ARDIMENTO / セルフトレーディング ハスラー30mmロングリアショックアブソーバー  

【再レビュー】(2017/06/19)

取付けから早3カ月が経ちました。
納車時から11,500km（モンローで8,800kmほど）走ったあたりで組換え、現在17,300kmなので5,800km程の走行。挙動が安定したのはやはり2,000km越えた辺りから。初期の固さ故の微震動は縦側も横側も無くなりました。4,000km位になると動きはだいぶこなれてきます。それ以降は軽の軽さから来るバタツキを考慮してもかなりしっとりとした腰のある乗り味で推移していますね。コーナーの踏ん張り感・滑らか感のバランスもいいです。モンローは伸長復帰がスプリング依存になるせいか、5,000km越えると尻が長く残る（沈んだ）ような印象があったのですが、アルディメントはそれがほぼありません。
純正より長い分、1Gでは余計に縮んでるので微妙に圧は高いはずですが、初期動作でガツガツ来るような事はありません。いい感じのテンションが掛かっている感じです。縮み側の底突きも伸び切った時のピストンの逆底突きもまだ経験がありません。+30mmロングのショックなので理屈上、伸び側では純正長で掛かっているプリロードが抜ける場面もあるのかも知れませんが、少なくともスプリングが浮いて遊んでいるような感覚はありませんし、動かない領域を感じる事もありません。
また、登りヘアピンコーナーなどで駆動輪が浮き気味になるような場面では、純正やモンローよりも踏ん張り感があるせいか、若干浮きが抑制されてトラクションが逃げにくい感はあります。（思い込みかも知れませんが・・。）車体姿勢の違いはしっかり分かります。
ただ、おかげでだんだんとフロントダンパーへの不満も感じるようになってきました。その後開発の進捗状況はいかがでしょうかね？セルフさん。

ひとまず今がいちばんいい状態を維持しているかと思います。これが5万キロくらいまで抜けずに現状維持でいてくれれば嬉しいのですがね。

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