2016年9月18日(日)DTCC第2戦が開催されました。当日は曇りの予想でしたが、朝から雨・・・折角本州方面からお二方こられてますので、ドライで走りたかったですね・・・まずは前日壊したタコアシを、朝一でチューナー様に交換していただきました。ありがとうございます。同時並行でオイル交換、タイヤを決勝用に交換後、フリー走行開始。ウェットもいいところで、各所に川が出来ており、危険な状態でした。アウトラップを終えて、1周目、2周目は2分台の安全運転、3週目、4週目と何とか2分台を切るところまできましたが、悪夢の5週目・・・1コーナーを順調に立ち上がり、2コーナーも普通に四速から三速に入れて右に切ると、ものすごいダジャーとともに何をしても曲がらず、真っすぐコースアウト・・・雨の草むらは止まることを知らず、何をしても止まらず、真っすぐ進む車に、なすすべも無く迫るタイヤバリアに衝突、オイルクーラーやラジエターなども逝ってしまい、決勝欠場も覚悟をしていましたが・・・・草むらの先には、十勝の泥沼があり、そこに車全体がハマり、なんとかタイヤバリア激突は避けられました・・・見事に脱出不能となりましたが、赤旗までにはならず、通常では真っすぐ行くコーナーでも無いため順調に皆さまフリー走行を続けられておりました。フリー走行終了後、十勝の重機様に引っ張り出していただき、ドロドロとなった車はエスケープロードを走り、無事ピットへたどり着きました。取り急ぎ車には異常が無いようで、ホッと一息。ピットに戻るとあまりのドロドロの状態でピットには入らず、ガソリンスタンドで速攻洗車。フリー走行を総括しますと、交換したミッション、タコアシは何の問題も無く、レスポンスもよく、何の問題も無く予選、決勝へと進める状態になりました。交換作業を行っていただきました皆様、本当にありがとうございました。但しいまだにコースアウトの理由ははっきりせず、3速にちゃんとシフトダウンできていなかったのか、ヒールトゥの際にシフトロックしたのか、単にどアンダーだったのか・・・一瞬の出来事であり、よくわかりません。次は、DTCCセレモニー!PHOTO:DTCCオフィシャルカメラマン 老師様DTCC大会委員長の、還暦のお祝い走行です。これまで、モータースポーツに多大なるご尽力をされたということで、DTCC選手会有志の方々の企画により2周のセレモニーレースが開催されました!私は、チューナー様に37号車をドライブ頂くこととして、終始動画撮影に徹しておりました。全然ブレブレでちゃんと取れてませんでしたが・・・途中1台電気系統のトラブルで走行されなかったのは非常に残念でしたが、他にトラブルも無く、大会委員長様がポールトゥウィン!シャンパンファイトで無事、締めくくり!感慨深いDTCCセレモニーでした。。。次に、予選!私の37号車も気合を入れて早々にスタートし、アウトラップを無事終了、全開走行を開始するも、4コーナーの立ち上がりで、3速5000回転以上で吹け上がらないトラブル発生...またタコアシ割れたか...でもニュートラルできれいに吹けるし、まずはピットに戻りチューナー様に見ていただくも、原因は特定できず、メーターを確認してもガソリン無しのビンポー黄色ランプの点灯しないし、燃料計も真ん中指しているし、ガス欠でもないはず。再度ピットアウトし、アウトラップ終了後全開走行すると、さらに吹けない...結局ピットインし、予選はノータイムとなってしまいました。チューナー様に車を調べていただくも、原因の特定には至らず...というよりも、エンジンにはどこの不具合も無く、廃棄漏れも無し。燃料がちゃんと来ているのか・・・プラグを外してセルを回したりなどで確認すると、なんかガソリンの量が・・・そういえば金曜日サーキットで満タンにしてから、フリー走行2回で約20周、土曜フリー走行1回5周、日曜フリー走行5周、セレモニーで2周しているとなると、32周か・・・そのほかにも、十勝から帯広まで往復しているし・・・ということで、現地では「ガス欠」と判断し、30リッター給油。給油後チェックし問題なしという判断で、ブリーフィングで予選ノータイム2台の出走が認められ、私は最後尾スタートが決定...フリー走行で1分57秒台が出ていたため、そのまま予選だとシングルグリッドも狙えたのに、自分のミスでのガス欠。