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NorthStarの愛車 [三菱 ディアマンテ]

2007 全日本ラリー選手権 第1戦

投稿日 : 2007年04月18日
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4月13日から15日の三日間、佐賀県の唐津市で全日本ラリー選手権の開幕戦「ツール・ド・九州2007 in 唐津」が行われました。

2007年の全日本ラリー選手権も、ここ唐津を皮切りに北海道から九州までの全国各地で全10戦が開催されます。

13日には唐津市街中心部にある唐津神社でセレモニアルスタート。
スタート前には神社ということで参加選手全員が顔を揃えて「交通安全祈願」が執り行われました。
その後、全選手で記念撮影。最前列中央には昨シーズン全日本ラリー5連覇を達成した奴田原文雄選手がいらっしゃいます。
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競技は唐津市郊外の山中にある林道SSと、サービスパークになった唐津競艇場駐車場内の特設コースSSで競われます。
競艇場の方は距離は短いもののギャラリーステージとされ、各選手は観客を魅了する走りを繰り広げました。

そして今回の戦いは全て舗装路面で競われる"ターマック・ラリー"。実は今季全10戦中、半数の5戦がターマックでの戦いです。

この緒戦を制したのは「スバルラリーチームジャパン・インプレッサ」の勝田範彦選手と北田稔選手のコンビ。
昨年惜しくもチャンピオンに届かなかった勝田選手、"ターマック・キング"の異名を持つだけに堂々の開幕ダッシュとなりました。
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今回のコースはとてもテクニカルなものでした。
私自身も金曜日に撮影箇所の下見に行って実際にSSとなる林道を走りましたが、右へ左へとステアリング操作が忙しい道であることを実感しました。

ということはクルマの特性的な面で言えば三菱ランサーエボリューションよりはスバルインプレッサの方が得意としそうなコースです。

その予想は的中、優勝の勝田選手に続いたのは北村和浩選手/山口顕子選手の「アーレスティDL・KYBインプレッサ」。
インプレッサのワン・ツー・フィニッシュとなりました。

そしてランサー勢の最上位が写真のマシン、石田正史選手と宮城孝仁選手の「DL テイン マルシェ ランサー」でした。
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昨年から4輪駆動部門と2輪駆動部門が統合された全日本ラリー選手権。
ここ佐賀県唐津市も全日本ラリー選手権開催は既に長い歴史を持っていますが、駆動方式分離時代は2輪駆動部門の一戦として開催されていました。
ゆえにランサーやインプレッサが全日本戦で唐津を走るようになったのは'06年から、ということになります。

2輪駆動車、JN3クラスを制したのは榊雅広選手と井出上達也選手の「J&SクスコKYB☆BSインテグラ」。
コースサイドで見ている限り、ランサーやインプレッサといったハイパワー4WD勢よりも、軽やかにテクニカルなワインディング路を駆け抜けて行った、という印象があります。
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唐津競艇場内のギャラリーSSには1500人もの観客が足を運んでくれました。
13日の夕方にやや激しい通り雨があったものの、それ以外は気持ちよい青空に恵まれた唐津市。
迫力ある走りが披露されたギャラリーステージの隣では、地元名物の"いか"をはじめとした物産展や、ディーラーによる新車展示、クラシックカー展示なども行われました。

ギャラリーステージで果敢な走りを見せるのはJN2クラスを制した高橋悟志選手と高橋浩子選手の「ミツバ WM DL ラック レビン」。
同姓の両選手ですが、偶然に同じ名字であるというだけで、親子でも夫婦でもないそうです。

ちなみに高橋浩子選手は海外ラリーの経験も豊富な"名・コドライバー"。
高橋選手をはじめ特にコ・ドライバーでは女性選手が多数活躍しているのもラリーという競技の大きな特徴であると言えるでしょう。
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ギャラリーステージで勢い良くスタートダッシュを決めたのはJN1クラスで優勝を飾った「el・DL・WAKO's・NASシティ」の西山敏選手と馬瀬耕平選手。

参加台数が減少傾向にあってやや寂しいJN1クラスですが、ラリーは比較的アマチュアレベルからでもはじめ易いモータースポーツのひとつです。

なにしろ競技車輛はナンバー付ですから、その気になれば日常的に使うことも可能。
大会への往復も自走出来ますので、参戦コストを抑えることはそれ程難しいことではありません。

さらにドライバーとコ・ドライバーの二人で競技に参加しますので、友達や彼女、奥さんと一緒にモータースポーツを楽しめるのはラリーならでは。

JN1クラスをはじめ、ぜひあなたもラリーに参加してみませんか!?
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ところで今回の大会は先にも記したように舗装路面で競われる"ターマック・ラリー"。

私自身ラリー会場での取材経験は少なく、中でもターマック・ラリーの現場を訪れたのは今回が初めて。
ゆえに「舗装路を走るラリーマシンが、より格好よく見える写真とは?」という難しい問題に直面してしまいました。

先入観として、どうしてもラリーは大自然の中を走り、土埃や砂利を巻き上げて豪快にコーナーリングする、というものがあります。
しかしターマック・ラリーではそんなシチュエーションはありません。

なんとも試行錯誤が続くのですが、ラリーはサーキットレースと違って同じところに短時間のうちに何度も競技車輛がやってきません。
よって、ターゲットとなる車が決まっていると、ごく僅かの撮影チャンスを活かさなければなりません。

難しいんですよ、これがホントに・・・。
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ラリーの世界にも"キャンギャル"がいました!

と言ってもチームのギャルではなく、主催者が用意したイベント全体を盛り上げるための"華"という存在です。

ギャラリーステージではスタート位置で各選手を出迎え、そして笑顔で送り出していました。

中にはスタート直前に笑顔のギャルから「がんばってくださ~い」と声を掛けられて鼻の下を伸ばしきっていたドライバー&コ・ドライバーさんも・・・。

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