊予灘の海の幸うましかな。


【3】
第2の撮影地にむかう。
宇和島にいく途中のトンネルの出口。
みかん畑の農道が「蜀の桟道」のように山肌をはう。
またもや、せまい道だ。
泣きそうになりながらハンドルを操ると、そこに湘南ナンバーの「X-トレイル」が一台、そして一人の男が三脚を広げていた。

Canon EOS 7D MARKⅡ

四国をぐるっと時計まわりにまわってきた彼は、後で聞いた話しではあるが、鉄道車両をつくる有名な会社に勤めてるという。あの豪華列車「四季島」の建造にもかかわった。(←「ブログで書いていい?」ときくと「いいよ!」と諒解された)
仕事で列車つくってて、趣味で列車撮ってたら世話はない、と自らいう彼はよほど撮影の手練らしく、カメラのセッティングもそこそこに、

「予土線も撮ってよ! 予土線。いいよ。新幹線もはしってる!」

と、なんども予土線をすすめてきた。
前の撮影地では宇和島の棚田をすすめられ、ここでは予土線を推されているこの状況はなんなのだろうと思いながら、私は列車の通過を待った。

やがて、こういうのが撮れた。

五月の風~宇和海~


彼とはそこで1時間ほどしゃべっていた。
彼は私の和歌山ナンバーにさかんに大ウケしていた。
四国まわってて初めて見たという。
しかもアルファロメオとはめずらしい。

彼のおかげでいい写真がとれた。厚く礼をいって帰ろうとしたとき、地元のみかん農家のトラックがやってきた。

さすがにこれはマズイのか。なにしろ農道に三脚をたてているのだ。するとここでも、
「どこから来た?和歌山?ほん遠くから!」
と顔を真っ黒に日焼けさせたオッチャンがトラックから顔をだし、ニコニコと相好をくずした。
わしも写真はやる! とオッチャンはいう。石鎚山の紅葉を撮りにいくのだそうだ。そう、石鎚山の標高をそらんじている伊予人3人目はこのひとである。

「たいした景色ではないが」
と、オッチャンはトラックの運転席から海に目をやる。
彼とわたしは急いでかぶりをふった。
ここはとても美しい景色です!
でなければ、男二人こんなところまでやってきたりはしない。
オッチャンは手をふり、トラックとともに去った。

伊予人は、海から吹くこの風のようにやさしい。

【4】
この日は「宇和パークホテル」に泊まる。
宇和島のホテルはどこも一杯で、ここだけかろうじて一室あいていた。

偶然ながらさきほどの撮影地に近い。旅の女神の差配か。

なんでこんな中途半端なところにホテルがあるのだろう。
それが疑問だった。
宇和島にいく途中に位置してるのだ。
やがてなぞは氷解する。玄関に「金剛杖はこれで洗ってください」の雑巾。
「お遍路か!」

とりあえずひとりで乾杯。
アサヒ スーパー ドゥラアアアーーィ!

さっきのにいちゃんをこの宿にさそったんだけど、かれ車中泊なんだよね。かれと呑みたかった。

朝食・夕食バイキングつきで7,000円。
お酒は別勘定だけどどんどん持ってきてくれるし、お料理は食べほーだいだし、こういうのもイイよね。

あさりのパスタ。右の白身魚フライのトマトソースみたいなのがうまかった。ふだんこういうのにありつけないから。バイキングにお造りもあったのがめずらしかった。このホテル、けっこういいんじゃない。(宇和島で泊まって名物の鯛めしを食べれなかったことだけは残念)

めまぐるしい一日だった。
最初の撮影地でおやっさんと出会い、次の撮影地で彼とあった。
ふしぎなことにそれ以上そこには誰も来ることなく、人が増えるでもなく、ずっとふたりであられもないことをしゃべって過ごし、
自分はほんとうに撮影をしたのか、あれはぜんぶ夢だったのではないか。
ぐるぐる頭のなかをめぐり、