チューナー様、ミッションを組み上げていただいた皆様、結果が出せず、申し訳ありません。次に、決勝!最後尾スタートの私は、ピットアウト後ダミーグリッドに付きましたが、なかなかフォーメーションラップに入らず。そうこうしているうちに、緊急ブリーフィングの呼び出しが....最後尾23番スタートの私は、コントロールタワーまで距離があり、走って参加。最終コーナー付近に結構な量のオイルがあり、除去作業に時間がかかることと、全車両オイル漏れチェックの話があり、その説明を受けたうえで再度車に戻り、フォーメーションラップを待ちます。この時点ですでに30分くらいは立っていたのではないでしょうか。オイル処理も終わり、フォーメーションラップにて各所にオイル旗が出されていることを確認後、全車グリッドに付き、私が最後尾のため、最後にグリッドについてから、グリーンフラッグ→レッドシグナル→ブラッグアウトでスタートです!全車トラブルも無く一斉にスタート。私は右側の22番手グリッドの銀色ハチロク様についていく作戦結構!1コーナーまで数台パスしたかったですが、パスできたのは1台だけ、ウォータースクリーンで右側のコース端が見えず、前の車両をさらに右側からパスするのはやめて、そのまま1コーナーへ。1コーナーでは特にイン側の渋滞が凄く、ここでは1台だけのパスなのと、1台グリッドに付けなかった車両があったようで、21番手・・・但し私の車は雨でも曲がり、パワーもDT1、DT2車両と比べますと約30馬力ほど少ないこともあり、グリップは上々。先方を走る上位車両はグリップに苦しんでいるようで、Mコン車両は全開走行が難しい状況のようでした。ちなみに私もMコンです。1コーナーを立ち上がると、こちらを向いている車両が1台。。。若干にやりとしながら、2コーナーへ(笑)ここで20位。1周目最終コーナーまでにもう1台N+車両をパスさせていただき、1周目で19位まで上昇。と思っていると、最終コーナーの立ち上がりで猛然と抜いていく白い車が・・・先ほど1コーナーでこちらを向いていた車両様でした(笑)これだけ圧倒的な車速でしたので、グングンパスされていき、最後尾からかなり上位まで行かれてました...ここでも私は心折れることなく、自分なりにプッシュを続け、前の赤い軍団車両様2台、同クラスの車両様1台とN+車両様1台をパスさせていただき....このあたりでたぶん13位まで上がっていたんだと思います。ただし走行中は、何台抜いたのかカウントできておらず、とにかく雨の走行でスピンをしないよう、慎重な走行に徹しておりました。その後1コーナーのシフトミスでスピン、さらに同一周の5コーナーでラップされる際に内側縁石に乗ってしまいスピンを重ねてしまい、今までパスした車両ほとんどにパスされてしまいました。その後も心を折らず前に向けてプッシュを続け、確か4台をパスさせていただき、無事チェッカーを受けました。気が付けば先頭車両から2ラップされている残念な結果。チェッカーの際は2ラップされた先頭車両とほぼ近い状態で通過したため、私がチェッカーを受けたのかちょっと怪しい雰囲気ではありましたが、トップ車両が先に通過したため、私もチェッカーを受けたと判断し、ピットに戻りました。1コーナーで当初先頭争いをしていた2台のドライバー様が最後にコース脇で手を振られていたのが印象的でした。トラブルが無く、スピン2回するも、何とか最後まで生き残り、クラス2位表彰台にたどり着くことが出来ました。クラス1位は、GTO様でした!タイヤの違いもありましたが、GTO様の走りには感銘を受けました・・・今回はフリー走行から予選まで、私の運転技術の無さや燃料管理が出来ていないことで、多くの皆様に多大なるご迷惑とお手間を掛けたことを深くお詫びいたします。結果としては、クラス2位という結果になったことは、とても満足しております。ありがとうございました。最後に、大会委員長、還暦おめでとうございます!さらに益々のご健勝を!本州方面からも遠征頂き、有意義な時間をありがとうございました!今回は雨のドライブですが、個人としてはとても良い経験を積まさせていただきました。次回第三戦に向け、準備を続けたいと思います。次回最終戦は、10月23日(日)!NHGTと同時開催です。シリーズチャンピオンは、誰の手に...