純正CCCモニターを10.25インチAndroidモニターに交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
純正CCCモニターを10.25インチのAndroidモニターに交換します。
ブツはAliexpressにて入手。DHLにて爆速で到着しましたが、そこからが長かった、、、。
取説無し(涙)、サポートサイト無し(涙)、FAQも無し(涙)
とは言っても、基本的には純正ヘッドユニットの配線に割り込ませるだけのはず!
と、整備手帳にUPすべく写真を適当に撮りながらトライ&エラー、トライ&エラーと飛び飛びに週末を使い、途中、伊豆旅行に行き、またトライ&ハマりと、結果、写真多過ぎて、きちんと順序だててUP出来ません。
注意すべきところだけUPしますね(^^;;
2
やっつける要は、結局、コイツ=ケーブルです。
必要な工具は内装はずし、T20トルクスドライバー、プラスドライバー、ラジペン、ダッシュボード整形用のドリルとかです。
作業の手順は、おおまかに、
1.フロント化粧パネルを外す
2.エアコン吹き出し口外す
3.オーディオまわり外す
4.シフトポジションずらしてヘッドユニット引き出す
5.ヘッドユニットのメインコネクタとLVDS(モニター)コネクタを外す
6.CCCモニターを外す
7.アンドロイドモニターの微妙なでっぱり分ダッシュボード削る
8.ケーブルを割り込ませてつなぐ
(ケーブルが上手く収まらないので)
9.グローブボックス外す
10.助手席側奥パネルの方外す
11.助手席側エアコン吹き出し口、端のパネルの方外す
12.助手席側正面パネル外す
13.ヘッドユニット裏側のケーブルを引っ張って、なんとかヘッドユニットをはめる
14.助手席を復旧させる
15.その他、全部もとに戻す
と、結構な手順が必要でした(涙)
ただし、ほとんどの方は諸先輩方の記録を参考に5までは順調に進むはずです。
3
6.CCCモニターを外します
モニターは、エアコン吹き出し口の奥(写真下)、モニター裏側(写真上)の4ヶ所のT20でとめられています。
LVDSケーブルは結束されていますので、結束バンドを切断してケーブルをははずします。
もう一つコネクタを外すとCCCモニターは外れます。
Androidモニター用のケーブルをヘッドユニットのケーブルに割り込ませ、LVDSケーブルも接続します。MOSTケーブルは、純正コネクタから、Androidモニター側コネクタに移植します。
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この二本が光ファイバーで、MOSTというAVデータ系のネットワークになっています。E82 CCCではリアに純正ナビユニットがあり、AVデータはMOSTネットワークでヘッドユニットまで届きます。
MOSTの二本だけを純正コネクタから取り出せるようになっているのですが、力ずくでやるとコネクタのラッチが壊れるので構造をよく見て、小さいドライバーとかを使って外してください。(自分は純正コネクタの方を壊してしまい、引っかかりがなくなってしまいました)
純正ナビが要らない人はMOSTケーブルを移植しなくても良いようにも思いますが、MOSTはトポロジーがリングなので循環させないと何か不具合が出るかもしれません。純正のハンズフリー通話とかもMOSTにぶら下がってるかと思います。
5
ここまで出来ると動作確認が出来ます。
iDriveが死んでいるとiDriveコントローラーはスカスカになります。早回しのように使いにくくなるのは工場出荷設定(パスワードは1314とか)でiDriveタイプを変更すれば治ります。
音がちゃんと出るかも確認してください。純正ユニット(CD, FM等)、純正ユニットの音源ソースがAUXの時にAndroid側の音がスピーカーから出力されます。サンプル音源等で確認を。
動作確認が出来たら、元の姿に戻します。
先ずは、ダッシュボード。
10.25インチはCCCモニターよりも微妙に大きいようで、一部を削って穴を広げる必要があります。
自分は、写真のような感じでドリルビットホールカッターと電動ドリルで穴を開けて整形しました。
ダッシュボードを削るのは少し勇気が必要ですが、元のモニターの外枠内なので純正に戻しても隠れてしまう部分です。
ダッシュボードを整形すれば、Androidモニターはきっちり収まります(^^)
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次は、ヘッドユニットを元の位置に戻したいのですが、自分はどうやってもケーブルが収まらず、苦難の道を歩むことになりました。
なんとか押し込んだという記事もあるのでコツなのかもしれませんが、あれこれ、あれこれ、あれこれやっているうちに、いつの間にかケーブルとか、コネクタに問題が、、、(後述)。
最終的には、ヘッドユニットが収まりきれない状況を目視確認するべく助手席側内装をゴッソリ外しました。
手順9〜12
写真は12.助手席側正面パネルを外すところです。○印はT20トルクスでわかりやすいのですが、
矢印のあたり、頭を奥まで突っ込まないと見えないところにT20トルクスが多分2ヶ所ありました。自分は中央よりの取り付け部分を壊してしまいました。(ここだけなら実害はあまりないです)
ネジを全部外しても、このパネルを外すのは少し力が必要です。パネル上側を下向きに動かして外して下さい。
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写真の○印。
助手席側内装パネルが外れるとヘッドユニット裏までアクセス出来ます。
純正ヘッドユニットケーブルをヘッドユニットの下側に潜り込ませるように潜り込ませ(写真の矢印)、LVDSケーブルのノイズフィルタ?も干渉しないようにヘッドユニット裏から取り出して迂回させてモニターにつなぎ直しました。
これで全てが収まります(^^;;
8
最後に、ヘッドユニットが収まらない時に、あれこれ、あれこれしていて損傷させたコネクタ類の写真を載せます。
写真左はUSBケーブルのコネクタで、脆弱だったこともあり、あれこれ中に断線していました。半田付けで修復(^^;;
写真右はAndroidモニターのメインコネクタで、何度も抜き差ししているうちにピンを1本曲げてしまったようです。全部設置した後にうまく動作せず、この問題を見つけるのに時間がめっちゃかかりました。折れないかとビクビクしながら、まっすぐに直しました(^^;;
難易度が高い作業では無かったですが、小トラブルがたくさんあり、結構な時間を使ってしまいました。でも、純正iDrive及びAV、ナビ、ステアリングスイッチ等も活かしながら、画面がめっちゃデカくて綺麗になり、ナビのアップデートも必要無く、様々なAndroidユーティリティも活用出来るのでVery Goodです(^^)
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