・・・浅い眠りでまどろみつづけた。


special thanks to Mr.『ジャッロ♪』
(今回の撮影では、『ジャッロ♪』さんから貴重な情報とサジェッションをいただいた。大変ありがとうございました。)

次回ラスト。しまなみ海道に寄って帰ります。
Posted at 2017/05/14 21:04:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2017年05月03日 イイね!
松山鮓とたった二人のオフ会
松山での宿泊は、県庁前にある

「ホテル アビス」

ミュージアムに近いこともさることながら、
何よりネーミングが気に入りました。
まるで深海に引きずりこまれそうな名前です。

やはり映画から来たのでしょう。
おそらくここのオーナーが、ジェームス・キャメロン監督の熱烈なファンにちがいありません。
念のためフロントで確認(いちいちつまらないことを確認したがる男である。これはもはや性分である)すると、
「いいえ、ちがうんです」
と、上の写真の松山美人にニッコリされた。
「アソビ、ビジネスを、素敵に楽しむの略です」
「なんじゃそりゃ!」
どうやら松山人の洒落は、関西人のそれをはるかに凌駕してるようです。


【昼の部】

松山の郷土料理を心ゆくまで楽しむために、私はこの店をえらんだ。

「すし丸本店」


「正岡子規も愛したもぶりめし」

というのがメニューにあるという。
ほほう、もぶりめしとな。
事前に一文無しさんに「もぶりめし」についてたずねると、
「知らなかった。そんな料理があるんですか」
と反問されてしまい、仰天した。
大丈夫なんだろうか。松山名物。

お店に入ると、松山鮓(すし)ともかいてある。
店のひとに訊いてみる。
「松山すしともぶりめしはどうちがうんですか?」
「いっしょです(ニッコリ」

なんだ。そうだったのか。ならば問題ない。

松山御膳をたのむ。
これはたのしみだ。


まず先付けのように、コンニャクの刺身と


なすの煮浸しがでてくる。


そして「じゃこ天」。

松山道のSAでよく屋台で売っていたのがずっと気になっていたが、ようやく出会えた。酒肴にピッタリ。夜も単品で頼もうとこのとき思った。

ずいぶん待って、追加の膳が。

「鯛そうめん」と、


松山鮓でとうとう膳からはみでてしまう。


『松山鮓』

前回のブログで私は松山を都会と評した。この場合の都会とは、メトロポリタン的な都会の意味合いではなく、多分に「都(みやこ)」の意味が含まれている。

京文化から遠く離れたこの地で、都ぶりの雅(みや)びいた「ちらし寿司」が饗されたとしたら、どうであろう。

この松山鮓には、松山のひとのたくまざるセンスと情感というものが一心にこめられているようであり、私は箸をとることもわすれ、この芸術作品といっていい鮓に見とれてしまった。

_____________________________________________________

さて。ここから【夜の部】の話。

「一文無し。」さんとのオフ会です。

お昼とおなじ店です。
郷土料理のほかに活魚料理にすぐれ、なにより落ち着いて呑めるところが気に入り、一文無しさんにお願いして予約をいれてもらいました。。


一文無しさんとは、ホテルのロビーで落ち合いました。
想像していたとおり細身で、自分とおなじ年齢相応の風格だったのでパッと見でわかりました。

まずはおたがいの邂逅を祝して、道後ビールで乾杯です。

(▲地ビールらしい手作り感のある風味でうまい)

一文無しさんはビール党で、この後もビールで杯を重ねてました。
自分は糖質をかんがえて早々と酒に移行したのですが、酒なんだからいずれにせよおなじですよね。
体型の話になると、一文無しさんはビールをのんでも問題ないらしい。
きけば、むかしスポーツをやっていたせいもあるかもしれない。
スポーツとはボードのこと。
海かとおもったら、雪の上をすべるほう。
愛媛県のどこにそんな雪が積もるのかとおもえば、そこででてきたのが、
「石鎚山は1,982メートル!」
なのである。
ガードレールの高さくらい積もるときいて、目をまるくした。


