寒冷地仕様ワイパーへの交換

皆さん、よくご存じ(?)の寒冷地仕様ワイパーに交換しました。今冬は既に仙台でも降雪。この先、とっても雪が多くなる予感です。そんな事から、やろう、やろうと思っていたワイパーのはねあげが出来る、寒冷地仕様への変更を実行しました。

先ずはいつもどおり、ディーラーで対象部品を調べてもらいました。部品は全部で４種類。左右のワイパーアーム、ワイパーリンク、そしてモーター。リンクが一番高額かと思ったら、モーターが２諭吉弱。このモーター、標準と寒冷地で共通と期待していましたが、残念ながら別部品。そこで某オク検索。

品番は85110-30580です。ダメ元で出品されているモーターの品番画像を調べてみると、１点見つけました。しかも、ワンコイン!

でも、URS206 マジェスタ用との記載が...

まあ、ワンコインだし...と落札して入手。

到着すると、なんとリンクもくっついてました。

そこで、再度ディーラーにお願い。マジェスタとクラウンで、リンクが共用かと....
結果、85150-30670で共通でした。
(嫌な顔せず、いつも調べて頂いている、仙台トヨペットさんに感謝です)

残るは肝心の左右のワイパーアーム。こちらは新品を発注しました。

本当は冬休みにやろうと思っていましたが、部品が揃ったので着工❗
先ずはカウルカバーを外して、オク落札品の動作確認。
コネクターを差し替えて、こんな状態で結線して確認しました。
(クラウン標準品はまだ、車体に付いております)
もちろん、正常作動。異音等もありませんでした。

クラウン用を取り外し、室内で記念撮影。
上がクラウンの標準品、下がマジェスタの寒冷地。
比べると、画像左側上部に強力なスプリングが付いているところが大きな違いです。

通常はフロントガラス下端で停止するアーム、このスプリングがある事で、積雪時は手で引っ張りあげて、停止位置の変更とアームのはねあげが可能になります。

クラウン用のリンクの一部が変色しているのは、運転席側のカウル部から直接雨、風を受ける部分です。
マジェスタ用も入手時は同様に変色していましたので、ピカールで磨きあげています。

モーターとリンクはこんなに長いボルトで車体に取り付いています。また、モーター下部にブッシュが付いていて、このブッシュを介して、結構なテンションをかけながら車体に取り付けます。

こちらはワイパーアーム本体。上が運転席席用、下が助手席用で、ともにはね上がっているのが寒冷地仕様です。

たかがはねあげ機能付きかと思ったら、結構アームの形状が違うものでした。

改めて、完成画像を。はねあげた際に、アームがボンネット側と接触しない様な位置、ギリギリにするのに調整を要しました。ただ、ワイパー停止位置をあまり下にすると、フロントガラス下端は強度的に弱いので、程々の位置がいいとは、ディーラーさんのアドバイスです。

以上、温暖な地域の皆さんには、あまり参考にならない、そして、多分、誰も気がつかない、いつもの地味な整備でありました。