・・・よくかんがえたら、ここで二人分のグラスをうつすとか、一文無しさんの手かなにかくらい写真とっとかないとオフ会やった証拠がないってことに、馬鹿なはなしで帰ってから気づきました。これではまるでわたしが「エアオフ会」をやってると思われてもしかたない。本当にこの眼前に一文無しさん本人がいるんですってば。ビリーブ・ミー。

『お造り五点盛り』




(▲とくにカンパチと鯛は絶品。写真うつりもグー)

一文無しさんとはさまざまに話しをしましたが、やはり話題はみんカラブログと写真についてです。
ふと思って私のカメラを一文無しさんに渡して、今日一日撮った写真をライブビュー・モニターでみてもらいました。現像するまえの生(き)のままの写真です。私のブログにするまえの素材をみてもらおうと思って。
すると、そのまえに私が「ブログにはテーマがなくては!」と自論を力説してたせいでしょう。しばらくだまってモニターで写真をみてましたが、やがて顔をあげ、

「Ricoさん、この写真のテーマは?」
「いやいや! それはまだ素材だから。テーマはあとでデッチあげるから!」

しゃべればしゃべるほどボロがでる私のゆがんだ人格をなんとかしてもらいたい。

『せんざんき』

(▲ただのから揚げとはちがう。下味につけこんだ深いあじわい。ハイグレードから揚げ)

みんカラと写真の話は尽きることがない。
いろいろきいていくと、どうやら一文無しさんは時折ブログで公開してる愛車の写真には格別な思いがあるらしい。
つまりは気合が入っているのだ。
そのわりには私からみて、ブログの最期のほうにポンポンとおまけみたいにならべているようにみえ、どうにももったいない気がする。もっと前面にだしてアピールしてもよいのでは。

「いや、それでいいんです」

おまけみたいに見てもらってかまわないという。

「自分はまだ未達だから」

なぜなら、みんカラに目指す人がいるから。そのひとは車の写真を撮るのがめっぽううまく、もはや芸術の域である。その人のその域に達せねば、自分はまだまだ満足できないのだという。

『たこ天』

(▲みんカラあるある。食べてしまったあと撮るのを思い出す。これが美味なのだ。おもわず、「うまいなコレ!」と声をあげる)

・・・そんな一文無しさんにためしに今一度私の愛車プロフィール写真をみてもらうことにした。せっかくの機会である。最近せっせと一眼レフで撮っているわが愛車の写真を寸評してもらいたい。
「ぜひ忌憚のない意見を」
私は盃をかたむけ、チビリやった。

すると一文無しさんがいいといってくれたのが、この写真。


おー、これかーと思ってると、一文無しさん、べつの画像をあげ、
「Ricoさん、この写真」
「?」


ここで急に真顔になり、
「フェンダーの内側に泥がついてますね」

「これはダメです」
「そんな無茶なーッ!」
私は座敷の畳の上で、もんどり返りそうになった。

・・・こう書くと、まるで私のほうが一文無しさんに一方的にやりこめられているようだが、実際にはちがってて、一文無しさんも、
「逆、逆!」
と手をふっていうにちがいない。
私は酒の勢いもあって、かなり熱く語ってしまったようだ。


わたしはいま、みんカラと写真に異常にはまってるようだ。
それはもう、人並み以上に。
すくなくとも一文無しさんからはそう見えたであろう。

だからみんカラと好きな写真の話をしながら酒を呑むというのは、まさに至極の時間といってよく、あるいはもうこんなことは二度とないかもしれない。
私は呑んではしゃべり、しゃべっては呑んで、文字通り口角泡を飛ばしてしゃべりたおし、気がつけば夕刻5時からなんと10時半までふたりで痛飲した。

__________________________________________________

・・・一文無しさんからお土産をいただいた。ありがとう。
『自宅にて』


 松山に美酒あり 写友あり

 われ呑むべし

 酔うべし

 ・・・

次回、伊予灘ものがたり。
Posted at 2017/05/11 21:04:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2017年05月03日 イイね!
松山旅行
5月の連休の旅は、いつもこの構図からスタートです。

和歌山港 AM4:30


フェリーで四国・徳島まで2時間の船旅。

船賃は9,600円かかりますが、運転せずに楽らくショートカットと思えば、四国への旅はこの南海フェリーを利用しない手はありません。(帰りは往復割引10%引きで8,640円)

AM5:35 夜明けとともに出港

紀の川河口の清掃工場と青岸橋がお見送り。

今回の四国・松山の旅には、目的が三つあります。
一つめは、「坂の上の雲」の聖地巡礼。
二つめは、松山在住のみんともさん「一文無し。」さんに会うこと。


三つめは、予讃線の撮影です。


おまけをいれて、全4回を予定。

胸が高鳴ります。

徳島着後、徳島道を西へ。
最初の休憩は、「吉野川ハイウェイオアシス」で。


ここには吉野川が望める展望台があることを、利用2回目にして知った。


いつも急ぎすぎなんだよ。

今日は時間があるからゆっくり行きましょう。

高速のSAで新緑の季節の到来に気づかされる。

さて参りましょうかね。

それにしても徳島道・松山道を経ての四国の旅は、京滋や名神・第2名神などにくらべ、JCTがシンプルでいいね。道路のつなぎ目もなくて、走りよい気がする。

松山道・「石鎚山ハイウェイオアシス」

なお、石鎚(いしづち)山は西日本でいちばん標高が高い。愛媛県民の誇りであるようで、このあと出会う3人の伊予人が口をそろえて、
「石鎚山は1,982メートル!」
と異口同音に言うのにはびっくりしました。

お昼には松山着。


松山の印象は、率直に
都会だなあと思った。

和歌山とくらべて、ですが。

おどろいたのが、三越があること。
思わず立ち止まって、写真におさめた。

きけば、高島屋もあるという。

政令指定都市以外の地方都市で、このようなデパートが営業しているというのは、松山が「上質な街」であることを意味してるのではないか。

都市経済が、人口だけに頼らない個人の力強い購買力によって支えられている。

そんな一場面をまざまざと見たようであり、
要するに、デパートあるなんてスゲェ!って言いたいのであって、

まァ、こんなふうに市電が走り、どことなく昭和っぽさやら、明治の香りなど、それらがもはや風土となって街に溶け込んで、

私のようなストレンジャーの心をくすぐってやまないのです。


さて、昼食(詳細は次回)後まっさきにむかったのは、「秋山兄弟生誕地」。


繁華街にあり、道から銅像がみえる。


馬に乗ってるのが、お兄ちゃんのほう。秋山好古大将。

わかりやすくいうと、阿部寛。

馬に乗ってないのが、弟サン。秋山真之中将。

わかりやすくいうと、本木雅弘。

その目は弟をみているように建てられている。

心憎いね。

地元の工業高生が作った、戦艦三笠のエンジンのレプリカが展示されている。


となりには、騎兵旅団の盃。


こういう「かまど」が撮りたかったんだよね。


裏手から居間を。意外と大きくないのだ。

小説を読んでると、もっと生家は広いのだと思ってた。

まあ、ここへくると、格別の感があります。


じつは、写真にはありませんがここはガイドさんがいて案内してくれます。
じぶんのほかに二人連れの女性がいて、母娘でもないし、姉妹でもなさそうだし、ただこの二人が妙にくわしい。

ガイドさんが産経新聞連載の話をすると、「司馬さんもサンケイにおつとめでしたものね」と言ったり、秋山真之を「淳サン(幼名)」と呼んだり、

ガイドの合間にどこからきたのかたずねると、東京からだというから驚いた。
それにしても、「坂の上の雲」は女性が読んでも楽しい小説じゃないのでは。
そうきくと、ゾクゾクして面白い(本当にこう答えた)とのこと。
「じゃ、横須賀の戦艦三笠は行きました?」
「もちろん!」
スゴいぞ、この二人。筋金いりだ。
(※私も三笠は2回行きました)


つづいて行ったのが、コチラ。


『坂の上の雲ミュージアム』


館内は撮影できますが妙なルールがあって、
「展示物の接写は禁止」だが、
「引いて撮るのはOK」という
なんとも解しかねるルールなので、いつもより写真が変ですが、

まあいつも私の写真は変ですが。

ここで個人的に興味引かれたのは、軍刀かな。

それから壁のパネル。吉永小百合さんの来訪の写真や男鹿和男(トトロの美術背景)の画。
なかでも面白かったのが、秋山真之の肖像に墨書したのがあって、通り過ぎようとしたら名前が「本木雅弘」とあって、おもわず
「えっ、モッくん!?」
二度見しました。そう、あのドラマのキャスティングは奇跡的な配役であったらしく、本木雅弘が短髪に刈り上げ、真之の肖像とおなじ顔向きで写真をとると、真之に激似なのです。これには笑った。

ここでようやく一服。


2階のカフェから「萬翠荘(ばんすいそう)」がみえる。
なんでも松山藩主が建てた洋館だそうで、

大正ロマンなのだそうだ。
なになに?松山って、明治の香りをしつつ大正ロマンもあるの!?
さすが松山。街全体がさながら歴史の博物館になっている。


せっかくだから名物の市電にも乗ってみましょう。


慣れてないとちょっとスリリングな気も。


道後温泉駅へ。


駅前に人だかり。
なにかと思えば、坊ちゃんのからくり時計がある。


こんなアーケードを通っていくとは、意外。
お寺の門前みたいだ。


道後温泉だあーッ!

思ったより、せまっくるしいとこにある。
もっと広い通りに面している想像をしていた。

外見からでは銭湯にはみえない。



どうにもお寺にみえる。


というわけで、帰ります。

風呂はいいんです。いまは。

メインストリートにもどりました。

秋山兄弟も走りまわったであろう、「大街道」。

と、そこへいきなり坊ちゃん列車が。

とっさにカメラをかまえる。

松山という街をすこーしだけ見物。

すこーしだけ、わかったような気がする。

さて次回。松山の名物料理とみんともさんとのオフ会のもようを。
Posted at 2017/05/08 21:04:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2017年04月16日 イイね!
又兵衛桜に会いに行こう写真をやりだすと、こんなことまでやるのかと

自分でも驚いています。

樹齢三〇〇年の一本桜として全国に名をとどろかす

奈良・宇陀(うだ)にある瀧桜(たきざくら)。

通称、又兵衛桜をひと目見たくて

早起きして本当に行くんです。

【AM 3:30】
和歌山発。気温13℃。根来・岩出ICから京奈和道にのる。暗いのこわいよ。

【AM 4:00】
京奈和道唯一といっていい、かつらぎPAにて休憩。

ここをのがすとトイレはない。
(それにつけてもヘンテコな写真をとったもんだ)

【AM 5:00】
奈良・吉野を通過。ハンドル握りながら、昨年は吉野で桜撮ったなあと感慨にふける。今年はさらにその先へ行こうとしている。ヤバイ。東の空が白々と明けはじめた。夜明け前の寸前を撮りたいのに。

【AM 5:30】
目的地到着。すでに駐車場はエラいことに。もはや夜は明けきってしまった。遅かりしか。


周辺はこのように大賑わい。(のち、倍増する)

(スマホ。適当にとったからボケてる)

自分も撮影場所をきめてセッティングにかかる。
しばらくすると、

【AM 6:00】
陽がさしはじめる。

陽があたった場所から、淡い薄紅色がかがやきを放ち、


そして又兵衛桜は、そっと静かに語りだす。

SIGMA APO 70-200 DG OS HSM
105mm/絞り優先AE(F11 1/30秒)/EV-1.7/ISO100

息をのむほどうつくしい。
これほど見事な桜が世にあろうか。(東側の別角度から)

シャッターを切る音が山間にこだまする。


さて、ここでネタばらしふうに。
じつは、三脚買ったんです。とうとう買いますた。

SLIKスリック スプリント L110
・おもさ 1180g
・耐加重 2kg
・おねだん 1万ちょい

パイプ径が20くらい。トラベル用のつもりなので、とくに軽さにこだわった。重いカメラ機材はシグマのナナニッパでこりごりでございます。で、そのシグマつけると重さが2.2kgとなり、あっさり耐加重をオーバーしてしまうが、そこは三脚にがんばってもらいましょう。

三脚だと、ここではじめてライブビュー・モニターで桜を拡大して精緻なピント合わせが可能となった。これでシャッター速度にとらわれない撮影もできるし、とにかく世界が広まりんぐである。

周囲を見渡すと、それにつけてもみなさんゴツい三脚をお使いですね。

画面中央の黄色のNikonのベルトが私の。
手前のカメラ(レンズ)に注目。

左隣の男性。三重は鈴鹿からとのこと。

Nikon D610 そして、
ニコン純正のナナニッパ。うひょー。

私のシグマのナナニッパは上にあげた写真をみればわかるとおり、ニコン純正にかなり似せてつくられている。となりの鈴鹿氏も一見して見間違えたらしく、
「いっしょだ」といわれたが、むこうは30万円こっちはその3分の1という気恥ずかしさで、
「グヘヘ、それがちがうでごぜえますよだんな様」
と、卑屈な笑いをうかべ意味不明なこたえをする。

【AM 7:00】
陽もたかく昇りきったので、ハーイここで一服。
ゆず茶に草もち。
おでんやビールなども売ってて、車でなければ、朝でなければお茶ではなく酒でも一献やりたいふぜい。

ちなみに売り子は近所のおばちゃんたち。
だからおつりをかえす手つきがかなり不慣れであるけれども、むろんそれは諒とすべき。
ただ、買いにいくと、おばちゃんたちクーラーボックスを覗き込みながら、、
「アレッ、厚揚げがない!」
「なんでえ?」
という間の抜けた会話がきこえて吹いた。

そのおばちゃんとのはなし。
むかしから又兵衛桜は有名だったけど、やはり大河ドラマ効果は絶大らしい。
「大河で又兵衛が桜に馬をつなぐシーンでもあったの?」
ときくと、私もみてないがおばちゃんもはっきりしないらしく、
「さあ?」
と首をひねった。
「ロケはなかったけど、又兵衛役のひとはきた」
「まじで」
「鶴瓶さんと。家族に乾杯で」
「あ、それ見た!」



・・・戦国武将の後藤又兵衛は、大坂城入城前は京の河原で物乞いをするまで落魄した。
みかねた真田幸村が猿飛佐助をつうじて金子(きんす)をとどけさせるのだが、又兵衛は金子をのこらず高価な茶道具にかえてしまう。
それで時折くる客をもてなすのだが、河原小屋にそぐわない茶道具に客は肝をひしがれた。
来客には、諸大名の使者も多い。用向きは当然、
「ぜひ足下を千石で召しかかえたい」
というものだが、又兵衛は首をふって応じようとしない。
「では二千石」
というと、又兵衛は怒りだし、
「この俺の値打ちが」
タッタ千石、二千石か、と使者を追い返した。
「いかほどの所領を」
御所望なさるか、と使者が問うと、又兵衛、大口をあけて戞と笑い、言ったという。
「万石よ」




・・・そんな英雄豪傑肌の又兵衛が、たおやいだ桜の木にふと馬の手綱をつないだという、一種俳諧的な情景に、なんとも物さびた牧歌的なものを感じ、それが往時をしのぶ現今(いま)の人々の心を打つのだろう。

いま又兵衛桜のまわりにひとが絶えることはない。


今年も桜を満喫できました。

ありがとうございました。
またお会いしましょう。
Posted at 2017/04/17 21:04:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
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何シテル?   05/20 09:53
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